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授産施設の転職について
大学卒業後専門学校に一年通い、精神保健福祉士の資格をとりました。しかし、卒業後いい就職先が無かったので、一般の会社に就職し、4年で退職しました。 で今回家の近くの知的障害者通所授産施設で指導員の募集があり、応募したところ、やる気があるなら雇ってくれるという話になりました。 自分の年齢は28歳で若くないです。性別は男です。給与は管理手当て2万込みで22万、賞与3ヶ月年間休日128日です。社会保健はあるが、財形、厚生年金基金、退職金制度はないそうです。 社会福祉法人ですが、作業所で利用者は15人程度、職員は施設長、パート1人、事務員1人です。 3人とも女性です。男がいないので1人欲しいそうです。 しかしベースアップは年間2000円とあり、ベースアップは期待できません。しかし、家から近いことなど色々都合がよく感じます。 福祉の道に入ったらもう一般の会社には転職が厳しくなります。この仕事自体はどんなことをするかよくわかってますし、嫌いじゃありません。やるなら本気で勉強し頑張るつもりです。 ただ将来結婚も考えてますし、ベースアップはそんなに期待できず、当分は給与22万くらいで過ごすと思います。 一般の会社に勤めていたのでやはり将来の給与面が心配です。 一応参考までに前の会社の給与は残業込みで(15h)20万くらいでした。ただ作業所のほうは残業はほとんど無いと思います。 福祉職で結婚している方にお尋ねしたいんですが、将来子供が生まれてからなど、生活は何とかなるのでしょうか?不安なので教えてください。 一生ここで働ける仕事というか、職場なのでしょうか?後が無いので教えてください。よろしくお願いします。
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障害者自立支援法案が国会に提出され、また、支援費制度と介護保険制度の統合問題が熱く議論されるなど、障害福祉をめぐる状況が大きく変わろうとしています。 障害を持つ当事者にとってはもちろんのこと、障害福祉の現場で働く者にとっても非常に大きな問題(特に給与保障の面で)になってきますので、今後の法律の流れには十分留意するようにしてみて下さい。 ところで、精神保健福祉士資格は、直接的には知的障害者通所授産施設の仕事の中で役立つものではありませんし、資格手当のようなものはないのが一般的です。 資格にあぐらをかくことはおやめになったほうがよろしいかと思いますし、この業界は資格がすべてではなく、あくまでも、その人の人間性が問われる、ということを忘れないでいただきたいと思います。 ご活躍をお祈りいたします。
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元・知的障害者通所授産施設職員(生活指導員を皮切りに、事務系・管理系中心に務めてきました。)です。 勤続15年でした。現在40歳です。 諸事情から、現在は全く違う分野に転職しまして、一般企業の法務(規程や契約の管理)をしています。 さて、社会福祉法人なのに退職金制度がない、というのが解せません。 社会福祉施設職員等退職手当共済法というれっきとした法律があって、社会福祉法人でしたらほぼ100%加入しています(と言いますか、加入しなければなりません。)。 これは、独立行政法人福祉医療機構(旧 社会福祉・医療事業団)から退職手当が出るしくみで、掛金は全額法人持ちです。 したがって、この制度への加入の有無だけは必ず確認して下さい。加入していない法人の場合には、たいへん不利になります。 ちなみに、勤続15年の私で、退職金は450万円ほどでした。 一方、厚生年金基金や財形貯蓄制度に加入していないのは、この業界ではあたりまえだと思っていて下さい。 そのかわり、法人によっては、県単(都道府県単独)の退職共済制度にも加入していることが多く、上述した法による退職金のほか、こちらからも出ます(ほぼ大半の法人がこういうしくみを採っています。)。 私の場合、県単制度による退職金は250万円ほどで、退職金は合わせて700万円になりました。 28歳という年齢を考えると、税込22万円(社会保険料や税金を差し引くと、手取りは17万円ほどでしょうか)はやや安いものの、大卒者としてはほぼ相場の範囲内です。賞与支給月数もそうです。 ベースアップは、法人にもよりますが、一般には人事院または都道府県人事委員会勧告が基準になっており、公務員(行政職)に準じます。年間2000円、というのは、実は結構高いほうです。 残業は、意外とあります。 授産施設で作っている物にもよりますが、それなりに収益を求めた商品を製作・販売(各種バザーなど)している場合には、ノルマや納期を満たすために、職員は残業が続くことが多いです。 と言いますか、正直言って、その施設に重度知的障害者が多い場合には、ほとんど仕事にならないのが実情です。ですから、職員の負担は意外と大きくなります。 この仕事における一番の問題は、やはり、結婚後の生活です。 率直に申し上げて、夫婦共働きを前提にして結婚しないと、まず無理です。仕事がきつめの割には給与がかなり安い、という業種だからです。 たとえば、子どもは1人でぎりぎり。2人以上ですと、生活がかなり厳しくなります。 とはいえ、ほんとうに「やりたい!」という気持ちが確かなものであれば、やりがいのある仕事ではあると思います。長い目で見てゆけば、作業を通して人格が成長してゆく利用者を数多く見ることができるからです。いろいろと教えられることも多いですよ。 子どもを持たない、夫婦共働きにする、ということでしたら、年齢を増しても何とかやってゆけますので、ご自分の気持ちをもう1度よく確かめて、今後の進路を決めてゆかれると良いと思います。 ただ、一生の問題にもなってきますので、焦らずによく検討されることをおすすめします。
お礼
返信ありがとうございます。 とても参考になりました。社会福祉法人ですがまだ立ち上げたばかりらしいので退職金のことは聞いてみます。 残業はこちらの作業所ではほとんど無いそうです。 給与はこんなもんですかね。将来子供は3人ほど欲しいです。かなり生活が厳しいかもしれませんが今のうちに貯金して生活していこうと思います。 一般の会社を2つも退職してしまい、給与は安くても、やはり自分のやりたい職種で頑張ってみたいと思います。