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真の敵は外資ではないでしょうか?
素朴な庶民の感想ですが、戦争と環境汚染がなければ、現在の日本ほど良い国はないと思うのですが、お金、特に外国から入ってくるお金が国民を脅かしているように思うのは、無知な人間の妄想でしょうか?分かりやすく蒙を啓いていただければありがたいのですが・・・
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- bigskull
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庶民の素朴な疑問なのですが、戦争と環境汚染と外資は一体どういう関係があるのでしょうか? 日本で環境汚染を引き起こしたのは日本企業自身だし、 日本はWWII以来どことも戦争をせず、米軍に守ってもらって国防費を低く抑え(米軍が居なかったらもっとお金がかかる)、その代わり「平和の配当」をたくさんもらってきたような気がするのですが・・・ 環境優良企業に優先的に投資する「環境ファンド」に取り組んだのももしかしたらアメリカやヨーロッパの資本の方が先じゃないですか?
- code1134
- ベストアンサー率20% (703/3370)
「ハゲタカファンド」を「すばしっこく動き回り、美味しい所だけを上手く食べつくす・・・」とイメージするなら、それは外資のみならず(日本の)国内資本でも同じなのです。 ただ、国内資本が(バブルの崩壊後の)「空白の十余年」の間に、(絶滅したと迄言いませんが)相当衰弱し、外資が(質問者の眼には)目立つのではないですか? 例えば、米の(ウォルマート社が買収し、傘下に入った事により、息を吹き返した)西友と(イオンに売却し、日本撤退を模索する、仏の)カルフール社が企業競争を繰り広げる流通業界もありますから、(黒船にも喩えられる)外資なら、一方的に優勢とは限らないのです。 もし、質問者に「外資は矢張りハゲタカなんだ」と映るなら、そういう(外資)企業の株を買ってみるのも面白いかもしれませんよ!「このままとんとん拍子なら、相当株価も上がる可能性を秘めているかも知れません」からね。(但し、飽く迄も自己責任原則を常時心掛けて下さい。
お礼
大変参考になったご教示でした。有難うございました。
- subarupapa
- ベストアンサー率27% (20/73)
外資に関する意見は#1、#2さんと全く同様です 政治家は自分のスポンサーである国内企業を守るため、世論を誘導しているのでは 等と勘ぐりたくもなります 銀行の不良債権処理を外資に丸投げしていながら、です。 また、戦争と環境汚染・・についてですが ゴーマニズムの漫画家の方も言っておられましたが 戦争と平和は対になる言葉では有りません 「戦争」は手段「平和」は状態ですので 戦争しているが平和 戦争していないが混乱 と言う事もあります 日本は現在戦争はしておりません(建前上) しかし社会は混乱状態にあると認識した方がよいのではないでしょうか 私は日本が今、良い国にする努力と発想が必要な時期に入っていると思います
お礼
ご意見を有難うございます。日本の混乱状態がつまるところ出所は別として、お金と関係があるということはないのでしょうか?
詳細な回答は、国際政治や経済の専門家から回答があると思いますので、とりあえずシロウトなりに感じた事を: まず、今の日本経済の維持には外国資本が欠かせないものとなっていると思います。 東京証券取引場での外国資本による売買も相当な割合になっていると聞きます。 また国内の一部上場大企業の大株主にも、外国企業が名を連ねているのも多くありますね。 たとえば、自動車メーカーのマツダは米国フォード社、また三菱ふそうでは、ダイムラークライスラー社が大株主となっています。 昔と違って、世界的な金融のグローバル化に伴って、企業の存続を国内資本だけに頼る時代は終わったといっても過言ではありません。 従って、今 kaitaradou 様が享受している現在の物質的豊かさは、 「外国資本に支えられている」 という考え方も出来るように思います。 逆に外国資本を全て締め出して、昔のように国内資本だけに依存する経済体制をとった場合、当然、資本力に限界があるため、円滑な企業活動や資本の増強などに大きな障害が発生すると思います。 それで、ここから先は想像しかありませんが、企業の体力が弱まる → 税収も落ち込み国力が弱まる → 国内の環境対策に回す予算がなくなる → 環境悪化 あるいは国家としての経済力の弱体化に伴い、資源や国土の保全に対して今以上に強硬な態度を周辺各国に示すようになる → 尖閣諸島や沖ノ鳥島、また竹島の領有をめぐって中国・韓国と一触即発の状況に陥る → 戦争の危険性 と、まあ強引な想像も出来なくはないかなと思います (実際にはそこまでいかないでしょうけどね)。 長くなりましたが、金融のグローバル化に伴って、世界中から資本が日本市場に入り込んでいるから今の豊かさが維持できているのであって、決して国民を脅かすような悪の存在ではないと思います。 もし、「外国人たちに国の存亡を握られるのでは ?」 と心配する人がいるのであれば、それを逆手にとって、日本市場を支配したり、一挙に日本から撤退できないような法律や政策を日本が採用すればいいわけです。 最近、メディアでもよく 「禿げたかファンド」 と表現して、いかにも外国資本を悪役に見立てる番組作りに終始していますが、愚かな事です。 また、一生懸命そんな主張をする、自称 「経済評論家」 も多くいます。 要は 「やってきた、禿げたかを食ってやる」 くらいの事を逆に日本がすればいいんです。 日本民族にはそれくらいの知恵はあると思います。
お礼
人間の勝ち負けにかかわらず、お金だけが勝者として環境破壊を家来にして地球を支配してしまうようなイメージを持っていたのですが、丁寧に説明いただいてまことにありがとうございました。
- IceDoll
- ベストアンサー率28% (322/1125)
>戦争と環境汚染がなければ、現在の日本ほど良い国はない 政治腐敗・官僚腐敗や破綻が見えている年金や健康保険といった諸制度はいいのですか? 戦争? 現段階ではどこの国とも戦争はしていないでしょう (北朝鮮や中国とは今後分かりませんが) 世界有数の平和で治安の良い国でしょう それはともかくどうして外資がいけないのか逆にお聞きしたいのですが? 世界に数百の国があり数十億の人口がいます 日本以外のそれら全てを総称して「外資」といいますがそれらを十把一絡にして語るのは無理がないですか? とりあえず今の中国の経済発展は外国資本の投資が大きいですよね? 中国から見れば日本企業は外資です かつてアメリカへの貿易摩擦が酷かった頃からずっと日本はアメリカにとって「ハゲタカ」のような外資だったでしょう トヨタの利益のほとんどは海外で稼いだものです 日本は大量の資源を輸入していますがそれらは輸出した国から見ると外国から入ってきたお金ですよね 外資によって潰れる企業もあれば日産やマツダのように再生する企業もあまります 外資と一言でくくるのはあまりに無茶でしょう
お礼
ご丁寧な解説をありがとうございました。どうも外国から飛んでくるお金の方がミサイルより怖いように思いましたので・・・
お礼
タイトルに外資と書いたのがいけませんでした。爆弾の代わりにお金で戦争していると環境汚染が起こるように思っていました。ご回答有難うございました。