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X線の回数と病気の発生の関係について
2才になる子供がいますが、今までに頭部CTを1回、頭部7枚、膝下1枚、胸部3枚のレントゲンを撮っています。医師やレントゲン技師のかたにはX線撮影による影響は交通事故で死亡するより確率が低く、1000人に1人に影響がでるかどうかぐらいで、X線による影響はあまり気にしなくても良いといわれました。 私もX線を受けたからといって病気になるとは考えていませんが、X線をうけたから病気になったとどうして解るのか疑問に感じました。 X線によって白血病や癌になったと誰が判断するのでしょうか? どうぞよろしくお願いします。
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実際に放射線(X線など)によって白血病や癌になったと診断することは非常に難しいです。 さらに、医療行為の放射線による影響で癌や白血病が発症したとすることは難しくなります。 それはなぜかと言いますと、まず第一に放射線が人体に与える影響のうち、 白血病や癌は確率的に発症するものだからです。 極端の例をあげるとすれば、胸の写真1枚を撮っただけでも癌になるかもしれませんし、 10000枚撮ったとしてもならないかもしれないということです。 第二に人間は医療行為以外に自然界から放射線を沢山あびています。 それは宇宙から降り注ぐものであったり、大地から出ているものであったり、 食べ物に含まれているものであったりします。 それらの放射線の一年間の総量は、レントゲン写真を一枚撮る量よりも、 何十倍・何百倍もの量となっています。 したがって、レントゲンやCTといった医療による被曝が原因だと断定することは、 こういった意味でも不可能です。 また、癌や白血病になるには様々な因子による影響が考えられますので、 これが癌を発症させた原因だと断定することは不可能です。 たとえば、間接的にたばこの煙を吸ったとか、刺激のあるものを食べたり飲んだりしたとか、 そういった事による影響も考えられます。 ここでまた放射線の話に戻りますが、放射線が人体に与える影響で、 『一度にこれだけの放射線を被曝すると、必ず決まった症状が現れる』 とされる放射線量があります。 もちろん、通常の医療行為(レントゲンやCTなど)では、 症状が現れるとされる量よりもはるかに少ない量であるので、心配はいりません。
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- o24hi
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こんばんは。 医療機器で使用する放射線量は微々たるものなので、心配する必要はありません。 [ レントゲン撮影における被爆量 ] 胸部などの単純撮影 0.1mSv(ミリシーベルト…下記※) 胃透視 15mSv CT検査 20mSv 人体が白血病やガンになると言われている放射線量は、一度に1000mSvを越える量と言われています。 これは前述の胸部単純撮影の被爆量の1万倍に相当します。一生のうち、これだけも撮る人はまずいないですよね。 ※)Sv(シーベルト):人体に対する放射線の影響を知るための単位のひとつ。 http://www.mahoroba.ne.jp/~nishito/ippan/hibaku.htm