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株の金銭的価値はどこにある?
株式って、時価で取引きされてます。 高くなったり安くなったりするもんだから、投資家は売り買いしてお金をもうけようとしますよね。 でも、株式の根本的な値打ちってどこにあるんですか? 紙幣とか、いわゆるお金は値打ちのある物品ととりかえたりサービスを受けたりするときに支払うものだ、って法律か政府で決めていて値打ちの権威づけがされていると理解しています。 金とか銀はそのもの自体が貴金属でありがたい、ってことですよね。 じゃ株は。 たくさん集めたら会社の経営者をとりかえて思い通りにしたりもできるみたいですが、そういう動きはたくさんあるわけじゃないし、それにはすごくたくさんの株を集めないといけない。 株を持っているひとには配当金が支払われるみたいですが、投資家が配当金ねらいで投機を繰り返しているようにもかんじません。 ではなぜ?現金を株にかえることで会社がつぶれるリスクも背負いますよね。 そこらへん、「株の金銭的価値」をすごくやさしく教えてください。
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- FM-8
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#2です. まだ,締まってなかったので. ご質問者の感覚は,私に近く,心強く思います. 株式を他人が売買でもうけようとしているのだから, そのシステムを利用して「売買でもうける」 という意図は,別に不思議ではありません. でも,「それ自体が持っている価値=配当金or経営権」 に興味がない第三者がそれを売買しているのが分からないんです. 法律的に,「株式を保有している人が行使できる権利」 を考えると,上記の2つしか思い浮かびません. 他にも,「他人に自己の株式を譲渡できる」 というのもありますね.この部分が問題を複雑にしている. たとえば,株の投機的な取引を法律で禁止してしまったら,どうなるんでしょう.興味有りますね. たぶん,株価は下がるでしょう. 何をもって,「投機的」と判断するかが難しいですが, 「一定期間は売却できない」という条件をつけても良いでしょう.まるで,「農地」扱いです. でも,私が思うに,それが,その会社のもつ真の「価値」なのではないんですか? この質問には,私も引き続き注目しています.
- garnetscrein
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株式=会社に出資 債券=会社に利息付貸与 つまり、株式を持つものが法律的社員であり、雇用者=従業員。 株式=出資となっているので、当然出資額が大きいものが発言権力が大きい。 株式の醍醐味は株価=会社の利益の上昇 であり、株式の価値の低下=会社の信用度・業績の低下 になります。 やはり「もの」であるため、これを使って短期的に利益を出そうとするものもいます。 この点については、ヤフオク、土地、虫・・・ 同じです。 基本的に株価は決算報告書に影響するだけで、会社の価値は時価総額と業績にあります。 株の価値=会社の将来性と期待値と考えても良いかと。
お礼
「株式の醍醐味は株価で、株の価値は会社の将来性と期待値」ですか。 うーん、「醍醐味」ときましたか。。 質問を明確に作文できなかった私の表現力不足でしたね。。すみません。 ご回答ありがとうございました。
- FM-8
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ご質問の意味は,なんとなくわかります. 私も疑問です. こういう疑問は,それを当然と考えている人たちには, 理解されないんですよね. ものの価値というのは,「需要と供給」のバランスにより決定されます. 少なければ,高い値が付きます. ここで問題なのは,「需要」というのがなぜ生まれるかです. たとえば,「金」や「美術品」は,人間が「なんとなく欲しい.理由は聞くな!」という主観の世界のものです. 「金」の場合最近だったら,基板のコネクタ部のメッキに使われていて,これは,商業的に価値があります. たとえば,普通の人は,「かわいい嫁さん」が欲しいものです.(もしかして,私だけですか?)その理由はありません. そういうものを除けば,食べ物にしても,自動車にしても,ひとがそれを求める理由ははっきりしています. ところが,株式だけは, ・配当金 ・経営権 という,その本来の価値とは別に, ・他人がそれをほしがっている という理由で,「需要」が発生するのです. これって変ですよ.どう考えても. ゴルフの会員権なら,「いいゴルフ場でプレイが優先的にできる」という「理由」があります. もっとも,ゴルフが目的ではないのに,売り買いしてもうける人もいるようですが,その場合は, 株式のキャピタルゲインと同じような「なんでなの?」という疑問が残ります. でも,「株式」にはないんですよ. というか,上記の2点(配当金, 経営権)は,まぎれもなく「価値」ではありますが, 多くのひとはそんなものねらってないですよね?キャピタルゲイン(株の売り買いでもうけること)が狙いです. 何故なんですか? 「思惑買い」というのはなんですか? 「株式の時価総額として,金額に換算できる」から価値があるというのは変です.本末転倒な考え方です. とっても不思議です. 強いて理由をつけるとすれば, 経営権をねらっている強烈なお金持ちが2人いて,ある会社の経営権をねらって, 攻防を続けている.その人たちの狙いは,「経営権」とそれにくっついてくる「儲け(役員報酬)」 そのひとたちに,株式をうることで,株式は,価値のあるものとして振る舞う. というところでしょうか. でも,これって,既にご質問者が述べているように,どこでも起こっていることではないですよね. 株式には,上記の2つの価値がありこれに基づいて 売り買いされていることはもちろん理解できます. これが「株の金銭的価値」だといえば,それはひとつの回答なのかもしれません. ちょっとルール違反かもしれませんが, この質問には,私も注目しています.
お礼
ご回答ありがとうございます。 FM-8さんの解説を 「株の金銭的価値は経営権と配当金のみであって、しかし投資家の投機意図は実利的な根拠に欠ける時価のみである」 と理解していいですかね? そういうふうに見えていて不思議なんです。 会社にしてみれば株式を発行して資本が増えます。お金が増えるんですよね。で、その株式の時価が上がって世間のお金はもっと増えます。じゃ、会社というものが世間のお金を増やしていることになります。なら株式発行しまくりで会社も投資家も国家そのものさえハッピーになります。 現実に株の時価は下がりもします。それも業績を反映して。だから株の時価が上下することで会社が嬉しかったり悲しかったりするしくみがあるはずで、そのしくみに投資側の利害も連動しているはず。。。。 うーん、、悩みが深いです。
- kfir2001
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株式の価値の計算方法にはいくつかあって、 ・配当金から逆算する方法 ・企業の資産価値を総株式数で割る方法 などいろいろあります。 ほかにもその企業の成長性・収益性・安定性など、企業のいろいろな側面を考えて、その株の価値を考えます。 株を買うということは、その会社の「有限責任社員」になるということです。その会社が利益を出したら配当金を受け取れるのですが、それだけでなく株価が上昇したときに株を売ることができます。 株を買う人の考えていることは、9割以上は「この株は値上がりするか」ということです。 企業の将来の利益など誰にも断言はできないものなので、「思惑(おもわく)」で株価が上下するものです。その上下を予想して、株を売り買う人がいるということです。 ちなみに、金資本制ではないので、以下のように理解することは誤解といえます。 >紙幣とか、いわゆるお金は値打ちのある物品と >とりかえたりサービスを受けたりするときに >支払うものだ、って法律か政府で決めていて >値打ちの権威づけがされていると理解しています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 株というのは有限社員の証であって、、、 有限責任社員になったら配当金を受け取る権利ができるから、その権利の値段が上がったり下がったりする、、と。 じゃ、やっぱ株に値段がつくのは配当金が根拠となりますか。 お金に対する理解も間違っていましたか。 うーん、すみません、もっとわからなくなりました。。。
お礼
結局、われわれに経済学の知識が欠けているのだと思われました。社会の根幹をなす事象の根拠があいまいであるはずないですもんね。 1.「株式の根源的価値がとりきめられている」 2.「株式に根源的価値があるというのが勘違い」 のどちらかなんでしょう。質問はいったん締めますが、機会をあらためて調べたり尋ねたりします。 ご回答ありがとうございました。