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ビブラート?トレモロ?について
きちんとした専門用語がわからないのですが、歌の中で音を伸ばす部分での声の揺れ・震え(演歌でいうと「こぶし」みたいなもの)について伺います。 ジャンルは違っても、朗々と歌い上げるタイプの歌にはこれがある場合が多いように思うのですが、なぜなのでしょうか。人間の声は、まっすぐ長く伸ばそうとすると自然に揺れて波ができるものなのでしょうか? それともあれは訓練のたまもの? それに、歌の上手な歌手がデュエットしているとき、2人の声の揺れの速さがピッタリ同じだったのを見たことがあり、すごいなー!と思いました。 声の揺らし方には、何か人の耳に快く聴こえる決まった回数の法則、つまり1拍の中に「アアアア」と4回揺らす、とかそういうものがあるのでしょうか? 歌のトレーニングでそういうことを教わるものなのでしょうか?
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参考URLにビブラートについて書いてありますので参考にして下さい。 発声に関して「これが正しい」と言うのがないのが現在の状況です。 だから、人によって指導方法が全然違ったりして混乱することもたくさんあります(^^ゞ ビブラートをかけない方がいいという人もいらっしゃいますし、かけるべき(こういう方はあまり見たこと無いですが)という人もいらっしゃるでしょう。 gomadaufuさんがご覧になったのはひょっとしてトリルではないですか? お互いがそろっているということは曲にそう言う指示がしてある可能性が高いです。 曲に指示がしてある場合、それはビブラートではなくトリルです。 ちなみにトリルとはトリルがかけられた音の一音上か下(だいたいは上ですが)を高速に反復することです。 例えば、ソにトリルがかけられていれば「ソラソラソラソラ…」と早く歌うことになります。 ビブラートは基本的には音が変わらない程度に揺れるものなので音が変わっていればそれはトリルになります。
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- TAKEYUU517
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大学(教育学部音楽科)で声楽を勉強しているものです。 歌の中で声が震えるものは「ビブラート」といいます。 ビブラートは正確な発声法で長年歌っていれば自然とつくものと考えた方がいいです。 経験のない方が無理につけようとすると「音程がぶれる」「安定した声が出ない」という原因になりひどい場合は「無理な発声でのどを痛めてしまう」ということになりかねません。 無理な発声というのはビブラート自体が無理な発声ではなくて真似事をしようと思うとという意味です。 実際、大学の授業でもビブラートのかけ方は練習しません。 声楽を専門にされている方はどうかわかりませんが…。 ちなみに「ビブラート」と「トリル」は全くの別物です。 「トレモロ」は下の方が書いて下さってるとおり音の反復のことです。
お礼
ありがとうございます。 自然とつくものなんだ・・・不思議・・・どうしてだろう・・・? TAKEYUU517さんにまた質問したいのですが、私の見た2人の歌手(オペラとかではありません、メキシコの歌手で、別々に活動してる2人です)のピッタリ揃ったビブラートは、上手な人が歌うと、自然と「このテンポの曲だとこのくらいの速さのビブラート」というのが感覚的にできるから一致(全くズレずにシンクロ)していたのでしょうか? 見ていただいてないのでコメントしにくいと思いますが、よかったらご意見をお聞かせください。
こんにちは。 私の感覚的には ビブラート奏法(尺八「首振り三年」)(バイオリン等のフレットの無い弦楽器で)周波数偏移 ↑ビブラート奏法には或る種の1/fのゆらぎが存在するのでは無いかと思います。 トレモロは(マンドリン等)同一音の早い断続音 ブルース・ハープでは「トレモロ奏法とビブラート奏法」の両方共重要なようです。 (ケーナーとかリコーダー)は、振幅変移 -------------------- こぶし、はビブラート奏法とはちょつと違うと思いますが… ------------------------------ ビブラート[vibrato(伊)] 音の高さをわずかに揺らしながら演奏する事。声楽や多くの楽器で行われるテクニック。 ↓ http://www.craftone.co.jp/cfa/Dictionary/ha.html#Anchor-59125 トレモロ[tremolo(伊)] 本来、同一音高上の「震動」を意味した。(1)声楽では、同一音高の急速な反復。(2)弦楽器では、弓を急速に上下して出す同一音の急速な反復。または弓を返さずに演奏される急速な2音の交替。(3)ピアノでは、8度や5度などの音程を急速に反復する奏法。または同一音の急速な連打。(4)ギター・アンプやオルガンで、音量を小刻みに大小変化させる事。電子楽器では、電子回路によって信号を振幅変調してトレモロ効果を得る。 ↓ http://www.craftone.co.jp/cfa/Dictionary/ta.html#Anchor-51540
お礼
ありがとうございます。 そう、楽器の奏法にそういったテクニックが昔からあるのは、紛れもなく、聴いたときにそれが心地よく感じるからですよね。楽器の場合のそれは、練習して身につけるものでしょうね。 人間の声のビブラートやトレモロは、自然に発生するものではなく訓練で習得するものでしょうか?
お礼
ありがとうございます。 参考URL読みました。ビブラートに関しては色々な考え方があるんですね。 私が見たのは音の高さが変わるほどのものではなく、強弱の波という感じがしました、そしてそれはわざとらしいものではなく、とても素敵だったのです。 トリルという言葉、初めて知りました。 どうもありがとうございました!