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特にNICU勤務の方へ〔アンビューバックによる加圧時の酸素濃度〕

NICUに勤務してまだ浅いものです。 気管内挿管児の気管内吸引前後にアンビューバックで児に酸素を与えますよね?そのときにアンビューバックに流す酸素量、酸素濃度の基準はどうされてますか?たとえば30パーセント酸素使用時だと3リットルくらい(?)とか。 文献で調べてもはっきりとした基準が見当たらなくて… もし、ご存知の方おられたらお願いします!!

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回答No.1

こんにちは。 どなたも回答されていないようなので簡単に。。 基本的に、吸引前後のアンビューの目的は血液を十分に酸素化することにありますよね。 ですからその目的で考えれば100%(通常一般病棟で使われる酸素はこれにあたります)で数回換気するというのがもっとも有効だということはお分かりいただけると思います。 質問者のかたのおっしゃっている、ICUとかNICUにある酸素濃度を調節できる装置は、基本的に挿管患者が呼吸器からウイニングしたあと吹流しにするときに使うためのものです。 ここでは詳しくは述べませんが、酸素濃度と流量、それと患者さんの分時換気量から、理論上のFiO2を計算し、これと患者さんのSATを目安にしながら抜管へむけて条件を下げてゆくわけです。 したがって繰り返しになりますが、吸引前後の酸素化が目的であるならば100%でいいわけですし、逆に患者さんのSATが低下しなければ50%でも30%でもよいということになります。 それは、あくまで患者さんの呼吸状態次第です。 したがって、基準というものはありません。 ですから、心配ならSATモニターをつけっ放しにして数値をモニターしながら吸引されればよろしいと思います。 こんなんで回答になりましたでしょうか? 余談ですが、その装置の設定条件から理論上のFiO2をどのように計算するか、興味があればこの本が役に立つと思います。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4830614153/qid=1112765136/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/249-7131329-3259531
nicckchan
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございました。 今年プリセプターをするのです。自分があいまいなままでは人に教えることはできません。とても助かりました。