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常識はずれ200億???
青色LED訴訟が8億程で和解みたい。 トヨタの奥田会長が言ってるように 一審判決の200億は常識はずれだし 迷惑。どうも裁判所はずれてない? これに限らず一審と二審で随分判断が異なるケース が多いみたいで一審なんかいらないね。 最初から正しい判断示せばいいよねえ。 さて、なんで200億なんて常識はずれな 判決が出たのでしょうかね? 単に一審の常識はずれ世間知らず?
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- hiruhiru
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#5です。判決じゃなくて和解でしたね。 高裁は中村教授側に厳しい判決になることをちらつかせて、和解させたわけです。
- hiruhiru
- ベストアンサー率26% (21/80)
素人ですが。。。 200億というのは、発明によって企業が得た利益を大きく見積もったのと、その発明に対する企業の貢献を小さく見積もったことによると思います。 二審の和解額が小さくなったのは、知的所有権保護の主旨に立ち返って考えたためなのでしょう。 特許権を与えて発明を保護するのは、そうしないと発明者が、自分の発明を「企業秘密」にして独占してしまうので、世の中の技術革新が進まないからです。 近代以前は、有益な技術が生まれても、その製法が「一子相伝」でしか伝わらないので、埋もれてしまうことなどがありました。 発明を保護する見返りに、発明を公開させるわけです。 発明者は、自分で独占しないで他人にも作らせてパテント料を取ったほうがもうかることもあります。 しかし、発明した個人の貢献ばかりを大きく評価すると、その人に給与や研究環境を提供した企業が、研究に投資しなくなります。 研究者は結果が出なくてもお給料をもらえますが、企業は大きなリスクを背負うからです。 せっかく発明が成功しても、その成果のほとんどを社員がもっていってしまうのでは、企業は研究に投資しなくなります。 というわけで、今回の控訴審の主旨は、 「発明者の利益を保護することで、企業の開発投資意欲をそぐようなことがあってはいけない」 というものだと思います。 バランスがとれた判決じゃないでしょうか?
- nitscape
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200億円という判決がどうして常識はずれだと思うのでしょうか?私はむしろもっと高額であってもいいと思います。 青色LEDはそれができたことによって単に「携帯電話がカラフルになった」や「家電の電源ボタンが青く光る」というだけでなく消費電力が少なく切れずらいというLEDの特徴を生かして様々なものに使われています。 街角で見かけるフルカラー電光掲示板もLEDのものを多く見かけますし、信号機もLEDに変わりつつあります。これらは青色LEDが開発されて始めて実現された ものです。そしてLEDに変わる新しいデバイスが近く出てくることも考えられず、世界中でこれからも使われることが予想されます。 それらを踏まえての一審判決なのではないでしょうか? もしもこの青色LED訴訟が個人ではなくて、どこかの会社が起こしていたら200億円でも納得される人は多いのではないでしょうか?しかしそうだとすると個人に200億円は常識はずれで会社に対しての200億円は納得なんていうのも微妙な考え方ですよね。そのことからも一審は(正しいかどうかは別として)公平に判断を下したと思います。 >これに限らず一審と二審で随分判断が異なるケース >が多いみたいで一審なんかいらないね。 >最初から正しい判断示せばいいよねえ。 一度で正しい判断を下せるのでしたら確かに不要ですよね。でも判断を下すのも受け入れるのもヒトです。双方が納得できなかったときのためにこのようなシステムがあるのだと思います。
お礼
ありがとうございます。 立場と受け止め方の問題でしょうね。 一審より、二審がレベル高く正しいのなら 一審なんぞ不要という論です。 あまりに一審のレベルが低すぎる気がします。
- m1917
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200億は常識はずれもいいところですよ。 もちろん2万円も常識はずれだとは思いますが(笑) この人はそれほど大きくもない会社の中で好き勝手に自分の興味のままの実験をしてたまたま大発明をしただけです。 これは私の推測ではなく、ご本人の書いた本を読んで知ったことです。 もし、この偶然の大発明がなかったら会社は大損したわけですけどだからといって彼に損害賠償は請求できませんからね。 会社の負っていたリスクや使用した場所、給料、試薬他実験機器代などを差し引いたら得られた利益全部を発明者に渡せなんて判決(というか要求自体が)出来ないはずです。 それにいい年した研究員が好き放題なことやってそれが放置されてる職場で、より若い人がやらねばならない仕事をする気になるでしょうか。 勝手な社員がいるってことは研究所全体のモチベーションにもかかわることだと思いますよ。 後半部分は私自身のグチでした。 興味のおもむくままの研究がしたいなら大学とか営利目的じゃない機関でやってほしいですよね。
お礼
ありがとうございます。 立場と受け止め方の問題でしょうね。 飴という意味での報酬は 必要と思いますが200億では 会社が持たないし、 >「この人はそれほど大きくもない会社の中で好き勝手に自分の興味のままの実験をしてたまたま大発明をしただけです。」 このあたりを一審は知らなかったんですかねえ?
- sharl
- ベストアンサー率22% (169/760)
本来、貰える筈のないお金です。 会社での研究で作ったものは会社のもの、まあ当たり前ですね(法的にも)。 しかし、青ダイオードというのは200億どころじゃない価値があるものなんです。 作ったものの価値より安い金額を請求しているのですから、常識はずれということはないと思います。 しかし、個人が会社に要求する金額としてはとんでもないものですね。 ゼロから200億のうちのどこで和解するかというのは、非常に難しい問題だと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 立場と受け止め方の問題でしょうね。 >しかし、個人が会社に要求する金額としてはとんでもないものですね。 こんな要求されたんでは企業がやっていかれませんね。
私は200億でも安いと思います 理由は、中村さんがいなければ発明されなかった可能性があるからです。 どこが常識はずれで世間知らずなのか全く理解に苦しみます 受け止め方の問題でしょう
お礼
ありがとうございます。 立場と受け止め方の問題でしょうね。
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お礼
ありがとうございます。 納得のいくご回答でした。 >二審の和解額が小さくなったのは、知的所有権保護の主旨に立ち返って考えたためなのでしょう。 一審は勉強不足という事ですかねえ。 しっかりして欲しいものです。