- ベストアンサー
伝統を守る事=ナショナリズム?
- 「伝統を守ること」はナショナリズムなのか疑問に感じる。
- 右翼として扱われる抗議活動についても論じる。
- 伝統・習慣・風習・価値観を守ることがナショナリズムや愛国心なのか疑問を呈する。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
Wikiですが、素人の思い込みや悪意の捏造もあるので注意が必要です。 質問の主旨ですが、↓であって、語源(議席の左右とか)は求められていないと解釈しました。 A:>伝統・習慣・風習・価値観を守る事がナショナリズムや愛国心なのですか? B:そこで思ったんですが「自国や自民族が持っている元来の文化、伝統、風習、思想等を重視した政治思想をよぶ。」事から何故「ナショナリズムの総称」になるのでしょうか? C:>逆に「自国元来の伝統や風習や思想をどんどん変えて行こう。」ですとか「もっと他国の良い所を沢山取り入れよう。」と言った今までにない部分を取り入れ、自国を良くしようとするのは、ナショナリズムにはならないのでしょうか? 回答A:「伝統・習慣・風習・価値観を守る事」は「愛国心の現れ(必要条件)」ですが十分条件ではありません。 (例:警察官は銃を持っているが、銃を持っている者=警察官 ではない) そして、保守は全ての「伝統・習慣・風習・価値観」の保持を要求するものでもありません。 形骸化した様式に固執する事は弊害しかもたらさず、それは保守の本質ではありません。 回答B:後述する保守・右翼の表面的な行動のみを取り上げ、それが全てであるように語っているだけだと思います。私にはそれが正しい定義とは思えません。 回答C:(保守ではないかもしれませんが)ナショナリズムと呼んでよいと思います。 後述する理由によれば、保守、革新、右翼、左翼 は方法論の違いに過ぎず、根底に愛国心があれば、それは「ナショナリズム」であると思います。(「愛国心」があればですが) それに、愛国心を持っているものが全て同じ行為や方法論を持つとは限りません。 更に、思想がある=賢い、行動が正しい というわけではありません。 思想だけで評価するなら、革命家やテロリストにも愛国者はいます。 質問者様の疑問は、「右翼・左翼」や、それ以前の「保守・革新」について無知だからだと思います。 保守と革新ですが、それらの本質的な違いは↓の「理性」への評価からくるものです。 保守:人間は不完全な存在であり、その理性も万能ではない。 昔からある文化や習慣は、過去の経験や失敗から学んできた結果であり、時代を経ても残っている以上、何らかの必要性があると思われるので、尊重するべきである。 →日本文明の固有性、民族の伝統・文化・国柄は徒に変えるべきではない。(近代化を否定しているのではない) 革新:理性は万能であり全てを解決できる。 徒に旧弊に囚われず、時代に合わなくなった制度や習慣は変えるべきである。(民族の文化や伝統の破壊が目的ではない) 思想の性格上、平等や人権を重視する為に、旧来の文化・習慣を尊重する「保守」と、対立する傾向があります。 以上から、保守と革新は政治の思想や方法論の違いに過ぎず、優劣や善悪で測るべきものではありません。 そして、右翼・左翼は保守・革新から出たものですが、違うものです。 右翼:保守思想内の少数派の政治結社 (多くは国粋主義→排外主義的傾向に偏ったもの) 左翼:革新思想内の少数派の政治結社 (多くは平等主義→共産主義的傾向に偏ったもの) D:>また最近ニュースなどで話題になっている、竹島や尖閣諸島の領有権について韓国や中国に対する抗議活動も「右翼」として扱われたりします。 前述の「保守と革新」や「右翼と左翼」の定義によればDの抗議は「国益や国防」に関わるものなので、左翼や革新も参加しても不思議ではない筈です。 それなのに、いわゆる日本の革新や左翼が行動しないのは、↓のように本来の意味のものとは違って、外国の手先となっているからです。 実は、日本に自称革新や自称左翼の実態は外国の手先となって活動している者達です。 彼らのルーツは戦前の共産主義者まで遡ります。 大東亜戦争後、アメリカは日本を精神面からも弱体化しようと、「戦争責任」による洗脳を行いました。 (質問から外れるので詳細な話はしませんが、終戦前にはそのような概念はありません。当時は戦争は国家の権利であるので責任は発生しません) 【日本人弱体化計画~国際法と文明を無視した一方的蹂躙】 https://www.youtube.com/watch?v=ruahswrCctw 【東京裁判史観の呪い~歴史問題で日本が勝利できない理由】 https://www.youtube.com/watch?v=xzksJvbtyp8 【A級戦犯は冤罪】 https://www.youtube.com/watch?v=sDTJVZheUwo 一方のソ連は、戦後の日本に共産主義革命を起こそうとしていました。 その為に、日本の左翼的集団や報道機関に資金援助をしたり工作員を送り込みました。 これが、日本の自称「革新」のルーツです。 当時の彼らは暴力による革命を目指していました。実際に犯罪行為も行っています。 彼らを戦時下の思想弾圧の犠牲者として美化する意見もあります。 しかし、警察にマークされていた=正しい立派な人ばかり とは限りません。 海外の共産主義者も、同様に犯罪や暴動の扇動等も行っており、彼らは当時の西側世界でも弾圧されています。 【赤色ギャング事件】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E8%89%B2%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E4%BA%8B%E4%BB%B6 《東京府東京市大森区(現東京都大田区)で発生した日本共産党党員による銀行強盗事件。》 アメリカの占領政策も、日本を混乱させ弱体化するために、ある程度の共産主義者の活動は容認していました。 このように背景や行動に問題はありましたが、日本では共産主義の思想や理想は一定の理解を得られていました。 しかし、ソ連が崩壊し、中国のチベット弾圧や北朝鮮の拉致などの実態が知られるようになった為、共産主義の思想への賛同が得られなくなり、左翼は存続自体が危うくなりました。 その為に、彼らは共産主義を語るのではなく、活動内容を人権問題(在日・部落)や平和運動(護憲・反自衛隊)や、ありもしない日本の戦争責任(侵略・従軍慰安婦・強制連行等)を追及する事に変えました。(これを「人権サヨク」と言う方もいるようです) それらによって、日本人に自虐史観が染浸み込んでしまいました。 【嗚呼大和】 https://www.youtube.com/watch?v=twxtQ6_qTIU 【マスコミが報道しない民主党の実態】 http://www.youtube.com/watch?v=sppB9R6dxMU 彼らは自分達に反対したり協力を拒否する者には、他には「軍国主義者」「右翼」「レイシスト」等のレッテルを貼って、嫌がらせや(集団での抗議、デマの拡散、営業妨害、恫喝)や訴訟を行って、社会的に封殺しています。 しかし、今ではインターネットによって事実が広まった為に、それらが通用しなくなりつつあります 彼等のこのような活動は、外国では武力を使わない侵略と判断されます。 【解説に挑戦!~スイス民間防衛に学ぶ~】 https://www.youtube.com/watch?v=tUuxd4ESpsc 右翼については、いわゆる【街宣右翼】のイメージが浸透していますが、両者は全く違う者です。 街宣右翼の多くは↓のような者達です。 【街宣右翼】 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%97%E5%AE%A3%E5%8F%B3%E7%BF%BC (多くの街宣右翼は暴力団傘下にあり(社会運動標榜ゴロ)、在日韓国・朝鮮人や被差別部落出身者が含まれていることもある。) 【うるさい街宣右翼 実は反日朝鮮人】 http://whisper-voice.tracisum.com/?eid=29&target (英国BBCでは、街宣車で街を占拠する右翼の主張は「天皇制復活」、「日本民族の国粋主観」等だが、実際の構成員は国粋主義者とは相容れ ない筈の韓国人、朝鮮人、また天皇制と言う身分階級の下では最下層に位置され、最も身分制度の被害者であったはずの被差別出身者で90%を占めていると指摘。) 彼等の目的は↓です。 1:自分達の行動によって保守への誤ったイメージを与える。 2:愛国者を装って、企業・団体に支援・寄付を求める(強要する) ネット右翼という言葉についてですが、 掲示板上で議論に負けたいわゆるサヨクが、罵倒や捨て台詞として使用したもので、使う人間の品性が疑われる言葉です。 現在では、ネット上の保守的発言をそう呼んで発言者を中傷することで、保守=右翼=差別主義者という印象操作をする為のレッテルとしても使われています。 (最近は↑を知らない俄か嫌韓や無知な人によって濫用されているので、意味がぼやけてしまっています) 「ネトウヨ誕生時の某掲示板」 http://www.geocities.jp/pleasurepleasure108/flash/battle.html
その他の回答 (5)
- zenix1
- ベストアンサー率22% (54/236)
日本での『保守思想と革新思想』と言った、政治思想の違いや定義について述べようとすれば、論文ができてしまいますから、いろいろ調べてみると面白いですし見方も変わります。 日本以外の国も含めた場合、私が考えるのは、ゆっくり変えていこうとするか、急いで変えていこうとするかの違いかなと。 ゆっくり変えていたんでは間に合わない人も出てきますし、急いで変えれば失敗しがちです。 右翼思想と左翼思想については、相手を批判するためのレッテルです。 『ゆっくり変えるか、急いで変えるか』 『右翼、左翼はレッテル』 このあたりを頭の片隅に置いてお調べになると、案外スッキリ理解していけます。
お礼
回答ありがとうございました。
- xx x(@hateha2_goo)
- ベストアンサー率14% (104/711)
社会を変革するためには、まず、その社会を構成する個人の変革から始めなければなりません。暴力はいつも、不幸な人たちによって引き起こされます。ですから、個人の幸福を増進することで、人間に潜む暴力性を弱めることができます。 しばしば暴力は、自分を不幸だと思う人たちによって引き起こされるので、政治家の技量のすべては、権力の座にある者たちを引きずり下ろすために、人々の不幸の意識を強めることにあると言えます。そして、引きずり下ろされた者は同じ目的で、また同じことを行います。 こうして人々は常に不満の状態に置かれ、ついには、こうしたことの繰り返しの後に不満の捌け口を他の国に求め、それが一般的な意識に達すると戦争が起きるのです。 官能を高めることによって各人が無限を意識するようになれば、社会全体が変革されます。 ラエル著 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC2%E6%AC%A1%E7%99%BE%E5%B9%B4%E6%88%A6%E4%BA%89 (第2次百年戦争Second Hundred Years' War, 1689年 - 1815年) 「右翼」「左翼」の引き起こした歴史は、こんな感じではないでしょうか? もっと、個人の幸福を増進することで社会全体の変革。 政治もその無限を意識することではないでしょうか? おのおのの政治資金用途やら次回選挙当て込み、その鞘当のような政治が続きますが、引きずり下ろさない&引きずり下ろされない政治それの目立たない政治などが理想(?)となるのでしょうか?
お礼
回答ありがとうございました。
- zenix1
- ベストアンサー率22% (54/236)
本会議場で右に座っているか左に座っているかの違いだけです。 もしくは球場の右左。 言葉の意味は国(たとえばロシヤで右翼といえば共産主義者)や時代(日本国内でも戦前、戦中、戦後と変化してきました)や使う人(自分のことを右翼とか左翼とかは言いません。真ん中だと思ってますから。対立する相手に言います。)で違います。 辞書は人間が編纂したものなので、当然なんらかのイデオロギーが影響しています。辞書は参考にするもので、答えを探すものではありません。 つまり右翼とは『本会議場の左側に座っている人が右側に座っている人を批判するときに使うレッテル』と言えます。 左翼はその逆です。 自分のことを言うときは保守と革新を使います。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
仰っている説明は、語源や議会における保守派や革新派についての事だと思います。 僕がここで知りたいのは「保守思想と革新思想」「右翼思想と左翼思想」と言った政治思想の違いや定義について知りたいです。
- hekiyu
- ベストアンサー率32% (7193/21843)
”「自国や自民族が持っている元来の文化、伝統、風習、 思想等を重視した政治思想をよぶ。」事から何故 「ナショナリズムの総称」になるのでしょうか?” ↑ ナショナリズムは伝統を守ろうとします。 また、右翼も伝統を守ろうとします。 ナショナリズムと右翼とは、全面的に一致しませんが、 一部重なり合う概念です。 そして、右翼という言葉ですが、軍歌右翼の頑張りにより 日本では非常にマイナスのイメージがあります。 従って、伝統を重視しない人達が、伝統を重視する人達に 右翼というマイナスイメージのレッテルを貼ろうと して、こういう定義になったのだと思われます。 事実、右翼が問題を起こせば、マスコミは右翼と 書きますが、左翼が問題を起こしても、それは左翼の過激派 と書きます。 過激派と書かない場合は、市民団体と紹介します。 ”逆に「自国元来の伝統や風習や思想をどんどん変えて行こう。」 ですとか「もっと他国の良い所を沢山取り入れよう。」 と言った今までにない部分を取り入れ、自国を良くしようとするのは、 ナショナリズムにはならないのでしょうか?” ↑ 右翼左翼について、若干の説明が必要です。 人間には理性があるのだから、理性に基づいた政治をやれば 良い。 理性と伝統が矛盾したら、伝統を無視して理性に従え、 てのが左翼の考え方です。 これに対して、理性など信用できないのは社会主義の失敗で 明らかである。 理性などよりも、先人の試行錯誤の結果である伝統の方が 信用できる。 だから伝統を守るのが大切だ、とするのが右翼です。 そして、左翼の代表が社会主義というモノです。 この社会主義は、共産主義を理想としており、共産主義は 国家を否定します。 こういう訳で、伝統を無視軽視する態度は、左翼的であり ナショナリズムと相容れない、とされるのです。 ”伝統・習慣・風習・価値観を守る事がナショナリズムや愛国心なのですか?” ↑ 愛国心というのは、国家の利益を守ろうとするものです。 だから必ずしも伝統を守ることとは一致しません。 異なる概念です。 伝統を無視した方が国家の利益を守れるではないか、ということも あり得るわけです。 しかしです。 愛国心というのは、国家の存在を前提としています。 その国家を否定するのが共産主義です。 共産主義は、前述したように伝統を無視軽視します。 だから、伝統を守ることが社会主義、共産主義を 否定することになり、国家の存在を前提とする 愛国心に繋がる、という構図です。
お礼
なるほど、大変詳しくわかりました。 回答ありがとうございました。
補足
とても良い回答だと思いますが、同意数がマイナス14もありますが、何故なのですかね?
- satorukune
- ベストアンサー率34% (85/250)
自分たちと違う思想を持った人に対して レッテルとして「右翼」「左翼」という言葉を貼り付けて叩いてきた という中で、言葉の意味が捻じ曲がっているんだと思いますね 某県のある新聞からみると、朝日新聞ですら右翼だ、という話もあります かつて日本を「もっとも成功した社会主義国」と皮肉ったこともあると言いますし 左翼と呼ばれていた勢力は実は売国勢力ということが明らかになりつつあり 社会全体が左に寄っていたところから真ん中に戻りつつあるところで 言葉の意味の変化の過渡期にあるのでは、と私は思います 話がズレているように思うので質問に答えると どういう意味で使っているかで、どちら側の人間なのかわかる だと思います
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 政治学者で中島岳志氏と言う方が居りますが、この方も「保守主義は人間の理性を懐疑している。」と、書籍やネットの中でよく述べています。 http://www.magazine9.jp/hacham/110330/ 他にもこの方は「右翼思想」と「保守思想」の違いについて 「現状肯定し、理想社会というのは過去にもなかったし永遠にこない、と考えるのが保守思想の立場です。だからバランス感覚を持ちながら、漸進的に改革をしていく英知しか存在しないということです。それに対して右翼思想というのは、理想社会が誕生しえると思っているのではないでしょうか。では、進歩派と何が違うかというと、過去に遡行することによって理想社会というものが可能であると考えているところです。」 こう仰っています。 http://www.magazine9.jp/taidan/007/index1.php 中島氏が言うように、保守思想が現状肯定しながら、漸進的な改革を目指しているのとは逆に、右翼思想は現状に不満を持ち、革命を目指しているそうですが、現在の右翼団体が昭和の右翼団体の様な財閥や大企業へのテロ事件を行わなくなったのも、戦後アメリカの占領政策の影響なのでしょうか?