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異種金属を使用した場合の人体への影響
異種金属が接すると腐食すると聞きましたが、母の股関節の再手術でチタン製のワイヤーとステンレス製のケーブルが接して使用されているようです。大丈夫でしょうか?
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ガルバニック・コロージョン(腐食)のことですね イオン化傾向の差が大きい金属同士を触れ合わせると そこにガルバニー電池が形成され卑なる金属が腐食 していきます。電食ともいいます。 ちなみにガルバニーとはイタリアの生物学者である「ガルバニー」に因んで付けられた名称。「異種金属間電池」とも呼ぶ。 さてTiとステンレスですが チタンと鉄のイオン化傾向の差ですが 結構離れています、しかしステンレスは鉄Fe中にクロムCr又はクロムとニッケルNiを含有させた物で、クロム11パーセント以上の物をです。 Fe-Cr系にはフェライト系・マルテンサイト系 Fe-Cr-Ni系にはオーステナイト系に分けられます。 そして、含有する金属の種類(Al・C・N・Mo等)と、その割合によってSUS304・SUS306・SUS405などのJIS番号で分けられています どれに当たるかはわかりませんが ステンレスは通常、表面に不動態膜というのを作り さびの進行を抑えます またチタンは表面破壊電位(透過率0.0001)が高く安定である為 ガルバニックアクションを非常に起こしにくい素材です。←(そのため歯の詰め物にも使われるようになった) つまり両方とも超安定しているので 結論としては チタンとステンレスの組合せでは、自然電位の差が小さく、ガルバニック腐食の問題はありません 以上
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- cathoderay
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追加:基本的に塩水中で問題ないので 人体中でもまず問題はないと考えられます。 が、一応確認だけはしたほうがよいでしょう。 原理的には(生理食塩水中につけているのと同様だと考えられるから)腐食の問題はないのですが 健康にかかわる問題なので尋ねたほうがいいと思います。 ただ、金属の専門家ではないので医者は わかるのでしょうか?・・・・ 医療用部品メーカーのほうが詳しいと思います。 原理的には大丈夫なのでそれほど心配しなくてもよいとは思うのですが・・・
お礼
ありがとうございました。先生とメーカーに訊いてみます。
補足
cathoderayさん、ありがとうございます。 それが人体の中であっても心配ありませんか?