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紫外線LEDについて
リモコン等についてる赤外線LEDの光は目に見えませんよね。 しかし、紫外線LED(ブラックライト)は何故紫色に光っているのでしょうか? 可視光線の波長を含まずに紫外線のみを放射するのは難しいのですか?
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実際に実物を見たことがないので、机上の推論ですが、紫外LEDは通常波長が380nmぐらいのはずで、紫色の400~435nmに極めて近い波長である。一方赤外LEDの波長は840とか950nmと赤色の610~750nmと大きく離れていること。 紫外LEDは発光スペクトルが幅広のGaN LEDのため、380nm発光でも400nm以上でもそれなりに光っているため視認できるのに対し赤外LEDのGaAlAsは発光スペクトルがシャープなため、750nm以下での発光がほとんどないためではないでしょうか。 GaN LEDでより波長の短いLEDの研究開発が進めてられてはいますが(日亜のホームページには360nmを開発とでています)、GaNそのものの吸収端をかんがえると、系を変えないかぎり自ずと限界がありそうです。
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- ayupapa
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>可視光線の波長を含まずに紫外線のみを放射するのは難しいのですか ご察しの通り、半導体光源は波長が短いほど技術的に難しいです。 紫外LEDといっても現在市販のものは360~370nm界隈なので可視光に近い領域です。殺菌灯などに使われるもっと短い波長のLEDも今後出るかもしれませんが。 波長が短いとなぜ難しいのと聞かれても私は学者ではないのでうまく回答できませんが、簡単だったら青色LEDの中村修二さんがあんなに有名になることはなかったですし、次世代DVDだってとっくの昔に出ていたでしょう。中途半端な回答でゴメンナサイ。
お礼
回答有難うございます。 >簡単だったら青色LEDの中村修二さんがあんなに有名になることはなかったですし、次世代DVDだってとっくの昔に出ていたでしょう。 なるほど。こういった観点からも考えることもできますね。参考になりました。有難うございます。
お礼
なるほど、紫外線LEDの発光スペクトルが広いことが原因なのですね。 そういえば、青色LEDにも窒化ガリウムが使われていると聞いたことがあります。 専門的な回答有難うございました。 大変参考になりました。