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水の凝固潜熱
冷凍の本に、 『0℃ 1kgの水が、0℃ 1kgの氷になるときの凝固潜熱は 79.68〔Kcal/kg〕』 と書いてあったのですが、 例えば、0.3〔Pa〕の圧力下でも同じように考えて良いのですか?? それとも、0.3〔Pa〕の圧力下での凝固潜熱を求める必要がありますか? できればその方法も教えて下さい。
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凝固潜熱は熱力学的にはエンタルピーの変化(△H)ですね。 △H=△U+P△V(U:内部エネルギー、P:圧力、V:体積) 従って,圧力は変われば凝固潜熱も変わることになります。
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- akepurin
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回答No.2
水の融点の圧力依存性は面白い傾向となります。 一般に相転移の圧力依存性は、クラペイロン式によります。 dP/dT=ΔH/TΔV 蒸発に伴い体積が膨張しますから、dP/dT>0となります。 すなわち、圧力が高いほど沸点が高くなり蒸発しにくくなります。 一方、水が氷になる場合は逆に体積が約10%増加します。 これは、H2O分子構造の特殊性によるものですが、これによりdP/dT<0となり、圧力が増加すると融点は低下します。 このため、氷上でスケートが滑るのもスケート靴の圧力により表面の氷が融けるからです。
質問者
お礼
圧力で氷が溶けるなんて知りませんでした。 ありがとうございます
お礼
ありがとうございます。 計算式を参考に計算してみます。