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国語の接続詞補充問題
こないだ記述模試を受けた際 国語で接続詞補充問題を間違えてしまいました。 今まで接続詞補充問題は簡単な問題の類と思ってきましたが、 最近問題集の接続詞補充問題を間違えることが多くなってきて ついに模試で明らかとなってしまいました。 現代文はすごく苦手だと感じたことはないのでとても焦っています。 その時の模試の、ほかの問題はいつもと同じような出来でした。 接続詞補充問題はどうやって解けばいいのでしょうか? 何に気を付ければいいですか? コツがあったり、注意点があったら教えてください。 お願いします。
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接続語というのは前後の流れを「明確」にするために置くものです。 たとえば「昨日雨が降った。体育祭は延期だ」は、前文が原因で後文が順当な結果です。 これには本来接続語なんてなくてもいいわけですが、流れを明確にするために「昨日雨が降った。だから体育祭は延期だ」という風に接続詞を置くことができます。 接続語は強調語句なわけです。 ですから接続語の空欄補充は (1)各接続詞の使いどころ・役割を理解している (2)空欄前後の流れで強調したいことを理解している ことが必須条件です。 まあ(1)なんてちょっと勉強すれば身につきますが、問題は(2)です。 その流れで強調したいことは何なのかを読み取れるかどうか。 たとえば最初の例文も、前文以前に一度延期している事実があるならば、強調すべきは因果ではなく添加ですから「さらに」とかが入るわけです。 なので空欄補充をミスる原因は接続語どうこうというよりも、前後文脈での強調事項が理解できていない点にあります。 そのためには細部の理解にもっと努める必要があるわけですが、実際には扱われている文章の細部事項まですでに知っているかどうかということに尽きます。 未知な事項を試験中だけで細部理解なんて他の全ての問題を捨てても尚博打です。 普段から読解問題で出題される文章の細部まで理解し、知っておく訓練をしてください。 そうすれば何を強調したいなんかなんて読んでりゃ自明の理です。
- yuklamho
- ベストアンサー率26% (305/1156)
私が以前予備校で教わったのは、 単語があって、句があって、文がある。文が集まって段落が出来、段落が集まって一つの文章ができる。そして、筆者・作者は読者に自分の伝えたいことを解りやすいように書くことを心がけている。その時、筆者・作者が読者に期待する一つのルールは前から順に飛ばさずゆがめず一つずつ末尾の文まで読んでいくこと。そうすれば、伝えたいことが解るように筆者・作者は書いている。 意味を伝えるという意味での最小単位は文でその文が一番密接に関わっているのは前後の文、そして一つの大きな意味のまとまりになればそれが段落となる。そして、一つの段落が一番密接に関わっているのはその段落の前後の段落(文)。 言われてみれば当たり前のことなのですが、文章を読む時に意識しているのといないのとではだいぶ違います。つまり、文章全体の流れを論理的につかめれば、自ずと接続詞の補充問題も出来ると思います。
お礼
回答ありがとうございます。 傍線が引いてあったり、空欄があったりすると その一部分にしか目がいかなくなってしまうことがあります。 おっしゃる通り、ひとつひとつの文の流れ、段落ごとの内容、 本文全体の趣旨がわかって、ようやく問題が解けるのですね。 今日からそのことを意識して、問題を解いていきたいです。 ありがとうごさいました。
- tekcycle
- ベストアンサー率34% (1839/5289)
現代文は、できなさすぎて、苦手と感じることすらできない人が居ますので、感じ、じゃなくて、数字、を見なければ判断できません。 どのレベルで得意だの苦手だの言っているのかという話もありますし。 進研模試で偏差値75を割ったことは無い、という人と、同じく偏差値50を割ったことがない、という人とで話が変わるのです。 あるいは、得意か苦手かという(感覚でもありますが)相対値的な話では無く、基礎学力がちゃんとあるのか無いのかという、絶対値的なラインがクリアできているのかで話が変わります。 古~~~いセンター過去問を現代文だけ解いて、楽に安定して8割取れるでしょうか? 正確な根拠で各選択肢に○×がつけられているでしょうか? よく判らんが答えだけあっていた、はダメです。 また、模試や模試の過去問や実践問題集もダメです。 8割取れない場合は、基礎学力0のまぐれ当たりという意味です。 いくらか点が取れているから、いくらかは力があるのだろうとは思わない方が良いです。 現代文、特に選択肢問題は、まぐれ当たりがあるので、成績が安定しない人は、まぐれ当たりをして成績が良いときがあるだけで、一番悪いときの成績が実力、と考えた方が良いでしょう。 基本は、接続詞の前と後の「文脈」をしっかり捉えた上で、その二つを繋ぐ接続詞の単語の意味や役割を知っているか、ということでしょう。 基礎学力が無い場合、普通は文脈が的確に取れませんので、その問題が解けなくても不思議ではありません。 選択肢問題が解けない、のでは無く、幸いなことに基礎学力の無さが選択肢問題が解けないという現象として現れてくれた、と考えるべきです。 現代文は、基礎学力が壊滅していることに気付かずに本番を迎える受験生が大多数でしょうから(そのまま大人になる日本人が大多数)、吉兆と考えるべきです。 基礎学力が身についていないのであれば、まず、出口の「好きになる現代文」辺りをやって、解法、文章の読み方、をきちんと身につけるべきです。 地頭が悪ければ身につかないかもしれませんが。 なお、基礎学力が十分ある場合の対処は、私は知りません。 本当に基礎学力があるなら、概ね解けないはずは無いのですが。
お礼
そうですね、おっしゃる通り、私の、得意不得意といった相対的な話では アドバイスもできませんよね。すみません。 [苦手に感じたことはない]というのは、[苦手ではない(かといって得意ではない)] といったつもりでした。数字で言えば進研で偏差値62くらいです。あまり変動はしていません。 昔のセンターは恥ずかしながら問いていませんのでなんとも言えませんが 過去3年分のセンターの現代文は7割ほどです。 回答を拝見して、もう一度問題文を読んでみたのですが やはり内容理解が足りていませんでした。 接続詞補充問題を間違えるから接続詞についての理解が足りないと思っていましたが、実際はその文への理解が足りていないのですね! お勧めしていただいた問題集、やってみたいと思います。 受験までに実力をつけていきたいと思います。 ありがとうございました。
- akeshigsb
- ベストアンサー率49% (536/1074)
元塾講師です。 ほとんどの受験生が「なんとなく文章を読み、今までの経験をもとにこれだと感じるものを入れて解答にしている」のが現状であり、この「今までの経験」が(難関大向けの人は難関大の)過去問演習から養成していると思います。 そのため、今まで演習していたものよりレベルが高い大学の過去問をやると「今までのが通用しない」になり、ほとんどの受験生は「実力を上げる」という行為なく、「なんとなくの感性がどの大学まで通用するか」で受験が終わっています。 実は、接続詞の実力を養成する専門の参考書はまだこのよにありません。強いてあげるなら出口さんの参考書には、文章を理解するために接続詞の重要性を書き、この意識を持って勉強すればいいというくらいです。確かに接続詞そのものの意味を書いているものもありますが、それだけでは(難関大に見られるような長文の中にある接続詞)は解けません。 また、アドバイスできることがあるとすれば「接続詞そのものより、接続詞の前後がどのような内容か」を勉強した方がいいです。たとえば「なぜなら、はどういう意味の接続詞?」という質問にほとんどの人は「理由」と答えます。しかしこれは間違いで、「前は、結果で、後ろは、理由」というように前後両方言えないと意味がありません。また順番も重要で、「だから」という接続詞も前後は「理由と結果」ですが順番が「なぜなら」と違います。こうした順番もいい加減だと、試験中にどっちを入れるべきかも分からなくなります。 文章を読みながら(問題になっていないところの接続詞もしっかりと)接続詞の前後がどのような内容かを吟味しながら勉強していってください。 ご参考までに
お礼
回答ありがとうございます。 おっしゃる通り、いままで「なんとなく」感覚で解いてきたので 今回間違えてしまって次から間違えないぞ、と思えなくて すごく不安になってしまいました。 書いていただいた内容を拝見して 結局読解ができてなかったんだとわかりました。 何が結果で、何が理由で、何が具体例なのか しっかり理解して、問題に取り組んでいきたいと思います。 わかりやすい回答、どうもありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 内容理解が足りないことが不正解の原因なのですね。 「すでに知っておく」というのがよくわからないので もう一度詳しく教えていただきたいです。 評論文のトピックになるようなことは、知識として 課題文を解く前にしっておくべきということですか? よろしくお願いします。