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赤外線信号

テレビのリモコンには赤外線が使われています。 受信部は可視光線をカットし赤外線を通すように暗い色のカバーがついています。 暗い色のカバーは可視光線を吸収するのだと思いますが、暗い色というのは可視光線と何らかの相互作用を起こしやすいのでしょうか。 そして可視光線は暗い色の物質に吸収されて持っていたエネルギーは熱になるのでしょうか。 それに反して赤外線は暗い色の物質とは相互作用を起こしにくいので透過するのでしょうか。 もしそうであれば理由は何なのでしょうか。 どなたか教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。

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  • KEN_2
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回答No.2

最初の赤外線リモコンの受信部は、受信動作はするのですが、外光や蛍光灯の明かりで誤検出して動作が定まらないので、誤検出と受信動作の繰り返しの実験で決定された赤外線リモコンの周波数成分を通過するフイルターの色となっているのです。 外光の可視光線をカットするのはもちろんですが、遠赤外線で誤検出問題もあり可視光とのバランスで決定された結果のフイルターの色なのです。 赤外線の相互作用などと、それ程たいそうな問題ではありません。 開発当時の昭和40年代の技術ではアナログ処理でしたが、現在デジタルの符号化でメーカコードや機種コードを組み合わせることで、誤動作を防止出来てフイルターの設計は簡単になりました。 時折インバータ式蛍光灯の明かりで誤動作する製品も見受けられますが、近赤外線から遠赤外線の間の周波数を通過させるフイルターと考えてください。 雑学ですが、何故現在赤外線リモコンなのかご存知ですか? 昭和40年代の初期までは、超音波式リモコンだったのですが、外来雑音やダンプカー・電車が近くを走るとテレビが勝手に誤動作して電源やチャンネルが切り替わったのが社会問題になり、誤動作しない方式として赤外線式リモコンを採用して現在に至るのです。  

sakura54
質問者

お礼

KEN_2様 詳しいご回答感謝いたします。 必要な赤外線のみ通すのに一番重要な要因はやはり色なのですね。 雑学も大変参考になりました。 ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

noname#108260
noname#108260
回答No.1

そもそも色が暗いというのは可視光を吸収した結果、可視光が弱いので暗いのです。 吸収されたものは熱に変わるでしょうが、微々たるものです。 一般的には暗い色は赤外線も吸収しやすいと思いますが、カバーになっている部分はおそらくリモコンの赤外線の周波数を通すように設計されていると思います。 理由というのは分かりませんが、そのような物質が存在し、それを利用することで赤外線での誤りの無い操作が実現出来ている訳です。 ちなみに相互作用はしてないです。

sakura54
質問者

お礼

k_kota様 さっそくのご回答感謝いたします。 暗い色のカバーで可視光線が遮断されたとしても可視光線とカバーの間で相互作用はないということですね。 ありがとうございました。

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