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英語学習は母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的である

こんにちは。NHK出版 大津由紀雄著の「 英語学習7つの誤解」という本の中で 次の7つの項目が挙げられていますが、今回は「英語学習は母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的である 」について考えてみようと思います。 1.英語学習に英文法は不要である 2.英語学習は早く始めるほどよい 3.留学すれば英語は確実に身につく 4.英語学習は母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的である 5.英語はネイティブから習うのが効果的である 6.英語は外国語の中でもとくに習得しやすい言語である 7.英語学習には理想的な、万人に通用する科学的方法がある 私も 英語学習は母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的であるとは思いません。しかし、私たちが英語を習ったように 音よりも文字を重視し 文法と訳読を中心とした学習では 得手不得手が極端に分かれてしまい、得意な生徒でさえ なかなか英語は使えるようになりません。そこで質問ですが、英語学習はどのような手順で進めるのが一番いいんでしょうか?

みんなの回答

  • Oubli
  • ベストアンサー率31% (744/2384)
回答No.4

語学の学習で音声を重視するべきだとは思います。これは「母語を身につけるのと同じ手順で」ということではなく、音声の方が文字よりも深く身につき、忘れないからです。成人でも同様だと思います。一方、「英文法は不要である」については13歳ぐらいまでのいわゆるcritical ageまでにだけ当てはまる話であり、高校生以上についてはおおむね無効だと思います。3と7に至っては結果が違った場合に責任をとるつもりがあるのかどうか、詰問したいところです。

noname#97496
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >音声の方が文字よりも深く身につき、忘れないからです。 揚げ足を取るつもりではありませんが、日本人が中国語を学ぶ場合は当てはまりません。中国語だと英語以上に日本人には耳で区別の難しい子音のペアがあって、その上 声調もあるので、それだけに最初のうちは漢字を伏せて音だけに集中して覚えないと身に付きにくい外国語です。 >一方、「英文法は不要である」については13歳ぐらいまでのいわゆるcritical ageまでにだけ当てはまる話であり、高校生以上についてはおおむね無効だと思います。 ただ、学校で教わるような文法には疑問を感じます。 5文型にしても、特に能動態と受動態の対応関係を示すにはあまりにも不備が多いし、「仮定法」に関してはいたずらに用語だけが一人歩きし、英語の教師でさえ根本的概念をうまく説明できない人が少なくありません。それに関しては、↓の質問を参考ください。 http://oshiete1.goo.ne.jp/qa5363565.html >3と7に至っては結果が違った場合に責任をとるつもりがあるのかどうか、詰問したいところです。 これは色んな例を持ち出して科学的に検証しないといけないでしょう。よく、留学しても英語を身に付けられなかった人と、留学しなくても英語を身に付けた人を対比させて、留学しない方が英語は身に付くと結論付けるのはあまりにも乱暴です。これは喩えは悪いですが、交通事故で シートベルトをしても死亡した人と、シートベルトしなくても助かった人を比べて、シートベルトをしないほうが安全だと結論付けるようなものです。

回答No.3

一人一人脳のタイプが違うと思います。 理屈で攻めるのが好きなタイプは文法とか訳読をどんどんやらせたらいいと思います。 そこに上手に英会話の訓練も混ぜることです。 感覚的なタイプは会話とか歌から入るとのがいいでしょう。 徐々に英語に慣らしてある段階で必要な最低限の文法も教えるというのがいいです。 事前に心理テスト等をしてあるいはMRIで分かるようになるかもしれないですが クラス分けを検討したほうがいいですね。 母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的なのは 学習者がネイティブと同様に膨大な英語のシャワーを浴びた場合という限定付きじゃないですか?

noname#97496
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >学習者がネイティブと同様に膨大な英語のシャワーを浴びた場合という限定付きじゃないですか? 小学生と高校生の兄弟が英語圏の国に渡ると、小学生の方が英語も上達するそうです。やはり、膨大な英語のシャワーを浴びるのは 年が進むにつれて効果も低くなるようです。

  • gadovoa
  • ベストアンサー率28% (835/2909)
回答No.2

前回の返答で手厳しい意見をもらった者です。 私は「NHK出版 大津由紀雄著の「 英語学習7つの誤解」」という本の存在を知らなかったのですが、表題だけ読むとこの人の考えていることは私が考えているそれとほとんど同じで、私が考えてたことを本に起こしてくれたような一冊のような気がします。この本は改めて読ませてもらいます。 あなたはかなり英語を勉強されているようですね。 日本の中学英語が実は失敗だったというのは知っていると思います。 英語は論理的な体系がなされているにも関らず、 中学英語は英語の根幹の5文型も品詞も教えてきませんでした。 また週2,3回の英語の授業では文法だけでなく会話にすら時間を割くことができないというひどい状況を文科省はいまだに放置しています。その結果、会話はおろか、実は文法も全くできない生徒が多いという結果になってしまったのです。これは残念ながら英語に熱意を持った生徒以外には習得できにくい環境です。 理想論を上げればきりがないですが、最低限の文法的体系を一通り身につけながら会話を一緒に学んでいくのが効果的ではないのでしょうか。 私は論理的思考が働く高校生位からがちょうどよいと思っています。

noname#97496
質問者

補足

回答ありがとうございます。 >前回の返答で手厳しい意見をもらった者です。 私としては 7つの誤解はまるっきり間違っているのではなく、半分は正しく半分は間違っていると考えます。問題を穿り返すようですが、「留学すれば英語は確実に身につく」と安易に考えることを戒める点に関しては大津氏に賛同しますが、留学しないで英語を身に付つけるのは 単なる努力ではなかなか乗り越えられない壁にも当たります。 >あなたはかなり英語を勉強されているようですね。 いや、gadovoaさんに比べれば まだまだです。 >日本の中学英語が実は失敗だったというのは知っていると思います。 いや、私は失敗ばかりとは思いません。それに関しては、私は少し変わった意見を持っているんですが、大部分の日本人は日常生活において英語を話すことは必要とされていません。しかし、日本にも色んなところで英語が入り込んでいる事実を考えれば、一般常識として必要な英語の知識は学校で習う英語でほぼ賄えるはずです。そうですね、音楽の授業だって ピアノやギターを弾くのが目的でないように、英語の授業も英語をみんながみんな英語を話す必要もないのではないかと考えることもできるはずです。 >英語は論理的な体系がなされているにも関らず、 中学英語は英語の根幹の5文型も品詞も教えてきませんでした。 へえ、そうなんですか。私は教わりましたが。 >また週2,3回の英語の授業では文法だけでなく会話にすら時間を割くことができないというひどい状況を文科省はいまだに放置しています。 日本はそもそも外国語教育に力を入れていませんよね。公立の中学校では英語は週3コマですが、少なすぎます。(イタリアとかだと中等教育で外国語を2つも3つも学ぶそうです。)しかしながら、英語は受験で大きなウェイトを占めています。まあ、これに関しても いずれ新たに質問を立てようと思います。 >理想論を上げればきりがないですが、最低限の文法的体系を一通り身につけながら会話を一緒に学んでいくのが効果的ではないのでしょうか。 いや、微妙に違うんですが、会話を学びながら最低限の文法体系で整理していく方がいいと思いますが。 >私は論理的思考が働く高校生位からがちょうどよいと思っています。 ということは、中学では英語を習わないんですか。まあ、文法と訳読を中心とした現行のやり方なら、そっちの方がロスも少ないし、その分、大学の第2外国語を潰して英語に当てれば 英語の学習時間の確保はできるでしょうけど。

  • masa4967
  • ベストアンサー率31% (6/19)
回答No.1

自分なりの意見を述べさせていただきます。 私は全ての言語の習得において、まず初めに最も重要なのは最低限の単語の習得だと思っています。 とりあえず、どこの言葉でも単語を並べるだけである程度の意味は通じます。 また、その逆に文法がわかっていなくても単語を並べられれば相手が何を言いたいのか予想・想像がつきます。 また「英語学習は母語を身につけるのと同じ手順で進めるのが効果的である」というのにも当てはまります。 ただ、この単語を覚えるときに文字から覚えるのか、音から覚えるのかでその言葉に対する固定観念がかなり変わってくると思います。 実際に母国語を覚えるときもかならず音から入っています。 たとえば、Apple=リンゴという解釈ではなく、 リンゴというものはアプォーみたいな音であるという認識が必要だと思います。 試験対策でしたらこの方法ではほとんど通用しないと思いますが、 英語を使えるようにする場合はまず単語から、そして文を音で把握することが大切だと思います。

noname#97496
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 日本人の英語学習者の多くはリーディング力とリスニング力の大きなギャップを抱えていることと思います。そして、そのギャップを少しでも縮めようと ディクテーションの練習をするんでしょうけど、果たして このような手順が合理的なのか 疑問を感じました。 私の場合は中国語も勉強していますが、中国語は英語以上にリーディン力とリスニング力のギャップが広がりやすい外国語です。日本人だと、どうしても漢字を意識しすぎて、意味だけ推測できれば 発音の細かい点は蔑ろにしがちです。