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熱が伝わるというのは、

どういった仕組みでおきていることなのでしょうか。熱の伝わりやすさが物質によって違うのは、何が原因なんでしょうか?電流が流れるときのように電子が関係あるのですか?

みんなの回答

  • siegmund
  • ベストアンサー率64% (701/1090)
回答No.4

> 電流が流れるときのように電子が関係あるのですか? とありますので,固体の熱伝導に絞って回答します. 熱は分子運動の激しさを表しています. 何らかの手段で,物の一部分だけ分子運動を激しくすると, いろいろな相互作用のためや,分子(あるいは電子など)が動いてゆくことにより, 分子運動の激しさが他のところに伝わって行きます. これが熱伝導です. 金属(導体)の場合と絶縁体の場合とでは少し話が違います. 金属では,その内部をほぼ自由に動ける電子(自由電子)があります. 金属の熱伝導はほとんど自由電子が担っています. 自由電子の運動が激しいことが温度が高いことに相当します. 通常の金属の場合,熱伝導率は電気伝導率に比例して大きくなり, ヴィーデマン・フランツの法則と言われています. 熱伝導率をK,電気伝導率をσとして,K/σ が絶対温度Tに比例し, しかも比例係数は金属の種類によらない,というものです. 実際,実験でもほぼそうなっています. これは,通常金属の電気伝導と熱伝導が 共に電子の流れによって担われていることの結果です. どれくらい熱伝導がいいかは,電子の動きを妨げる作用の大きさで決まります. これには,不純物や格子振動が関係します. 絶縁体の場合は自由に動ける電子はありません. 絶縁体の熱伝導を担っているのは,格子振動です. 簡単には,格子は原子(あるいは分子)が規則的に並んでいると思って結構ですが, 原子などはその平衡位置を中心にして振動しています. それが激しければ温度が高い,というわけです. 隣同士の原子の間には相互作用がありますから, ある場所の原子の振動を激しくすると,だんだん周りにそれが移って行きます. つまり,熱が伝わります. 概略は jun9031 さんの書かれているとおりですが > 運動エネルギーが熱エネルギーに変換されています。 はちょっと表現がまずいようです. 分子などの運動エネルギーが平均的に大きいのが温度が高いと言うことですし, 平均的運動エネルギーの大きさが伝わってゆくのが熱伝導です.

  • tama606
  • ベストアンサー率31% (7/22)
回答No.3

前の方々の説明と同じなのですが、せっかく書いたので載せさせていただきます。 熱って振動ですよね。 1.伝導 だから最も効率よく伝わるのは、強固な共有結合の結晶体=ダイアモンドです。 でも、単結晶ならうまく伝わりますが、多結晶だと境界部でロスしますので、効率落ちるようです。 金属は格子間満たす自由電子が、振動(熱)伝搬の担い手となるようですね。 2.輻射 空間での振動(熱)の伝搬は、電磁波(赤外線)によりますので、効率は悪くなります。 3.対流 空気が断熱性があるのは、気体なので密度が極端に小さいためです。 液体(気体も)は、固体よりもずいぶん自由に動けますので、振動(熱)を効率よく隣の分子に伝えることはできないようですが、振動(熱)を受け取った部分が、自ら移動して振動(熱)を伝えることができます。 木やプラスチックは分子中にソフトな部分とか、振動(熱)を吸収して変化する部分とかをたくさん持っていますので、 伝搬効率は著しく落ちるようです(他の固体と比べてですが)。

  • redbean
  • ベストアンサー率38% (130/334)
回答No.2

熱は原子(分子)の振動ですから、隣の原子を順々に揺り 動かして伝わっていきます。 金属が熱を伝えやすいのは、おっしゃる通り、自由電子の 働きで説明されています。つまり、自分の持ち場を離れら れない金属原子は隣にしか振動を伝えられませんが、勝手 に動き回れる自由電子は多くの原子や自由電子に振動を 伝えることができるのです。 液体の熱伝導率が低いのは、効率的に揺り動かせる「お隣 りさん」がいないからですね。ただし液体には「対流」と いう飛び道具がありますが。

  • jun9031
  • ベストアンサー率42% (51/120)
回答No.1

めちゃくちゃ簡単にいってしまうと分子運動が 伝わっています。運動エネルギーが熱エネルギーに変換されています。 熱いところは速く分子が動いて、隣の分子にぶつかります。 そうするとぶつけられた分子も速く動く出すってわけです。

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