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石油の生成メカニズムについて。
年末かお正月かのたけしの万物創世記で石油が地下のマントルの熱と高圧力で出来るという新しい説が紹介されていました。従来は動物の死骸から出来ると習ったんですが・・・。新説の詳細を知りたいのですが教えていただけませんか? 石油が枯渇するかしないかは関係なく、使用量を減らしていかなければならないんでしょうが。
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直接的な回答ではありませんが、以下のサイトは参考になりますでしょうか? 1.http://www.japt.org/abc/ (石油の採れるまで) 有機物由来での簡単なアニメですが・・・? 2.http://wwwsoc.nacsis.ac.jp/isrmjp/journal/053/001.html (石油の生成機構は?) 3.http://www.aist.go.jp/NIRE/publica/sgkkyo_j/sgkk8-5.htm (メタンガスハイドレートの生成) 4.http://www.nhk.or.jp/eye/lab/theme/biotech.html (発見!石油を作る微生物) 5.http://www.jtnet.ad.jp/WWW/JT/Culture/BRH/s_library/scient/imanaka/imanaka.html (今中忠行) ご参考まで。
- stomachman
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直接の回答ではありませんが... 「無機説」は一時話題になったけどトンでもということで決着したのかと思ってました。10年以上前のことですねえ。 石油の枯渇に関しては、現在の価格に見合うコストで汲める分は確実に減ってますが、たとえば100倍コストを掛けて良いとなれば、油田にはまだまだいっぱい石油がありますし、見つかっていても開発されてない油田もあります。安く汲める分が枯渇して、単に燃料にしちゃうようなもったいない使い方が出来ない値段になってくれば、案外長くもつんじゃないかと思いますよ。
- masa1000rx
- ベストアンサー率43% (39/89)
同じような話を、「特命リサーチ200x」でもやっていました。同じかどうかはわかりませんが、FERCのホームページ内の、リサーチデータの中の2000/11/26分を参照してみてください。簡単に書いています。テレビを見た記憶では、「無機説」とも微妙に違う印象でしたが、、
- 参考URL:
- http://www.ntv.co.jp/FERC/
その番組を見ていないので、半ば当てずっぽうで書きますが、一般に石油の生成には「無機説」「有機説」の2つがあります。 「無機説」では、二酸化炭素、水およびアルカリ金属が高温、高圧下で作用したり、炭化金属と水が作用して生成されるメタン、アセチレンなどが重合して炭化水素油になったり、無機酸と炭化金属の作用によって、あるいは地球が形成されるときに火山ガスよ石灰岩の作用により生じた炭素水素が地カク中に包蔵され、やがて地表近く浸出したものと説明されています。 これに対し、「有機説」では、古代(1千万年ないし4億年ぐらい前)に繁殖した動植物が残した有機物が腐敗、分解を受けて脂肪、脂肪酸、ロウなどを主とするものに変質し、これが地層中で地圧、地熱、殺菌、触媒(酸性ケイ酸塩など)などの作用を受けつつ長年月の間に炭化水素油に変わったものと説明されています。 両説とも多量の石油がいかにして地層中を移動し、集積されて、今日見られるような油田を形成し得たかを、十分説明することはできないのですが、有機説の方がいっそう根拠があり、有力視され、いわば定説となってきました。 しかし参考URLに出ているのは、1980年代初めに、米カリフォルニア湾の深海底ガイマス盆地の熱水鉱床から噴出する熱水や硫化物とともにタール状の石油が浮かび上がっているのが見つかった、というものです。ガイマス盆地の石油原料は数千年と若く浅い堆積物から発しており、しかもマグマ熱で急速に熱することでも石油ができることを実証しています。つまり、「無機説」でもなく、これまでの「有機説」とも違う、石油になる有機体の分子構造や堆積のようす、地中での加熱の条件や圧力、それらのタイミングが合えば石油が生成されるのでは?というものだったんじゃないでしょうか。
お礼
ありがとうございました。特命リサーチのHP参考になりました。 しかし、石油が枯渇しようがしまいが使用量を減らさなければならないという点は疑いのないことなんでしょうね。