簿記が理解できません。
簿記が理解できません。
私は簿記の資格は持っていませんが、今まで2つの会社で延べ6年間経理の仕事をしてきました。と言っても、試算表や決算処理は上司がやっていて、私が携わっていたのは日常の経理処理業務です。具体的には、振替伝票の起票、帳簿の記入、現金出納、支払いの資金繰りや振込、銀行回り、などで、2つ目の会社では会計ソフトも使用していました。
少し前に事情があって会社を辞め、最就職先を探すにあたり簿記の資格を取って改めて経理の仕事を探そうと思って、簿記を習い始めました。
ところが、全くと言っていいほど理解できません。
今まで仕事で日常的に作っていた振替伝票も、簿記を習い始めてからわけがわからなくなってしまいました。
まず、簿記の先生が何を説明するにも「これは費用勘定だから・・・」とか「これは収益だから・・・」とか「こうなると負債となって・・・」とかいう言い方をするのが、もうちんぷんかんぷんです。
結果としての振替伝票を見れば、なにが行われたものなのかは読みとれるのですが、説明が理解できません。簿記の資格を持って経理の仕事をしている方々は、普段から常に「これは費用だから・・」とか「これは負債だから・・」と考えながら伝票を起こしているのでしょうか?もしそうであれば、なにがどの勘定項目になるのか、というのは、どうやって覚えていますか?
具体的な例をあげると、次のような感じです(実際に最近わからなかったことです)
・決算仕訳の授業で「繰延処理」「見越処理」をやったとき、伝票が
繰延処理・・・前払金 ○○○円/××(科目名) ○○○円
見越処理・・・××(科目名) ○○○円/未払金 ○○○円
となるのはわかるのですが、それについて「繰延処理は費用勘定を減らす処理だから科目は貸方にくる。見越処理は費用勘定を増やす処理だから科目は借方にくる」と説明されるとわかりません。
・また、「家賃は費用だから仕入勘定になります」という説明もわからないままです。
・家賃や新聞代の支払いのように、毎月同じ内容の支払いが継続的に行われる場合は「決算仕訳は不要」で「無視していいもの」で、「払った時の経費でいいんです」という説明がありましたが、これもどういうことなのかわかりません。決算仕訳が不要といっても、決算に載せないでいいということではないと思うし、無視していいというのは何を無視するのか。払った時の経費でいい、というのも意味がわかりません。
最初のうちはわからないことをその都度先生に聞いていましたが、授業の説明を繰り返すだけなので、私なりに理解しようと「これはこういうことでいいんですよね?」という聞き方をしたらあからさまにイラつかれて、それ以来怖くて質問できなくなりました。
資格をとって改めて経理の仕事に就きたいと思っていたのに、今ではまったく自信がなくなりました。
どうやって理解したらいいでしょう。なにかコツなどありましたら是非お教えください。よろしくお願いします。
お礼
zorro さん。ご教示ありがとうございました。とりあえず私も募集教育費で記載しようと思います。