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完全連鎖と不完全連鎖
連鎖している2対の対立遺伝子について見た場合、それらの遺伝子間の距離が短いときは連鎖が完全で、遺伝子の組み換えが起こらない。このとき、その遺伝子間の関係を完全連鎖という。2対の対立遺伝子間の距離が長いほど連鎖が不完全で、遺伝子の組み換えが起こりやすい。組み換えが起こったとき、その遺伝子間の関係を不完全連鎖という。 この説明にある、「対立遺伝子間の距離」の意味が、図として思い浮かばないのです。この距離が連鎖の完全、不完全にどのように関係してくるんでしょうか。
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こんにちは。 i) -----A---------------B----- -----a---------------b----- ii) -----C----D---------------- -----c----d---------------- 対立遺伝子っていうのは、染色体でみたら、こんな感じで乗っています。これが染色体上で乗換することによって組換が起こるのです。組換えが起こった時は次のようになります。 i)組換後 -----A-----x---------b----- -----a---------------B----- x…染色体がねじれている、という意味。 ii)組換後 -----C-x--d---------------- -----c----D---------------- 遺伝子の距離が短ければ、ねじりにくくなります。つまり、組換は起こりにくくなります。逆に遺伝子の距離が長ければ長いほど、組換が起こりやすい、ということが想像できますか? 組換価から遺伝子間の距離がわかるのは、このためです。
お礼
ああ、そういうことだったんですか、文だけで言われても、こんなことわかんないですよねぇ。 これで納得しました。ありがとうございます。