九九が暗記できない(日本語能力との関係?)
小3の息子が、何度やっても九九を覚えきれません。
9月から、約5ヶ月間チャレンジし続けてきました。
毎週日曜日に、九九の時間なるものを設けてやっています。
10分ほどですが、
■九九の暗誦具合をチェック。
■また100ます計算を3分ほどやって、
■「苦手な九九」を10回復唱する…などといった事をしてきました。
最初の頃は、九九の歌なども活用しました。効果は抜群で、歌を歌いながら九九を諳んじていました。この歌によって、全体の70%近くの九九は覚えました。もっとも覚えるスピードは遅かったです。歌を活用し続けること2~3ヶ月。ようやく全体の70%ほどになりました。
そして5ヶ月になりました。
それでもまだ、一部の九九が思い出せない状態が続いています。15~20個ほどの九九が、まだ出てきません。何度繰り返しても、頭に入らないようです。
彼の母は中国人です。母の日本語も不完全です。家では中国語で会話をすることもよくあります。そうした環境もあって、息子の日本語は、通常の小3と比べて大幅に劣っています。(この子は小1から2年間半の間、つい最近まで、中国在住でした。現地校に通っていました。)小学校では、日本語学習クラスのお世話にもなっています。読み書きともに、幼稚園レベルの日本語能力といっていいかと思います。
どうしてこの事を書いたかというと、「日本語の問題」が九九の暗誦の足をひっぱっている可能性を考えたからです。気になるのは「4(し)」と「7(しち)」の違いに苦労している点などです。
そのことと関連して、私の素人予想なのですが、
彼は、「数字」をイメージ出来ていないのではないかとも考えます。
彼の頭の中には、「音」だけが聞こえていて、
だから、「しろくにじゅうし」などという、音声情報だけが、九九暗誦の足がかりであるのかもしれません。これだと、例えば私にとっては「アラビア語を、なんの文法構造も理解せずに、スペルも見ないで、とにかく全部覚えろ」と言われているのと、同じレベルの苦行になってしまっているのかもしれません。
仮にそのようなことが起こっているとして、だとするとその原因の一部には「日本語の問題」もあるのではないかとも、考えました。彼にとって数字とは、これまで「イーアルサンスー…」でやってきました。「いち、に、さん、し…」といった音を聞いて、それが頭の中の数字のイメージと直接結びついていない、などといったこともあるのかもしれません。
・・・と、長くなってしまいましたが、いろいろなことを考えて、要するに混乱しています(笑)。
しかし、何か状況を好転させるアドバイスをいただければと思い、私に分かっていることを書きました。
ちなみに、毎週、前進はしています。確実に前進しているのですが、「定着のスピードが異常に遅いこと」と、「忘れるスピードが異常に速い」と思ったので、心配しているのです。
アドバイスを、お願い出来ればと思います。
補足
お世話になります。歌詞が流れないのですが・・・何かやり方があるのでしょうか?歌ありのほうに印は入れてます。