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アメリカの画像の著作権について
- アメリカの画像の著作権に関する疑問を解説します。
- アメリカでは著作権違法となる画像の使用も一定の条件下では合法とされています。
- 参加したいアメリカサイトでの画像使用が違法かどうかを判断するためには注意が必要です。
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質問者が選んだベストアンサー
まず、整理しましょう。 写真の場合は、それを撮ったカメラマンが持つのが著作権です。 つまりファンが自分で撮った写真の著作権は、ファンにあるということになります。 次に、被写体の人間には肖像権(プライバシーの観点と経済効果の観点)というものがあります。実はこれらは日本では法整備されておらず確定的な権利ではありません。 そして、プライバシーという点の肖像権ならば、私生活を盗撮されたのならともかく、公共の場で撮影したのであれば、俳優の場合あまりプライバシーを主張しても認められない傾向があります。 しかし、俳優などは自分たちの姿に商品価値がありますから、パブリシティ(経済利益)を俳優が自ら管理するという点で、権利を有すると日本の裁判の判例でも認められています。 そして個人の権利についてうるさいアメリカでは、もちろんこれらについても決められています。しかし、ネットの世界は広く、それらのファンサイト一つ一つに対応している時間も手間もない……という所でしょうか。 また、俳優の写真を無許可販売しているサイトならともかくも、ファンサイトを一つ一つ調べ上げ訴える……などしていたら、逆に俳優たちがその行動を大人気ないと嗤われる可能性もあると言えましょう。(だからといって、画像の無許可掲載を薦めているわけではもちろんありません。) ↓【著作権のひろば】肖像権の話はここを参考にしました。 http://cozylaw.com/copy.html ↓【海外ファンサイト事情】 アニメ作品などの二次創作物の話が中心ですが、海外での無断画像転載についての考え方などは参考になると思います。 http://www.yuzuriha.sakura.ne.jp/~akikan/kaigai/index.html
お礼
迅速且つ、ご丁寧な回答ありがとうございました! とてもよく分かりました。 なかなか難しい問題ですよねぇ。。 URLも載せていただきありがとうございましたv 参考にさせて頂きました!