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最近の日本人のお正月観って?
日本人のお正月観って一体どうなっちゃってるんでしょう?クリスマスやバレンタインデーなら盛大に盛り上がるのに、最近の日本伝統の行事」というものは段々と寂しくなっていってる気がします(特に若い世代のひとを中心にして)。是非あなたの持っているお正月のイメージや小話などを聞かせてください。おねがいします。
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高野山大学の民俗学の講義で、「平安時代の日記に“東北では正月に先祖を祀る”との記載がされていた」ということを教わりました。 これは何を意味しているかというと、、「正月は米の収穫を祝うための、先祖(神)を祀る日である」という意識がすでに都では希薄になっていたという証拠です(米の収穫祭である証拠に「餅」を飾りますね)。つまり正月に祀る先祖が、すでに鎮魂された先祖であるために鎮魂儀礼を必要としなくなったことが、逆に「先祖を祀る日」としての認識がなくなっていったのでしょう。 対して盆が“鎮魂を必要とする荒ぶる先祖”を祀り、麦や野菜の収穫を祝う祭り(うどん・そうめん・瓜など)であり、鎮魂儀礼を行うことで、、「先祖を祀る日」であるという意識が現在でも残ったのでしょう(儀礼こそは仏教化していますが、盆は仏教以前から存在した「先祖を祀る日」であり、また仏教が伝来した当時から、民衆は仏教に対して「鎮魂」と「滅罪」の力を求めていたので、盆行事は仏教の民衆化の好例です)。 ですから、現代人が持つ“伝統的正月観”自身が、本当に伝統的正月かというと違うのではないのでしょうか?
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- -_-komattyauwa
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30代です。 29~30日辺りは、お祖父さんがもちつくんで、手伝いに行く日でした。きなこまぶす係りが割り当てられていた。 31日は、父がサウナに行くため御伴。 母が作ったまずいそばを食べる義務が有りました。 1日は、父が破魔矢買う御伴。 2日は、御節&お年玉もらいに行く義務が有りました。 7日~8日は、自治会のどんどさんに破魔矢持って行く義務が有りました。 学生は部活が中心になりますね・・・ ちなみにお盆は、お祖父さんが刺身さばくんで、食べに行く義務が有りました。 都会の方って、稲刈りに参加した事ないんかなあ? さつまいも掘りとか。
お礼
大変長い間返信できなくてすみませんでした。しばらく、パソコンの調子が悪かったり、学校の休みの間はネットの使えない山岳地帯の方にバイトで長期滞在していたので,、、この場を借りて回答を下さった皆さんにお礼を申し上げたいと思います。 家庭ごとや地方ごとに違うお正月は面白いですね。私の家では特に破魔矢を買ったりする習慣はありませんでした。今回バイトに行っていた山の方ではお正月には出世魚であるブリを食べるみたいなんですが、私の家では、特に魚を食べる習慣はありません。 皆さんの意見大変に参考になりました。 ありがとうございました。
こんにちは。 我が家は、小さい頃から変わりません。 クリスマスは、家にケーキがやってきます。 我が家では、家でケーキを食べるのはこの日だけなので、小さい頃はワクワクしていましたよ。 お正月は、我が家は本家ですので、親戚が沢山挨拶にいらっしゃいます。 着物を着て気分が引き締まります♪ 1月1日になっら瞬間に、皆で挨拶をし、お寺2つ、神社2つを回って除夜の鐘をつきます。 1月1日の朝には、仏壇に手をあわせ、今年1年も見守って下さいね♪とご先祖様に挨拶。 謹んでお年玉を受け取ります(笑) その後は、親戚の接待で忙しいですねぇ。 お正月は、その前から色々準備があって楽しいです。 さすがに、お餅は機械ですが、以前はついていました。注連飾りも作らなくなりましたね・・・・・・。近くのホームセンターで買ってきます。 お正月は、わいわい騒ぐものではないので、気分が盛り上がれば、雰囲気が盛り上がる必要はないと思いますよ(笑) そんな我が家は、4月は花祭り、最近は成道会、報恩講と仏教の行事がありますので、こちらの方がクリスマス以上に盛り上がります(笑) 盛り上がるといっても、近くのお寺で説法を聞くくらいですけれどね。 因みに、お寺ではありません。一般家庭です(笑) 可愛らしい着物が着れて、お盆に以来の親戚に会える。とても素敵な日です。
- Raspberry-tea
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逆にクリスマスやバレンタインのほうが自分とは 全く関係ないし盛り上がりません。 特に日本の文化というわけでもないですし。 周りがごちゃごちゃ言っているだけで、普段の一日と 何の差もありません。 お正月は年の初めですからけじめの意味もありますし、 大切に思っています。 年末は、今年のうちにやり残したこと、掃除をきっちりして、すがすがしい気持ちで新年を迎えたいと思っています。 初詣やおせち、年賀状、正月の基本的な行事はすべてやっています。それをしないと新たな年を迎える気持ちになりません。 カウントダウウンや、忘年会、新年会でただ騒いで盛り上がればいいという考えもほとんどありません。
- koarakko
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幼い頃から、年末年始のスケジュールは変わりませんでした(今は、結婚したため自分はそのスケジュールからはずれている)。 29日にみんなで大掃除。30日に餅つき。31日はおせち料理等を用意し、夜は年越しそばを食べ、テレビを見る。 1日は、朝起きたら、まず神棚にお参りをし、その後でみんなで食卓を囲み、祖父(亡くなってからは父)が新年の挨拶をし、みんなで「おめでとうございます」と挨拶。そして、お屠蘇を順番に頂き、黒豆、数の子、田作などを食べ、雑煮を食べる。お昼は、適当に食べ、近くに初詣に行き、夜はおせちを食べる。 2日は、父の弟家族がやってきて宴会。 こんなお正月の過ごし方が好きでした。新しい年を迎えたという気持ちになります。 今は主人の実家でお正月を迎えるのですが、おせちもなく、物足りなく感じています。 4歳の息子には、私の実家のお正月を一度は体験させたいと思っています。 今は、価値観も人それぞれですから、これが良いというのはないと思います。でも、田舎者としては、昔ながらのお正月もよいと思います。年賀状を書くのは面倒なんですけどね。 日本の伝統の行事が寂しくなっているのは、年代だけでなく、地域性もあるような気がします。
- inetd
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何故正月が廃れて来たかというと、昔は正月とお祭りぐらいしか大きな娯楽や休日がなかったからで、今は腐るほどその他の娯楽や休日があるからではないでしょうか。あと、24時間正月も何もかも関係なく開いているお店が増えたのも正月感を減らした原因のように思います。デパートなども開いちゃいますし。 クリスマスが辛うじて生き残っているのは珍しいからだと思いますが、昔ほどは騒がれなくなったと思います。バレンタインデーはほとんどチョコレート屋の陰謀なわけですが、そのことをみんなが分かっていながらなくならないのは多分あった方が便利だとみんなで思っているからでしょう。
- blue-link
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新潟出身19歳です。 今新潟を離れて一人暮らしをしているのですが、 お正月には、必ず父方の祖母の家に行き、そこで年越しをします。 今まで記憶している中で、お正月を祖母の家で過ごさなかった事はありません。 雪が降る中、掘りゴタツに入って、のっぺ(郷土料理)を食べ、 テレビみながらみんなでお喋りして、花札をして、 餅を焼いて、12時まで起きて、みかんを食べ、 父と一緒に近くの神社へ向かい、お参りをしてその後眠くなったら寝ます。 元旦に近所の人や親戚の人が御見えになるので、 叩き起こされて寝ぼけ眼のまま御挨拶、 一息ついてみんなでお雑煮を頂く、といった感じです。 冬独特の祖母宅の、ちょっと埃っぽいような匂いが懐かしいです。 のっぺは、家族全員の大好物なので、あればあるだけ食べます。 今までのお正月は全部こうだったので、 お正月のイメージは、これ以外にありません。 今年もきっとこの通りでしょうね~。
- kabos
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365日という短いスパンでお正月が一回転してくるのは、非常にうっとおしいですね。 あうひとあうひと「よいお年…」「あけまして…」 がもうめんどくさいったらないです。 2年に1回ぐらいなら、ありがたみも増しますがね。 今は普段から飽食ですので、おせち料理のような粗末なものは誰も喜びません(デパートの高級おせちならともかく) 大体おせちなんて、お正月台所に立たなくていいように、作りだめしておくものなのに、今やコンビ二は24時間開いてるし、スーパーも1日から開いてるし(ということはそれだけお正月休みのない働く人々がいる)何にも普段と変わりありません。 正月なんかに用のない時代なんだと感じます。
- _hana_
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お正月のイメージはだんだんと変わって来ました。 昔は、お年玉や、おせち料理、たこあげ、つんとした空気、お雑煮、初詣、元旦になると年賀状が届くというイメージでした。 今では、年賀状は面倒臭いだけのものになっていますし、お年玉をもらう年でもなくなったこと、おせち料理は残ってしまうだけというイメージです。 ここのところ、おせち料理はあまり作らないようになり、食べる物だけを少しと、年賀状もできるだけ省いています。 元旦になると大きな神社に行っていたのを、地元の近所の神社に行くようにし、テレビなどを見てゆったりとしています。 前のお正月よりは、お正月らしくはないのですが、気持ちがゆったりとしてこの方が幸せなような気がします。 テレビも、お正月向けのを見て、面白くなかったら、ビデオを見てと、かっちりお正月テレビというよりは、個性が出てきていいのではないかと思います。 力が入りすぎていた時代から、少し力を抜き、ゆったりと時間を楽しむお正月になってきたのではないかと思っています。
- desire1980
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イメージを勝手に述べさせていただくと、ただの大型連休だと思います、クリスマスやバレンタインなどと言ったイベント要素もないですし、お正月と言っても実際することは参拝+出店めぐり新年の挨拶が終わればあとは友人と過ごすただの休みと変わりないものだと思えます。実家であれば御節であったりは食べますが、仕事などで一人暮らしの生活になるとそういった物も食べなくなります、行事的な物も建物が乱立して車の通りの激しい往来では出来ることも知れてますし、また正月などでもアミューズメントパークなど開いているので正月らしい遊びもしなくなりました。 思ったことをだらだらと書いたためかなり長文になってしまい申し訳ありません。
お礼
伝統的という言葉は一体どこから来るのでしょうね?yuhkohさんの本当に詳しい説明ありがとうございました。多分、宗教が一般の人達に日常の一部の中に取り込まれた瞬間からどこか本来の姿から変ってしまうのでしょうか。もうお正月も過ぎましたが、お宮参りなどに行く人を見ると正月はきっと日本人の中にずっと残っていくんだなぁと思いました。伊勢エビやだいだいを派手に餅を飾るというのは、新年の始まりを豊穣を祈ったという事なのでしょうか?色々疑問は深まります。