#2です。
補足説明どうもありがとうございます。
>「文中の空欄(1)~(10)に入る最も適当な語句を、次のa~jの中から選びなさい」
>*a~jには名詞や動詞などがあります。普遍的、旅など
とのことですが、確かにこれは難しいですね。
この問題は#2でも書いた(1)と(2)の両方の観点から考えていかねばならないのと、
文章によって考え方が極端に変わってしまうということから解く側にとっても教える側にとっても厄介な問題です(苦笑)。
これは最初から空欄を埋めていこうと思っても、なかなか難しいものがあります。
空欄を埋める順番としては……、
(1)諺・慣用句など単語の一部が欠落している部分
(2)文や語句が対立している部分
→逆接や説明などの接続詞があれば分かりやすいので探してみる。
(3)指示語の内容が書かれている部分
ここまでは、ある程度の国語力があれば今まで習ってきたり、自身が解いてきた方法で充分対応できると思います。
これら以外の問題については、文法の性質から考えていく手もあります。
(4)空欄の後ろに主語を表す助詞がある=名詞が入る
例)は・が・も・こそ
(5)空欄の後ろに目的を表す助詞がある=名詞が入る
例)を・に・の
(6)空欄の後ろに補助を表す助詞がある=用言が入る
例)て・で
(7)空欄の後ろに体言がある=用言が入る
(8)空欄の後ろに助詞「と」又は鍵カッコ(「」)がある=体言・用言どちらの可能性もある
(1)~(3)と(4)~(8)を組み合わせて考えていけば、選択肢の幅も狭くできますし、
確実な選択もできることも増えてくるはずです。
そして……
(9)空欄の前に「非・未・不・無」がある=熟語が入る
(10)空欄の後ろに「的・然・性・化」がある=熟語が入る
(11)空欄の前、又は後ろに熟語がある=四字熟語が入る
と言った、こんなの役に立つの!?
と思われるような基礎的な考え方も必要な時があるので、あまり小難しく考えずに、
パズルみたいな感覚を持って考えてみられてはいかがでしょうか??
因みに四字熟語の場合は、
「純真(A)・無垢(B)」や「誠心(A)・誠意(B)」のように、「(A)=(B)」の関係になっているもの。
「三寒(C)・四温(D)」や「針小(C)・棒大(D)」のように、「(C)⇔(D)」の関係になっているもの。
の2通りが多いのもこの手の問題の特徴です。
最初は「???」と言った感じになると思いますが、何問か解く内に、100%でなくとも、考え方がつかめてくると思うので、
諦めずに頑張ってみてくださいね!
お礼
詳しい説明ありがとうございます。 とても参考になりました。 教えてもらったことを頭に入れて、解いていこうと思います。