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ソーラーサーキットって西日本で建てる価値ありますか?

 実家の父親が「いい家が欲しい」という本を読んでソーラーサーキットにはまってしまいました。   その結果、大手ハウスメーカーに任せて家を建てようと思っている他の家族との間が険悪な状態になってます。  私は家族の仲を険悪にするぐらいなら、ソーラーサーキットの工法にこだわって建てる必要はないと思うのですが、熱くなっている父親を説得するのは難しいです。  母から相談されて自分なりにウェブで調べてみましたが、 1、ソーラーサーキットは宣伝されているほど高性能ではない 2、そのくせ建築費用が高くなる などの批判が目に付きました。 実際のところどうなのでしょうか?  そもそも、西日本に住んでいるので、暖かい地域で断熱とかにこだわる必要もないのではないかと思うのです。  また、「いい家が欲しい」という本は大手ハウスメーカーなどを強く批判しているようで、これも問題の種です。父親はハウスメーカーには絶対に任せられないといきまいております(汗)。  みなさんのお知恵を拝借させてください。よろしくお願いします。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.1

パッシブソーラーの工法は、 外断熱のソーラーサーキットの他にもいろいろありますし、太陽光発電を組み合わせたアクティブソーラーにもいろいろ工法があります。 高断熱・高気密住宅というのも省エネ住宅のうちの一つと言われています。 どの工法も完璧なものはなく、 いいところも悪いところもあります。 また、住まい方によって好き好きもあるでしょう。 ほとんど締め切ってオフィスビルのような環境のいい人もいれば、 多少の暑さは風を通してしのぎ、 冬は17~18度でも、一枚余分に着て輻射暖房がいい人もいます。 その工法を薦めているところや、 宣伝用の書籍には、あたかも完璧で非の打ち所もないように書かれていたりします。また、他の工法の批判まで載ってたりもします。 大切なのは、工法というより、監理の行き届いた施工にあると思います。 西日本であれば、夏を旨とし、通風、庇、湿度対策に重点を置かれても、いいのではないかと思います。

imouttahere
質問者

お礼

ありがとうございました。 大切なのは工法より管理の行き届いた施工というのは、ほんとうにその通りだと思います。 早く父親が目を覚ましてくれるといいのですが・・・ 信じ込んでいる人を説得するのはたいへんです(汗)。

佐藤 直子(@n-space) プロフィール

一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...

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