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社会保険について
現在、個人事業主のところで働いています。普通の会社員と同じように1日8時間勤務で、 月給をもらっています。ただ、社会保険に加入していないため、国民年金と健康保険料は 個人で支払っています。オーナーはできるだけ早く福利厚生を整えたいと話していますが、 経営が安定しないためすぐには無理のようです。周囲からは、ちゃんとした会社に転職した 方がいいのではとアドバイスを受けます。 そこで質問なのですが、今の現状では何が具体的に不利なのかよくわからないのです。 将来の年金の受取額などに違いがでるのかなとは、なんとなくわかるのですが、その辺りを 詳しく説明してあるサイトなどがあれば教えてください。よろしくお願いします。
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>オーナーはできるだけ早く福利厚生を整えたいと話していますが、 基本的に個人業主(法人でない)の場合には5人未満の従業員数であれば厚生年金や健康保険の加入義務はないのでなかなか難しいですね。 ただ雇用保険(失業時に給付がある)と労災保険(業務上の怪我などで補償がある)は法律上必須(強制)なのでこれだけは加入してもらってください。 >今の現状では何が具体的に不利なのかよくわからないのです。 まず、国民健康保険は保険料が高いうえに給付の面がよくありません。 たとえば社会保険の健康保険では病気などになったときには傷病手当金というものがあり、休職により収入が途絶えることがないように給与の6割程度が支給されます。 年金についてもやはり保障がかなり違います。 ・国民年金の障害年金はその受給要件も厳しく、基本的に日常生活が困難な場合に適用されるようなものです。 ・国民年金の遺族年金は18歳到達年度未満の子がいないと受給できません。 対して厚生年金では、 ・働けない場合、働くのに制限がある場合程度の障害でも受給できます。 ・18歳到達年度未満の子がいなくても妻に対する給付もあります。(条件はありますが) もちろん厚生年金加入者は同時に国民年金加入者なので両方受けられます。 老齢年金受給という観点で言うと、持ちろん保険料が高い分給付も多いですが、こちらは国民年金でも国民年金基金という制度を利用することである程度は緩和できます。 以上が大まかな話です。 あとは参考URLをどうぞ。
- 参考URL:
- http://www.nenkin.go.jp/
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- Jon-F-Ken
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社会保険の加入(健康保険)には個人で払うのと会社で入っているのとでは、個人の負担率が違います。 そもそもなぜ会社の経営が安定しないと福利厚生の社会保険が整えられないのでしょう? それは、現在全額個人負担となっている国民健康保険や国民年金の代わりとなる政府管掌の健康保険や厚生年金には事業主負担と言うのがあるからです。 社会保険に入っている会社の従業員は保険料の自己負担分を天引きされ、その分と会社側の負担分を併せて納付しているのです。 自分で払えているのですからあまり問題はない気がしますが、そういったところが会社で整っていないところではすべて自己責任になる為、周囲の人の心配ももっともなことではないでしょうか? 年金や健康保険等の内容で疑問があれば社会保険庁のページをご参考にされてはいかがでしょう?
- 参考URL:
- http://www.sia.go.jp/
お礼
お金がないと社会保険に加入できないんだろうなーとは思っていましたが、その理由がよくわかりました。漠然とした不安が少し解消されました。ありがとうございました。
お礼
詳しいところがよくわかりました。ありがとうございます。もう少し自分でも勉強してみます。