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PCRの伸長反応について

PCRの伸長反応は,用いるDNAポリメラーゼによって僅かに異なりますが,大体70度前後だと理解しています. ところが,sequence reactionのサイクルでは伸長反応は60度と習いました. これは普通のPCRで用いるポリメラーゼとsequence reactionで用いるポリメラーゼが全然違うものだからなんでしょうか?

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回答No.1

アプライドバイオシステムのシークエンス反応のことだと思いますが、酵素はTaqです。 どうして60度で反応させるのか、、、、、 それは、いろいろためして最適化した条件がそうだからです。 PCRは、伸びればいい、増えればいいですから、酵素の至適温度でやるのがいいわけです。 シークエンス反応は、そういうことを目指しているのではなく、たとえば、ラベル化されたヌクレオチドをバランスよく取り込むとか、鎖長がちがうDNA分子が、偏りなく生成されるとかのほうが大事です。当然、至適化のポイントも違う訳で。 ちなみに、耐熱性ポリメラーゼといっても、室温付近からかなりの活性があります。低温条件でおこる非特異的な反応を防ぐために、ホットスタート法などがあるのもそのためです。

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