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自動車用燃料タンク注入の「水抜き剤」について
自動車用燃料タンクに注入すれば、水分が除去出来ると宣伝の「水抜き剤」は、どのような課程を経て、燃料タンクに混入した水分を除去するのでしょうか。除去剤の主成分は概ね、どのようなものなのですか。 本当に除去出来るのでしょうか。
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なぜ水がたまるかというと、タンク内で結露してその水滴が少しずつたまっていきます。 水分があることで錆びて劣化し、タンクに穴が開いたりなどします。が、そこまで極端にタンクは弱くないです。 主成分はアルコール系のものが多いです。 それが水とくっついて一緒に燃えてマフラーから排出されます。くっつくというのがわかりにくい場合、少し違いますが、水と油と洗剤をイメージしてください。洗剤をたらすと、水と油がなじんで一緒に流れていくのとよく似ています。 水抜き効果は水抜き剤だけでなく、ガストリートメントなどのエンジン清浄効果のあるガソリン添加剤でも同様の効果があります。
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- hakasegoo
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水と油は通常の状態では分離します。したがって、水がガソリンタンクに入るとエンストします。 しかし、水抜き材は、水抜き材が水の分子を取り込んで油化します。したがってエンストしません。 原理としては以上です。 昔のガソリンには水抜き材が入っていなくて、冬になるとエンストしたものですが、最近のガソリンは添加剤として水抜き材が入っているので入れなくても大丈夫です。ただし、エンジン音がおかしいと思ったら入れてください。
お礼
有り難う御座いました。参考になりました。
- kimu88
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主成分はアルコールになります。 ガソリンを消費していくと減ったガソリンの容積分は0になるので真空となってタンクは凹んでしまうので減った容積ぶんの外気を導入しています。この湿気を含んだ空気が水分を発生させている事になります。水分は、ガソリンより比重が大きいのでタンクの底に沈み、溜っていきます。この溜った水を、アルコール分で包み込みガソリンと一緒に燃焼させて、水溜まりによる、タンク内の錆発生や始動性向上、凍結防止、不完全燃焼防止等の効果があるとされています。 ただ実際には全く混ざらないわけではありませんので、通常は少しずつですがガソリンと混ざって燃焼されています。(なのでガソリンスタンド等の営業トークで言われる「水は自然には抜けないので錆ますよ!」というのは、かなり極端で現実的な説得力を欠きます) なので、1年とか2年とか全くエンジンを掛けなかったり、給油をすることがなかった場合は多少効果があるかもしれませんが、現実には水抜き剤を使用しなくても全く問題ありません。 効果が無いという事ではありませんが、使用する必然性は薄い商品だと思っています。
お礼
丁寧な回答を有り難う御座いました。「アルコール分で包み込みガソリンと一緒に燃焼させる」参考になりました。
- Procas
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ガソリンスタンドで時々聞かれます。 使用した事がないし使うつもりはありません。 店員さんに「ここのガソリンは水入ってるの??」と聞いてやりますと退散しますね。
お礼
ありがとう御座いました。
お礼
丁寧な回答を有り難う御座いました。 参考になりました。