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芥川の『藪の中』
芥川龍之介の『藪の中』を解説、批評している本や論文をご存じのかた、もしくは解説してくださるかた、いらっしゃいますか? 何度読んでも、結局何が言いたいのか、よくわからないのです。
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吉田精一先生の『現代文学と古典』(至文堂)で『藪の中』について言及されているはずです。 新潮文庫の『地獄変・偸盗』のなかに『藪の中』が収められており、吉田先生が解説を担当されています。私はこの解説だけで十分だと思いますが、もっと詳しい解説を、ということでしたら冒頭で紹介した本を探してみてはどうでしょうか。 それにしても『藪の中』は奥が深いですね。
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- mannequincat
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回答No.3
複数の主観を持ち寄っても唯一の客観へ到達することはない。ってことだと思いますが。 え? もっと短く、ですか? ならば 唯一絶対の真実なんて存在しない。でどうでしょう。
- hatikou2
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回答No.2
真相は文字通り「藪の中」なのです。 夫・妻・盗人の三人の告白の矛盾点(ありすぎます)を考え、真相を想像したり、それぞれが何も隠す必要がないはずなのに(捕まった後・寺での懺悔・霊として)それぞれ、いくらかは自分に都合の良いことを言い合っている、その点に人の心を感じたり・・・。 それがこの作品の魅力ではないでしょうか。
- lazyblue
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回答No.1
こんばんは。 「藪の中」を原作にした、黒澤明監督の映画「羅生門」ならば、わかりやすいかと思います。 一度ご覧になってはいかがでしょうか。