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木質パネルについて
一戸建ての新築を考えております。 ’いい家が欲しい’というバカ売れした本を読み、外断熱に魅力を感じているのですが、現在検討中のハウスメーカーの工法では、木質パネルになります。 そこで、木質パネル(あるいはツーバイフォー)での断熱および結露について質問なのですが、壁内結露は大丈夫でしょうか? 外に通気層があるので、ハウスメーカーとしては、太鼓判を押してはいるのですが、心配です。 ご存じの方おられましたら、お返事よろしくお願いします。
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北国の設計屋さんです。 全ての断熱材は、経年劣化します。 私の知り合いの建築家さんが「今、外断熱が危ない」と言う内容の本を書いています。 私の近くの住宅も、最近問題が発生して建て替えましたね。 要は、外断熱材が経年劣化で痩せて気密が保てなくなり、内部結露などを発生させて土台回りが腐った為に建て替えを余儀なくされました。 建て替えた建物の建築年数は、建ててから15年目の建物です。 今、都会では、TVで外断熱が流行っているようですが、断熱知識と認識の乏しい温かい地方の施工者の施工では、15~20年先に大きな問題とならないかが心配されるところです。 経年劣化による断熱材の痩せに対応可能なのは、やはりグラスウールでしょうね。 経年劣化を見越して厚く、大きく、入れて施工すれば済む問題です。 長い目でお勧めは、やはり内断熱工法でグラスウールで施工し防湿、透湿通気を確りと施工するのが長く家を持たせる秘訣でしょうね。 全ての断熱材は、材質で違いはあれど経年劣化します。 私の場合、ちなみに今流行りの長期優良住宅の設計に際しては、内断熱工法でグラスウール施工を採用しています。 どちらかと言うと私は、昔から内断熱工法でグラスウール派ですので・・・ お客様から望まれた場合に限り、外断熱工法で設計する事もあります。 ご参考まで
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- xeno23
- ベストアンサー率66% (4/6)
外断熱と内断熱でどう壁内結露が違うかは、解釈の問題のようですが・・ 壁内結露は建物内部に湿気が浸透しないことが第一条件です。その為ツーバイフォー住宅では、ベーパーバリアという気密フィルムを断熱材施工後に貼ります。これにより気密性が上がり室内の湿気を躯体内に浸透しないようにしています。また外壁部にある通気層から躯体内の湿気を負圧により排出することで躯体内はドライに維持できるということです。 それと、断熱材の施工が一番大切です。どのような断熱材でも隙間があれば、そこが断熱欠損となりそこから結露してしまいます。地震の多い日本では建物が揺れで歪みますので、歪みに追従できる断熱素材が大切です。RC造のような剛構造なら外断熱がお勧めですが、木造ではどうなのでしょうか。 躯体内の結露も心配でしょうが、冬の結露を考えるとサッシも木製もしくは樹脂サッシにすることをお勧めします。
お礼
木質パネルあるいはツーバイフォーでは、断熱欠損が必ず生じる(コンセント配線などで)ために、外壁部の通気層が必要ということですね。 理解を深めることができました。ありがとうございます。
- junchang-m
- ベストアンサー率31% (51/161)
外断熱の仕事をされてる方が書いた本ですから良いことを書いてますね 本は私の家にもあります) 内断熱にしろ 外断熱にしろ 工法が違うだけだと思います 極端な優劣はありません どのような工法でも適正な工事をされてるかが問題と思います 結露について 最近の建物では生活の仕方のほうが問題と思います 開放型のストーブを使わないとか 必要以上に加湿器を使わないとか 湿度に気をつけてれば 結露は少ないと思いますが
お礼
外断熱>>内断熱とは限らないとは・・あの本を読んだ直後には、内断熱なんて愚の骨頂と思ってしまいましたが。 ありがとうございます。大変参考になりました。
お礼
一概に外断熱がよいとは言えないのですね。ありがとうございました。大変参考になりました。