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聞き流すだけの効果
お世話になります。 よく英語の教材で、「英語をただ聞き流すだけで、暗記不要の学習が右脳を刺激し、しばらく続けていると次第に英語を聞き取れるようになります」とあります。 ある本では、聞き流すだけでは意味がなく、理解した文でないと効果がないともありました。 実際どうなんでしょうか? 実際に体験された方の意見が聞けたら幸いです。 よろしくお願いします。
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アメリカに36年住んでいる者です。 私なりに書かせてくださいね。 わたしも#2さんと同じ考えです。 確かに音になれるということにはなるでしょう。 また、日本語訳を知っているわけですから何を言っているのか分かる様になるでしょう。 また、一緒に欠いてある英語文章を言っているんだと言う事も分かるでしょう。 しかし、それは、日本語訳の文と対になる文章だけの事です。 自分の意思を伝えようとする事とは程遠いものです。 これは赤ちゃん/幼児の学び方とは全く違うものです。 赤ちゃんの学び方は言っているだろうと思える意味を指なり、ジェスチャー、しぐさで頭の中で推測されながら蓄積されてだんだんと言っている人のフィーリングと同じように持っていっているからです。 つまり、頭の中で試行錯誤して学習しているのです。 この学習方法を使って訓練して、私の犬は26の全く違うものを選び持ってくる事ができるようになっています。 13番目が非常に苦労したので12が限度と思っていましたが、毎週のごとく新しい物の名前を覚えていっています。 これをAssociationと言う方法を使っているのですが、言った言葉とその単語や文章の意味する事をイメージを描きついにして覚えると言う方法です。 つまり、頭脳をフルに使うからこそ分かる様になるわけです。 タだkの犬の場合は匂いをかぎながら選んでいるので、私のコマンドと匂いとの対を造っていると考えられます。 ですから、聞き流すだけで意味がわかるわけがないのです。 しかし、DVDなどで映画を気楽に見る学習方法は違います。 絵本でも違いができてきます。 なぜかと言うとこのアソシエーションができるからなんですね。 挨拶などはそのいい例ですね。 意味など覚える必要はないわけです。 朝にあった人に対して使う表現、と言うだけでいいのです。 だからこそ、おはよう、と単語としての意味なんて日本人ですらわかろうとしませんね。 もちろん挨拶だけでなく、感情を表す表現なんかも映画によく出てきますね。 情況、身振り、口ぶり、また、性格などは映画ではみることができます。 それらと一緒に使うのが言葉なわけですね。 だからこそ、同じ文章が逆の意味としても使われても問題なく適切な判断ができるわけです。 このように気が付かなくても頭脳は働いているのです。 それが意味のある慣れでもあるわけです。 聞き流しただけのこのような言葉としての用法が分かる様になるわけがありません。 日本での英語教材の宣伝にはこのように誇大宣伝が多すぎると思います。 楽をしたいという人間の弱みにつけこみ、売っているとしか思えません。 もしこのような宣伝をこちらでした商法に軽く引っかかるでしょう。 先入感、要らぬ知識、洗脳された学習方法等で「大人」には語学の学習が難しいと良く言われますが、それほどのものとは思いません。 外人である以上ネイティブと全く同じように英語を使いこなす事は確かに難しい事だと思います。 しかし、外人としていくらかの問題は残るとしても、英語を使える英語としてみにつけることは先入観をすて、英語と日本語への偏見を捨て、学習方法を見直し、「幼児や子供と同じように」フィーリングを感じ取り表すように努力すし英語に対する事で達成できると私は信じています。 フィーリングを感じ取ると言う事はまさに幼児がすることなんですね。 そして、大人の日本人が相手の本音を感じ取る事でもあるわけです。 そして、泣き方ひとつで母親はミルクをあげるべきかオムツを変えるべきか、抱きかかえるべきなのかなどを判断するわけです。 非常に微妙なフィーリングを(大人である)母親は感じられるように泣き声と言う言葉を聞き取ることができるわけです。 幼児は確かに覚えるのがはやいでしょう、しかし、大人が使えるほどの知識に基づいて言葉を使っているわけではありませんね。 ネイティブと100%同じように英語を使う事を日本人のどれだけの人が望んでいる事でしょう。 しかし、問題なく使えるようになればいい、それが夢だ、と言う人はたくさんいると思います。 英検の資格に使える英語としてから見て疑問に思ったり、TOEICの得点が実際に使えるようになるということに関して疑惑を持ち始めた人もかなりいます。 これだけ英語が普及し始めた情況では当然の事だと思います。 (英検やTOEICを100%否定しているわけではありません) あんなにも勉強しても結局その割にはつかえないという経験をした人が多すぎます。 と言う事で、頭を訓練する事になるわけですから、聞き流して英語を使えるようになるような楽によってはできない、と言う事です。 これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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単に私の偏見なのかも知れませんが、とりあえず書いておきます。 宣伝によくありがちなパターンですよね。 「・・・・・・・するだけで○○○に!!」 という感じで。確かに、毎日少しずつでも聞き続けていれば多少なりにも効果は上がるかも知れませんね。ただ、これは英語にある程度慣れている方でないと辛いものがあると思います。日本語にはない音や、そうでなくても自分がどうしても聞き取れない部分。そこを何も考えずに繰り返していても無駄ではないかと。 まぁ、そのリスニングをやりつつ他の単語や熟語、文法などを補っていけば良いのでしょうけどね。 ちなみに私は、テキスト付きのものでやっています。まずは文字を目で追わないようにテキストを伏せ、とりあえずリスニングに挑戦します。2、3回聞いても聞き取れない所や意味が分からない所は、終わってからテキストを見て確認したりするようにしています。 繰り返し聞くことで、確かにリスニングの力は鍛えられますからね。英語の聞き流し教材も、その人の使い方次第なのではないでしょうか。
- vanvanus
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まず、その手のものは非常に多いですが、どれにしても「考える」という要素が入っていませんね。「論理的思考力」とは無縁であります。そこにこの手のものの特徴があります。 まず、全ての人は学校で英語を学ばされる。学校においては、全ての科目(中学の技能教科はともかくとしても)が「論理的思考力」を鍛えようとすることを目標にしている傾向があり、そのためそういう力がないと全科目駄目ということになりやすいです。 その意味で脱落してしまった人を今「敗者」と仮に呼びましょう。「敗者」の特徴は「論理的思考力」のなさ(あるいは少なさ)にあります。こういう「敗者」のための教材としては、 (1) 再び「論理的思考力」を鍛えなおすもの (2) 「論理的思考力」とは無縁、あるいはそれを敵視したもの が妥当でしょう。しかし、(1)では、「敗者」としては「敗北」という事実を突きつけられますので、現実には(2)が多い。 (2)でやった結果として、よくあるフレーズをオウムのように即座にしゃべることができるようになるかもしれません。そして、「論理的思考力」で鍛え上げられた人は、「思考」しますから、少なくとも「即座」には出てこない。ここで「敗者」は「勝者」の感覚を味わうことができるのです。 おそらく、こんなことから(2)に該当する教材が出ているのでしょう。 その意味で、「論理的思考力」の塊ともいえる数学や、語学の中での「論理的思考」の道具といえる文法、「論理的思考」を促すような名著、といったものに対して「敗者」は無関心か、「実用的でない」といった批判を加えるのでしょう。
英語には日本人には識別しにくい音がいくつかありますので、そういう意味では何度も聞くというのは意味があると思います。ですから、文章はスラスラ読めるのに聞き取れないと言う人には少しは効果的だと思います。そうでない人も 英語のリズムに慣れるためにはよいトレーニングにはいいでしょう。 それと、この教材が威力を発揮するには 条件があり、また 個人の言葉のセンスに負う部分が非常に大きいです。単なる努力だけではダメなんです。ですから、大部分の人は その本に書いてあるように、この条件を満たしておらず、言葉のセンスも足りないということになります。
NO.2さんと同意見です。 赤ちゃん・子供ならまだしも、ある程度の年齢(諸説ありますが、10歳という説が有力)を過ぎると、論理的な理解がないと外国語を身につけることは難しくなるといわれます。 もちろん、大量の英語を聞き流すことによって英語の音声に慣れることができますので、そのイミでは有効と言えます。 ただ、「意味もわからないものをただ聞き流す」のでは、無駄だと思います。 私個人の経験ですが、初めて海外に滞在した時、ただひたすら現地のラジオ放送を聴いていました。最初は全くと言っていいほどわからなかったのですが、ある日突然、今まで「ただの音」だったものが「意味をもった音声」として私の頭の中に入ってきました。 が、それは、そこにたどりつくまでにさんざん勉強してきた「文法」や「リーディング」の蓄積があったからこそ、だと思っています。 意外な盲点ですが「読んでわからない言葉・見たこともない言葉は100万回聞いてもわからない」です。 これは外国語に限らず母国語でも同じです。 見たことも聞いたこともない日本語(例えば難し~い医学用語とか)を100万回聞いたって、その意味はわかりませんよね。 リスニング力のアップには、たくさんの英語を読むことが不可欠なのです。読むこと=音声を頭の中で再現することです。(日本語を黙読していても、頭の中で音声を再現しているでしょう?それと同じです)その上で英語独特の音声にも慣れる訓練をしておけば、リスニング力は飛躍的にアップします。 例えば、ご自分のレベルに合った、スクリプトのあるものを用意されて、まずは音声を何度も聞く→その後スクリプトで確認→さらに音声を聞く…という勉強方法など、いかがでしょう?
テレビコマーシャルを例にとって思い出して見て下さい。 何度も何度も何度も同じコマーシャルを見つづけていたら、暗記も何もせずに自然にリズムを覚えてしまいますね。誰にだってあることだと思います。 ですから、それとまったく同じに考えてもらえればよいと思います。 その教材を繰り返し繰り返し聴くと、英語の内容と日本語訳が頭のなかで結びついて、英語を聞くだけで日本語訳を思い出せるようになるというわけです。 しかし、英語がすべてコマーシャルみたいに刺激的なリズムではありませんから、本当に頭に残るのは自分で気になった場所だけかもしれません。 その後は、やはり自分の英語に対する興味が重要になってくると思います。 それから、今度は乳幼児の例です。赤ちゃんは生まれたころはまったく話すことができません。家族の話していることをただ受身で聴くだけです。そのうちに少しずつ話せるようになり、3歳ごろにはたいていの会話ができるようになります。赤ちゃんはテキストも何も使わず、ただ聴くだけで言葉を習得しています。赤ちゃんには言葉はただの音声であり、文字という概念は無いでしょう。 ですから、まず「聴く」ということは大切なのではないでしょうか。 僕はスピードラーニングをやっています。 小さいころから英語に対する興味があったためにこの教材には親しみをもち、楽しんでやっていました。英語を聞いていると、英語のリズムが分かってきて、だんだん英語に対する壁が消えていきます。やはり慣れが重要だと思います。 去年、イギリス人の方と何回かに分けて、何時間も英語で話す機会がありました。そのとき、1回目は緊張のせいか、あまり積極的に話すことはできませんでした。それに、まわりの騒音のなかで英語を聞いたことがなかったので、かなり聞き取りにくかったのを覚えています。 2回目に会ったときからは、「今まで自分はたくさん英語を聞いてきた」という自信もあってか、かなり積極的に話すことができました。雑踏のなかでの英語の聞き取りも、かなり慣れました。 日常会話では中学生の文法プラスアルファの知識と、ある程度の語彙があればかなりの会話ができます。だから、とりあえずしばらくは英語を聞き続けるという方法も英語の勉強の方法のひとつではないでしょうか。 また、こういう英語の教材の効果は、実際に英語しか話せないネイティブの人にあって話してみないと分かりませんよ。 あまりまとまりのない文章ですが参考になれば。
- onLineHonyaku
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こんにちは。 アメリカに4年ほど居るものですが、英語の聞き流すだけで英語が聞き取れるようになるというのは一つのトリックの宣伝商法だと思います。 英語が聞き取れたとしても意味が分からなければ全く意味ないし。日本語だって意味の知らない単語を何度も聞いているだけでは理解できないですしね。もちろんフレーズとか何回も聞いてればフレーズ自体は頭には入ってくると思いますが、実際はそれを使えるようにならなければ意味がないですよね。 わたしもアメリカに来てから英語を勉強しましたが、単に聞き流していただけでは無理でした。やはり真剣な勉強が求められると思います。赤ちゃんは最初は聞くだけでどんどん吸収しますが、大人はそうも簡単にはいかないと思いますよ。 ご参考になればと思います。
- blackdragon
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集中して聞くに越したことはないですが、ただ聞き流すだけでも、全く聞かないよりは聞き取り能力の向上は期待できます。 ただ、逆を言えば、一日中聞いているのでなければ、やはり聞き流すだけでは、効果は大きいものにはなりにくいでしょうね。 私の場合、英会話のCDの同じ物を毎日タイマーでセットして目覚まし代わりに、毎朝15分程度聞いていたら、多少の効果はあったようです。
お礼
回答ありがとうございました。 毎朝15分でも効果ありそうですね。 試してみます。
お礼
回答ありがとうございました。 確かに聞き流しだけだと、実際に使えそうにないですね。 大変参考になりました。