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授産施設とは?
授産施設(出来れば身障)の 社会的役割,設立の条件等 漠然とはしていますが, 何でも教えてください まもなく学生生活が終わろうと している我が子・・その先が 見えて来ません 私の勉強不足です しっかり勉強をして 良い方向に進みたいです 宜しくお願い致します
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「授産施設設立に関する書籍を…」とのことですね。 正直申し上げて、まず最初に、社会福祉事業に関する全体的な知識や法令を学習することが先決だと思われます。 そこで、そちらから紹介させていただきたいと思います。 (注:定価はすべて税別。ISBNで始まる番号は、書店注文用の書籍コード。) 【社会福祉事業を知る】 ・社会福祉六法 新日本法規 ¥5,200 ・障害保健福祉六法 中央法規 ¥5,600 ・知的障害福祉六法 中央法規 ¥5,600 上記の六法は必須です。 少なくとも、いずれか1冊は手に入れるようにしていただきたいと思います。 次に、支援費制度のしくみをよく知っておく必要があります。 これも必須だと思って下さい。支援費制度を十分に理解・消化しなければ、とても設立準備等は進められません。 以下のような書籍があります。 【支援費制度を知る】 ・支援費制度法令通知集 中央法規 ¥3,800 ISBN4-8058-4543-0 ・改訂 支援費制度Q&A 中央法規 ¥4,000 ISBN4-8058-4516-3 続いて、ようやく設立のための具体的なことを学んでゆくこととなります。 このとき、施設の設置よりも何よりも、まず社会福祉法人を設立しないことには何も始まりません。 社会福祉法人の設立にあたっては非常に高いハードルが待ち構えていますが、以下のような書籍を参考にしてみて下さい。 また、会計制度についても熟知しておく必要があります。 【法人の設立、授産施設の設置、会計制度】 ・小規模授産施設と社会福祉法人設立マニュアル 中央法規 ¥3,200 ISBN4-8058-2095-0 ・小規模社会福祉法人・通所授産施設 開設のための総合ガイド (解説、Q&A、申請書記入例、関係法令通知) 中央法規 ¥3,000 ISBN4-8058-4408-6 ・みんなの共同作業所 ぶどう社 ¥1,700 ISBN4-89240-136-6 ・社会福祉法人の人事と組織 Q&A 福祉新聞社・筒井書房 ¥2,000 ISBN4-88720-351-9 ・社会福祉法人会計規則集 (社会福祉法人会計基準、授産施設会計基準) 厚有出版 ¥2,000 ISBN4-906618-33-2 わが子のことを思うあまりの「作業所・授産施設を作りたい!」というお気持ちは、十分理解できるものです。 しかし、率直に申し上げて、到底1人の力でできるはずはなく、何よりもまず、周りに理解者・協力者をたくさん作ることが大事です。 親御さん仲間はもちろんのこと、行政関係者、あるいは元・施設職員、ボランティアの方、民生委員の方…など。 そして、特に、会計や法律実務に強い方と懇意になることが最も重要です(設立の速さを大きく左右します)。 そのほか、設立にあたっては、近隣住民の同意が必要で、これが最も大きな壁になります。いかに偏見や誤解を解いてゆくか、忍耐力が問われることになります(「迷惑施設に来てほしくない!」という反対運動があとをたちません。これが実態です。)。 わが子のゆける場所を作りたければ、最も極端な形で言えば、どこかアパートの一室を借りて、そこを作業所にしてしまえば済みます。 事実、共同作業所と言われる無認可施設は、そのような形態からスタートし、いまでも法による認可を受けずにそのままの形態で続くものが少なくありません。 私論ですが、これでは、運営(財政)がきわめて不安定にならざるを得ません。授産工賃の支給どころか、職員の給与さえ支給がままならず、手弁当かつ持ち出しで運営している所も少なくありません。 長期的な目で見てゆくと、これでは、そこに通う子どもたちにとって不幸をもたらします。 しかし、そのことに気づけないまま、「とにかくわが子のゆく場所を!」と、無認可作業所づくりに急ぐ親御さんも多いのが実情です。先ほども申し上げたように、気持ちとしては十分わかりますが、これは、残念ながら「誤り」だと思います。 長くなってしまいましたが、たとえ漠然とはしていても、設立云々というご質問をされる以上は、これを機に、たとえ概要だけでも学んでいただければ、と思います。 少しでもお役に立ちますように。そう願っております。
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- kurikuri_maroon
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#1の方が簡潔かつたいへんわかりやすく記されていますので、まずはそちらを参考にしていただき、さらに過去ログ(参考URL)も参考にして下さい。 身体障害者授産施設は支援費制度(もちろん、ご存知ですよね?)上の施設になりますので、まず最初に、支援費支給の対象になるか否かを判断してもらう必要があります。 したがって、お住まいの市町村の障害福祉担当課にご相談下さい。 なお、身体障害者授産施設そのものの数が少ないので、場合によっては、小規模作業所(共同作業所。法で定められた以外の認可外施設で支援費の対象外。)や地域デイケア施設(一種の作業所。認可外施設で、支援費の対象外。)の利用をすすめられることが多いです。 一方、福祉工場については一般の企業と大きな差がなく、新卒者の利用はきわめてむずかしい、とお考え下さい。一般就労後に障害を負ってしまった社会人の方が利用する、というのが一般的なパターンです。 障害者自立支援法(案)が国会に提出され、法案の審議が始まりますが、成立すると、施設の枠組みも大きく変わります。 こちらのほうも注視していただけるようにお願いします。 (たいへん申し上げにくいことではありますが、親御さんの勉強不足が子どもの将来を大きく左右してしまいますので。)
お礼
参考URLも教えていただきありがとうございます 授産施設設立に関する本等も お分かりでしたら,教えて下さい 宜しくお願い致します
- hiromixx
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こんにちは。 とりあえず、役割、目的を…。 身体障害者授産施設は、 雇用されることの困難な方などが入所し、 就業に必要な訓練を行い、かつ職業を与え自活させる施設とされています。 収益の一部が工賃として、作業員である入所者に支払われます。 身体障害者授産施設のほかにも、重度身体障害者授産施設、身体障害者通所授産施設(入所せず通うものです)、身体障害者福祉工場という作業施設もあります。 福祉工場は、授産施設と少し違い、経営者との雇用契約に基づいて就労します。 作業能力と労働意欲があるけれども、なかなか就労に結びつかない方が対象となります。 いずれも、直接施設に申し込みが必要です。 市役所の福祉課などに相談してみられてはいかがでしょうか。
お礼
とても分かりやすく回答くださり 大変ありがとうございました 我が子の事もあるのですが 今,入所云々ではなく 授産施設そのものを,調べております 設立にあたり等の参考文献等お分かりでしたら そちらも教えていただければと思います すみません
お礼
親身な対応大変ありがとうございました 参考にさせていただきます