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球体の加工技術の進化について
「球体」は幾何学的には最も単純な形状のひとつですが、人工的に何かを加工して真球度の高い「球体」を作るためには高度な技術が要求されます。 「真球度の高い球体を作る」という点に着目したとき、人類は、いつ頃の時代に、どのような分野で、どのような加工手段を用いて、どの程度の真球度の「球体」を加工する技術を持っていたのかを教えて下さい。 例えば、「21世紀初頭の現在、ベアリングに組み込むためのスチールやセラミックのボールの分野で、××を△△する加工方法で、直径数ミリメートルのボールを0.08マイクロメートルの真球度で加工する技術を持っている」というようなことです。 (ボールベアリングの球については、どうやって作っているか調べたのですがわかりませんでした。ビリヤードの球なども真球度が高そうなのでどうやって作っているのか知りたいです)
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過去はとにかく削り磨くという工程に頼っていましたが、のちに鋳造による方法も考案されているようです(たこ焼き方式、ただし組織の偏りは残る)。 さらにたしか産業革命あたりから、ある程度冷間鍛造によって加工した球体を沢山一緒にバレルに入れて回して、互いに均等に磨耗させるという方法を編み出していました。 20世紀に入ってから上下2枚の平滑な板の間で玉を転がす転造方式が開発されるとともに、無重力空間(正しくは引力と遠心力の釣り合った空間)での鋳造によって真球度の高い玉を作る方法の研究がはじまっています。
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- se-ichi06
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小学館からメタルカラーの時代2(山根 一眞 著 )と言う本が出ています。 週刊ポストの連載を1冊の本にまとめた物です。 ここにベアリングの話(製造秘話)が載っています。 ポイントは、おだんごを作るようにコロコロ転がすことです。
僕は時々ここを参考にさせてもらっています。 精密工学会 http://www.jspe.or.jp/ 技術の森 http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?event=TE0001