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社長の発言は

毎度お世話になっています。宜しくおねがいします。 1、社長が労使の席上で辞める(廃業)と発言する事 は雇用関係上違法ではないでしょうか。  また廃業するまでの通告期間などは有りますか。 2、新入社員がいきなり在籍者よりも基本給を多く  貰う事については裁量権の範囲であり何も異論は出 来ないのでしょうか。。  それならばと在籍者全員の底上げを要求する事を考 えますが、何か善後策をご承知なら教えて下さい。 3、この経過説明を求めるときの要求書に取り入れる 必要事項が有りましたら教えてください。  

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回答No.1

廃業する会社でなぜ新入社員に多めの給与を支払うのか、イマイチ理解できませんが・・・ (1)会社は社長のものであって、社員のものではありません。従って、事業を継続するか止めるかを判断するのは社長です。経営権は社長に属し、従業員には発言権はありません。 廃業する場合、雇用面では解雇扱いになります。チェック事項としては、労基法で定められた解雇の手順を踏んでいるか、経営危機の程度と生活保障のバランス。後者について、経営危機に直面していないのに廃業するのであれば補償金を多く要求すべき(生涯賃金に相当しますので、1人につき少なくとも1億円以上)ですし、極度の経営難に直面しているのであれば、法律通りの解雇手当1ヶ月分が妥当でしょう。 とりあえず「社長の都合で廃業するのですから、労組としてはすべての従業員に対する生涯賃金を補償金として支払うよう要求します」くらいのことを言い返してやり、反応をうかがってみてはいかがでしょうか。 (2)不思議な質問だと思いました。普通は就業規則の一部として給与規定があり、それに基づいて支払われるはずです。給与規定より低い支払いは違法ですが、高い支払いは直ちに違法とはなりません。 しかし平等性、透明性の観点から問題がありますし、廃業を予定している会社で新入社員に多めの給与を支払うという自己矛盾していますので、労組として社長に対し厳しい態度で納得のいく説明を求め続けるべきです。社長の説明が感覚的であって理詰めでない場合に在籍者全員の賃上げを要求する案には賛成です。 善後策としてすぐに思いつくものがありませんが、基本は労組側が(余計なことを言わずに)「なぜか」と問いつめ、社長に返答させる。社長の返答の矛盾をついて、「不透明である」「恣意的判断であり到底認められない」とつるし上げることでしょうか(笑)。恣意的な判断は将来裁判するときに有利です。 あと、事件と団交の経緯をよく従業員に説明し、組合への支持が高まるよう日頃の活動を重視してください。 余計な発言をする社長という印象も受けましたので、団交で交わされる会話を録音に取っておくとよいでしょう。 (3)全ての財務諸表を労組に提示させ、「数字に基づき労使が共通の認識を持つことができるまで交渉する。経営者は合理的な説明をもって従業員を納得させなければならない。」という姿勢を明確にしてください。数字に基づかない、社長の感覚的な判断に対しては、拒否反応を明示してください。 社長が「経営上の秘密」を理由にして詳細な財務諸表の提示を拒否する場合は、社長と労組の間で守秘義務契約を結び、財務諸表を提出させます。このプロセスは賃下げなどの案件を裁判で争うときに用いられる手法ですので、堂々と主張してください。社長が根拠を示さないなら、労組も個々の従業員も譲歩する必要は全くありません。

kazeo
質問者

お礼

大変参考なるご意見を有りがたいです。 廃業するとは組合に対する嫌がらせです。 全く考えが感覚的な言動で、どう言う思いがあそこまで捻くれた発想が出来るのか分かりません。 只言える事は、それらの発言が自分で墓穴を掘っていることに気が付いていない事です。 具体的な事まで詳しく記されて投稿をして良かったと思います。 本当に有意義なお答え有難うございます。

その他の回答 (1)

noname#160975
noname#160975
回答No.2

この件について話を私なりにまとめて判断すると、非常に感覚的で衝動的な社長さんなんではないかなと思います。したがって従業員は大変な迷惑をこうむると思いますので、大変でしょうね。 しかしそれはあくまでも道義的にというか人間性の問題であって、上の質問文の内容からでは何ら法的な違法性は感じません。 本当に廃業するかどうかわからないのに「廃業」と言っても、言うだけで何か行動を起こしていないので問題にできないし、会社がどの社員にいくら払うかは就業規則や給与規定に記してあると思いますが、それよりも高く払う分にはなんら問題ありません(心情としては納得できないでしょうけどね) 廃業するといって他の社員を解雇しておきながら、新入社員には高い給料を払っているような場合は問題がありますが、今回の場合は問題ないです。残念ながら。 ですから経過説明をもとめても明確な答えなんか出てこないと思いますよ。だってもともといい加減な考えから発言していると思いますので、おそらく根拠なんてないでしょう。