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エアプランツ、養分はどこから?
空気中の水分を葉から吸収し、根には吸収する機能はないというエアプランツですが、栄養分も葉から吸収するのですか? だとすると空気中に成長に必要な栄養分が含まれているということでしょうか。 よろしくお願いします。
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エアプラ歴1年ちょっとの者です。 お店で売られているエアプランツというのは、 パイイナップル科(ブロメリア科orアナナス科)のティランジア属の植物です。 エアプランツは水のいらない植物というイメージだけが先行していますが、 水はいるんですよ。 種類によりますが、数日に一度のミスティング(霧吹き)と数週間に一度のソーキング(水を張ったバケツなどに数時間どっぷりつける)が栽培の基本です。 なので、そのときにごくごく薄めの液体肥料をときどき混ぜてあげます。 ティランジア属は大きく分けて銀葉種・半銀葉種・緑葉種の三つに分けられます。 銀葉種の葉にはトリコームと呼ばれる鱗片があり、そこから水分および養分を吸収します。 これは激しい乾燥と日差しから体を守るための仕組みです。 空中湿度と適度な通風があれば大気中から水分を取り入れることも可能ですが、日本の気候で育てるとなるとやはり↑のような水遣りが必要です。 根は着生(体の固定)に使われるだけなのだそうです。 乾燥に強く、「エアプランツ」のほとんどがこの種類に分類されます。 流木などに着生させたり、軽石に植えつけて栽培します。 特に乾燥に強い種類なら、机の上に転がしておいても育ちますが、日光と水は必須です。 半銀葉種は銀葉種と緑葉種の中間タイプで、じょうごのように葉の基部が折り重なって、パイナップル科の特徴である「貯水槽」を形成しています。 このため貯水槽に水があるときは乾燥にも耐えられるのですが、水がなくなると弱ります。 根から普通に水を吸収できる種類もあります。 「エアプランツ」に分類されることも多いのですが、本来ならば、軽石やミズゴケなどに植えつけてあげるほうが良いです。着生させての栽培も可能ですが、湿度が無いとやはり難しいでしょう。 緑葉種は「エアプランツ」として売られることはまず無く、普通の鉢物として扱われます。 ハナアナナス(ティランジア・キアネア)などがこの種類です。 私が本やサイトから得た基本的な知識はこのくらいです。 専門家ではないので、専門用語などに誤りがあるかもしれませんがご了承ください。 詳しい栽培方法についてはこちらをご覧になるといいと思います。
- 参考URL:
- http://www.airplant.co.jp/
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- mclaren03
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殆どのエアープランツは樹木や岩場などに着生して空気中の水分を葉から吸収して生きています。 水分は空気中から養分は弱い光からと、とても省エネな今の時代にピッタリのエコプランツでもあります。 エアープランツには小さな根がありますがこれは岩に着生したり樹木に絡み付いたりするためのアンカーの役割をするもので水分や養分を吸いとることはありませんが環境が適してくると少しずつ伸びてきます。 エアープランツは明るく風通しの良いところに置くのが一番で、陽の当たらない室内に置く場合は週に2~3時間は陽に当てた方が良いでしょう。 空気中の湿度が60%位で風が流れている様な場所では水やりの必要は殆ど必要ありませんが、60%を切るような場合は週に2~3回は葉が濡れる位の霧吹きをします。 エアープランツは昼間は気孔を閉じ夜開きますので霧吹きは夕方から夜にしてください。 屋外におく場合は梅雨の時期を除いて自然の夜露や雨水に任せておけば殆ど水やりは必要ありませんが、梅雨時は雨がかかりすぎますので調節してください。 エアープランツの生長期は春から秋で冬場の5℃以下では休眠状態になり生長しません。 春や秋は普通は50~60%の湿度でさわやかな風が吹き最も良い環境ですので放って置いても大丈夫です。 ただ日本の梅雨や夏場は北海道を除いてちょっと湿度が高過ぎますので水のやり過ぎに注意したほうが良いですし真夏の屋外は直射日光は避けて半日陰に置きましょう。 私は東京ですが1月位までは屋外でも平気でしたが冬場の12月の後半から2月位までは室内に置いた方が無難かもしれません。 肥料はほとんど必要ありませんが春と秋の成長期に観葉植物用の液肥を2~3000倍に極く薄くうすめて霧吹きします。 水が殆どいらないので普段植物を飾れない様な場所にも飾れる利点があります。 グラスや陶器、ガラスケースや籐のかご等を利用して飾ると一寸素敵ですね。
お礼
いろいろな飾り方ができておもしろそうです。 ありがとうございました。
お礼
くわしい説明ありがとうごさいました。 不思議な植物だなぁと思っていましたが、だんだんかわいらしく思えてきました。ぜひ育ててみたいです。