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ナショナリズムって?

ナショナリズム=国粋主義=愛国心をもつもの と考えて良いですか? また、高校の論文で「日本とナショナリズム」について2000字ほどかかなくてはいけないのですが、なにを書けばよいのか全くわかりません。 何か参考になる答えをお願いします。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • naokopapa
  • ベストアンサー率22% (11/50)
回答No.2

個人的には、「主義」とか「思想」という以外の受け止め方もあると思っています。 「ノンポリ」ということではないのですが、今の時代、歴史や政治を前提とした主義や思想は語りづらいように思うのです。 「国民意識」すなわち、「母国を意識すること」というところまで、幅広く考えてもいいのではないかということ。 たとえば、オリンピックで母国を応援しますよね。ただ国によっては程度の違いはあります。 また、特定の国に対する意識もありますよね。 そんなことでもいいのではないでしょうか。

その他の回答 (4)

回答No.5

 前提として。 「ナショナリズム」というのは、 基本的には「民族主義」、Nation主義であり、 本来は国家に限りません。 民族種族や宗教、地域、土俗的なつながりを、 「近代西欧」的な極端な思考で再認識・架空で創造補足して 一定の囲いで区切って、意図的に高揚するものです。 その結果、近代国家として成立させやすく、 成立後もその手法を継続させていくものです。 ですので、反国家運動をする少数集団も、 殖民下から独立しようという運動も、 その手法をとっていればナショナリズムと言えます。  ですので江戸時代までの、幕府への忠誠や藩への忠誠、 (当時はほとんど忘れ去られていた)天皇への崇拝などは、 近代西欧思想に触発される以前であり、 ナショナリズムとは言われないと思います。  西欧思想に触発され、 それまでの「おくに」であった藩が統一され、 天皇を基礎においた日本国という近代国家 を作ってまとまりましたが、 そこらからが日本のナショナリズムの始まりだと思います。 ナショナリズムの定義は以下のように。  始めは外の近代的な「集団」=大概が国家… に触発されて対し、 国家であろうと反国家の少数民族であろうと、 自分の「集団」を意識し区別して形成又は定義しなおし、 自分達の集団の優秀性・独自性を見出し、 よく共通の神話や性質を捏造してでも見出して根本とし、 自分達の集団こそが最上のものとして、 対抗すること。  ナショナリズムという手法は その地域集団をまとめて強化するのにとても有利です。 近現代以前では国境も民族もあやふやで混在していたものを、 従来よりも強い境界意識で対立し、 そのためには相応の犠牲… 民衆が死ぬ覚悟を持って兵士となり戦地に行ってもいい、 そう思わせる手法なので、 熟練を要しない近代銃火器を持たせて 大量動員させるためにも有利で、戦争に勝ち、 世界は近代国家で埋まり、区分され、以降、 その単位でお互い交渉するようになったのです。 ただし弊害として、ナショナリズムは 民主主義の過程を経ていき他国とも協調していくものと なっていますが、 その過程を経るまで、又は煽られて噴出しすぎると、 概念・感情的で非合理な判断で外交政策を行い、 結局はその集団にとっての利益(国益)を 損なう可能性が高くなります。

回答No.4

 高校の先生には左傾的な人物が多いので、そのようなイデオロギー注入の課題ではないことを願っています。が、「昨今の右傾化された現代日本」などという考えを論調とする向きが多いので、どうも質問者さんの出された課題には、イデオロギー臭さを感じます。まあ、左右どちらでも構いませんが、ご自身のしっかりとした価値観を持たれたらいいでしょう。センセイの考えが絶対ではありません。  ここのサイトでは、具体的な質問内容でなければ削除対象になるので、もう少し質問内容を絞った方がいいでしょう。  ひとつだけ素材を提供しますと…現代はネット社会が整備され、人の往来も盛んとなり、「ボーダレス社会」ということがよく言われます。しかし、ボーダレスになるからといってナショナリズムまで無くなるものだろうか?国際社会に入り込めば入り込むほど、私たちは「日本人」であることを自覚せざるを得ないのではないだろうか?…こういう観点からも、論文を書くことは可能だと思いますよ。

  • guramezo
  • ベストアンサー率48% (370/759)
回答No.3

同じ「ナショナリズム」といっても、ご質問にあるような「国粋主義」と「愛国心」とでは、次元が違う話になります。 従って、論文の分野によって、どちらを論じるのかが異なってきます。 歴史・思想の分野であれば、「国粋主義としてのナショナリズム」になりますので、国内が分裂していた戦国時代までは除き、江戸時代の鎖国政策から、攘夷論を経て、世界へ進出していった際に「国粋主義」に如何に変貌し、その究極が第二次大戦での「極右思想」「軍国主義」に結びついていったか、について考察したらいかがでしょうか。 現代社会や哲学の分野であれば、「民主主義におけるナショナリズム」として、「何故スポーツで自国を応援するのか」とか、「国を愛する気持ちと個人を愛する気持ちの共通点と相違」とかについて論じるのはどうでしょうか。

  • nak_goo
  • ベストアンサー率35% (110/312)
回答No.1

日本におけるナショナリズムの変遷を、歴史上の観点から論じてみてはいかがでしょうか。 たとえば第二次世界大戦のときは、ナショナリズムは異常な高まりを見せました。現代でもオリンピックの時はそうですよね?明治維新のときはどうだったのでしょうか? 江戸時代~近代~現代と、どういうときにナショナリズムが台頭して、どういうときに下火になってきたのか、その波をあなたなりに検証してみると面白いと思います。

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