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石油資源はいつ頃なくんるのでしょうか?
自動車評論家、徳大寺さんの本を読んでいたら、 2040年に石油が枯渇すると書いてありました この本は1999年のものですでに5年経っています。 あと数十年でなくなるにしては あまりにみんな呑気なようですが、 一体石油は、このままのペースで使いつづけると (使用量はさらに増えそうですが) あとどれくらいでなくなるんでしょうか? もっても50年、100年とかいう それくらいの近(?)未来の話なんでしょうか? それともいろんな説があって 誰にもわからないものなんでしょうか?
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現在のところ確認されている埋蔵量の値から計算すると、2040年には枯渇します。 しかしこれには裏があって、「確認埋蔵量」と「実際の埋蔵量」とは大きな差があるのです。もちろん「実際の埋蔵量」を計算することはできません。 確認埋蔵量を増やすためには、確認のための作業が必要になり、それには莫大な費用がかかります。だからあと十年くらいは行わないと思います。 以前も、「2005年頃には枯渇する」などと言われていたようです。しかし確認作業が行われて一気に確認埋蔵量が増え、今では「2040年に枯渇する」という状態になっています。 恐らく2020年くらいにはまた確認作業が進められて、「2080年に枯渇する」という状況になるのではないでしょうか? エネルギー問題に関して専攻している教授が言っていたことです。うろ覚えで恐縮ですが、少なくとも石油は多少楽観視できるようです。
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- SCNK
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すでにいくつか回答が出ていますが、可採埋蔵量は増える傾向にあります。その原因として、気象などにより開発が困難であった油田が開発されるようになったことなどが挙げられます。それから従来、ガス圧が下がってしまって採掘ができなくなった油井を活性化させる技術も開発されてきました。またオイルサンドなど従来、コストがかかり過ぎていた石油源の利用も可能になるでしょう。もうひとつの原因として、石油が現在でも作られつつあるということが分かってきたことがあります。 可採埋蔵量の増加と使用量の競争の関係にあるわけですが、今後、原子力などにエネルギーがシフトしてゆくと可採埋蔵量が増加するということも考えられます。
お礼
>石油が現在でも作られつつある そうなんですか。それは驚きですね。 まあ石油を燃やすという利用法はだんだん減らして いかないとまずいわけですが、なくなるまで、 まだまだ時間の猶予はあるということなんでしょうか。 ありがとうございます。
- bijiho
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他の方の回答に補足です。 石油は「採掘可能埋蔵量」が枯渇しかかると、採掘方法などを変更して更に掘り続けます。 例えば油井を掘っただけで自噴している状態を「現在の埋蔵量」として計算していても、将来別の採掘方法で油田の中の残りの石油が採掘できるようになると、その時点で「埋蔵量」に追加されます。 例えば自噴しなくなった油田の中に空気を送り込んで石油をあふれさせる方法などが実用化されているようです。 また、石油の採掘可能埋蔵量が減ると、原油価格は上昇する方向に動きます。 原油が高くなれば、それだけ油田開発も盛んになります。結果として新しい油田が見つかったり、コストがかかる場所の油田でも生産量が増えたりします。それでまた埋蔵量が増えるわけです。 なお、世の中で言われている「石油の埋蔵量」というのは、石油を採掘している業界側のデータが元になっていますから、業界の思惑も少なからず混じったものと考えたほうがよいと思います。
お礼
>業界の思惑も少なからず混じったものと考えたほうがよいと思います。 わかりました。ありがとうございます。
- sarena1122
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石油埋蔵量って何年かおきに更新されて増えていってますよね。 2~30年でどうこうって言う心配は無いようですよ。 最近はアフリカとかインドネシアあたりでも採掘してるみたいですし。 問題は消費量で中国が本格的に生活水準を上げていけば エネルギーにしろ食料にしろ急激に足りなくなります。 日本人が1億3千万人 アメリカ人がほぼ倍の2億8千万人くらい ヨーロッパが全体で約8億 中国は13億ですから。
お礼
中国は原油輸入国になったらしいですね。 ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございました。 なるほど、そういう仕組みなんですね。 『実際の埋蔵量』は不明なんですか。 なんだか困っちゃうような、まだいくらでもあるような 幻想をもてるような、難しい話ですね。