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帰化の動機について
17年前に留学生として来日し、大学卒業後日本の企業に働いています。昨年日本の永住資格を取得しました。これから日本の国籍に帰化しようと考えています。ネットで調べましたが、申請するときに帰化動機書を書かなければなりません。そこで、日本に住んで17年になり生活の基盤が日本におかれているので、日本の国籍に帰化したいというような内容は帰化の動機になるのでしょうか。上記のほかに帰化の動機についてアドバイスをいただければありがたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
質問文を読む限りまず問題なく帰化が認められると考えます。昨年の永住権取得で許可の該当性審査は済んでいるので、その後特に申請内容に変化がなければ不許可になる恐れはないでしょう。ある意味永住権取得より帰化のほうが許可されやすいのです。ですから永住権は不許可になったが帰化は認められたという人すらいます。 帰化の動機書ですが、何も歯の浮くような美辞麗句は必要ありません。むしろ思ったことをありのままにかいてください。質問者さんの場合はそれで十分のはずです。むしろインタビューでの法務局職員とのやりとりの方が重要です。まあ間違いなく日本語は堪能でしょうから、直接職員に向かって動機を伝えるのが良いと思います。(語学力のチェックと同時に動機の信憑性、さらには申請内容の真正性をチェックされます) しいて動機書を書く上での具体的アドバイスをするとすれば、「政治的なことはあまり書かないほうがいい」というくらいでしょうか。母国の政治体制に不満を持ち、いかに日本の民主主義が優れているかなどを書く人がたまにいます。もちろんそれはそれで動機としては間違いではないのでしょうが、そういうことよりもむしろ 「日本に暮らして17年になり、すっかり日本での暮らしにもなれました。母国での暮らしを懐かしく思うこともたまにありますが、どちらかというと遠い国のことのように感じています。 日本で生まれ育った子供たちは日本語しか話せません。もちろん家族内の会話は全て日本語です。そこで子供たちの将来の事などを真剣に考えた結果、今回家族での帰化を認めていただきたく申請した次第です。 今では生活の基盤は全て日本にあります。どうか我々家族の望みをかなえて下さいますようお願いいたします」 という内容の方が好印象を与えるのではないかと思います。ただしくれぐれも作為的に成り過ぎないように注意してください。度がすぎるとうそ臭くみられてしまいます。 なお日本語に自信が御有りでしょうから、直筆で書くのも良いかもしれません。語学力のアピールにもなりますし、何よりワープロの無機質な文字より印象がよいですから(直筆なら行政書士が代理製作した者ではないとのアピールにもなります。もちろん行政書士に製作依頼したって一向に構わないのですが、動機書に関しては印象が大事なので、自分で書いたというのは重要なのです)
お礼
goriate様 こんにちは。 丁寧に回答していただきまして本当にありがとうございました。