- ベストアンサー
三相交流回路を多く使うことについて
多相交流回路の多くは三相交流回路らしいですが、これは何故ですか? 又、モータの回転子、固定子に用いられてる鉄心には積層鋼板が用いられているそうですが、何故積層しているのですか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
三相であれば最低でも4本必要なはずの電線が3本で済み電線が節約できます。 また三相は簡単に回転磁界が作れるため電動機の構造が簡単ですみます。 また三相のうちのどれか2本を使う事で単相も簡単に得る事が出来ます。 鉄心には交流磁界がかかっています。 この場合鉄心に電圧が発生し、これがもとで鉄心に渦電流と言うものが流れます。 渦電流は熱になりますのでエネルギーのロスとなり、モータの効率が低下します。 これを防ぐため抵抗の大きい珪素鋼板を絶縁して積層し、渦電流を減らして モータの効率を上げているのです。 発電機や変圧器でも同じ理由で積層珪素鋼板が使われます。