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北朝鮮

日本や韓国、中国などは北朝鮮に何億と言うお金を援助していますがなぜ北朝鮮は外国から援助を受けられるのですか? 核兵器を作れるような金を持っているのだから貧しい国だとは思えないのですが! また日本はなぜお金の援助をやめないのですか? あんな国に援助しても上の者だけが良い目をして庶民はホームレスのような生活をしているのに・・・ おしえて下さい。お願いします。 それと他にも他の国からお金を貰ってる国ってあるのですか?

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  • buchi-dog
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回答No.2

現在、中国と韓国が北朝鮮に定常的に援助をしているのは、No1の方の指摘どおり「経済が破綻している北朝鮮が崩壊すると困るから」です。 ちなみに、現在北朝鮮が世界の最貧国であるのは、北朝鮮自身、即ち金日成・金正日父子の支離滅裂な国家運営が招いたことです。 北朝鮮(朝鮮半島の北半分)は、日本が大東亜戦争に負けた1945年の時点では、かなり工業設備や社会インフラが発達した地域でした。北朝鮮地域は電力資源(水力発電による電力)が豊富で、石炭などの鉱物資源が多いので、大日本帝国が官民の資本を投下して工場・鉱山・鉄道網が開発されていました。平地が多くないので農業は盛んではなかったようですが、この地域は人口が朝鮮の南半分に比べれば少ないので、住民の消費する食糧は生産できていたはずです。 それから60年を経て、北朝鮮の経済は破綻状態にあります。この理由は、 1. 北朝鮮自体には技術基盤は全くないので、日本が残した工場設備を基本的にずっと使っている。60年前の最新型設備でも、今ではすっかり老朽化しているのは当たり前です。 しかも、1990年代の飢饉の際は、餓死に迫られた工場労働者たちが、貴重な生産機械を分解して屑鉄や屑銅にし、中国へ密輸して食糧に換えていたそうです。「タコが足を食う」ようなものです。 2. 北朝鮮では、金日成や金正日が言ったことは「神の言葉」となり、逆らうことは許されません。北朝鮮の農政は、金父子の指示を基にした「主体農法」なるものを全土で行っていますが、その結果大変なことが起きています。 「全土の山を段々畑にし、トウモロコシを栽培」 日韓併合の時点では、朝鮮半島の山はハゲ山が多かったようです。日本統治時代に植林が進み、ハゲ山は減っていたようです。1970年ごろに、上記の政策が取られて、北朝鮮の山と言う山は頂上までハゲ山になりました。その結果、山の保水力がゼロになって、少し雨が降れば洪水が起きて耕地が泥で埋まり、一方で気候が乾燥して旱魃が発生しやすくなりました。 北朝鮮は毎年「自然災害により凶作」となっていますが、周辺の中国や韓国や日本は何ともありません。山に木があるかないかの違いです。 しかも、トウモロコシは土壌を痩せさせる性質を持つそうです。北朝鮮では、化学肥料もろくに生産できないので、土地は痩せて収穫が減る一方です。 3. 金日成は、1950年ごろに「全土の電線を地中に埋めろ。電柱を建てるより安い」と言う指示を出し、実行されました。何の配慮もせずに裸の電線を地中に埋めたので、送った電力は大半が地中に漏電し、北朝鮮は慢性的な電力不足に悩むことになりました。日本が戦前に作った送電網を、北朝鮮が自分で破壊したわけです。 上記に類することがたくさんあり、北朝鮮の農業・工業・社会インフラは、日本から独立した後の60年間ですっかり破壊されてしまったわけです。北朝鮮の住民が実情を知れば「日本に併合された状態の方が100倍良かった」と思うでしょうね。それを口に出したら、強制収容所に送られて虐待の限りを尽くされますが。

その他の回答 (1)

  • Yabukoji
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回答No.1

お金をもらう(援助)といっても本当に貰うものから低金利の借款、ODA・・と形態は様々なので、実際には世界で多くの発展途上国が援助を受けています。 北朝鮮や一時のロシアのように経済が破綻しかけた国の場合は援助しないで相手国が崩壊した場合は難民が一挙に流出してきたり、革命騒動に巻き込まれる恐れがあって周辺国の治安は非常に脅かされることになる・・・、それを避けるには共同で金を出さざるを得ないということだろうと思います。