お茶摘みの経験者です。
茶どころに育ったので、こどものころから摘んできました。
立春から88日経つと、遅霜がなくなり、農家はほっとします。八十八、という末広がりのおめでたい日に摘んだお茶はとくに珍重されます。
昔はすべて手摘みで、丹念に、一芯二葉を摘み取っていました。
今はほとんどが機械摘みです。
高級なものは、ビニールハウスで栽培され、八十八夜より前に売り出されたりしますが、あれは農薬の散布量が多いので、私は買いません。
お茶は早い時期に摘むほど、甘いものができます。
八十八夜のお茶はやわらかく、甘いものです。
ただ、やわらかく甘いお茶は虫も好むので、農薬の量は多くなります。
二番茶、三番茶になると日差しも強くなり、お茶は渋くなってきます。
お茶の値段も下がるので、農家はコストダウンのため、ほとんど農薬を使いません。
だから、安全面から考えれば、遅い時期に摘んだ、安いお茶がよい、ということになります。
(静岡の川根など)山の中のお茶産地は、日照時間が短いので、お茶が渋くならず、高級茶の産地と言われます。
お礼
回答ありがとうございます。 お茶摘みですか、いつか私も経験してみたいものです。 なんと、安いお茶の方が安全面からいえば上なんですね。全然知りませんでした。勉強になります。 ところで、「一芯二葉」とはどういうものなんでしょうか? よろしければ教えて下さい。 よろしくお願いします。