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触れるだけタッチライトのしくみ
タッチライトで、金属部分に指で触れるだけでライトがついたり消えたりするものがありますよね? その仕組みについて教えてください。 いろいろ考えてみたけど、どうも原理がよくわかりません。やっぱ電気的なことだと思うんですけど^^; 詳しい説明を待ってます。
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提示されている参考URLは素人向きではないですね。 タッチセンサーには2つの方式があります。 1.人体に発生しているノイズ(雑音)を利用する 2.人体と大地の間の静電容量(コンデンサ)を利用する 先の参考URLは1の方式ですね。 まずこれを分りやすく説明しましょう。 人体には建物の中を走っている電源線からの影響で 50Hz又は60Hzの弱い電圧が誘起(発生)しています。 タッチ電極に触るとこの人体の電圧が回路にかかります。 これは交流ですから山と谷があります。山だけを取り出して(整流) さらに幅の狭いパルスにします。 次に単安定マルチバイブレータ(ワンショットマルチバイブレータ)という回路に入れます。 この回路は自動ドアのようなもので、人が来ていったん開くと一定時間開き続けて、 また自動的に閉まるのと同じ動作をします。 実際には次々に人がきた場合開き続ける必要が有りますから「再トリガー可能型」と 言うのを使います。 次に、ドアの開いた回数を数える必要が有ります。 T型フリップフロップと言うのを使います。これは2進数の1桁を数えます。 0→1→0→1→0・・・・と言う風に変化します。 0が消灯、1が点灯と考えればいいですね。 もう1つの静電容量方式は同調回路に並列にコンデンサが入ることにより、 同調周波数がずれる事を利用します。 後の回路は先ほどのものとほとんど同じです。