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一休禅師の詩
大徳寺の塔頭の確か興臨院の掛け軸に一休さんの筆で、うろ覚えですが、「一鳥啼山幽」とあったように記憶しております。全文をご存知でしたらお教えいただきたく。
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下記のサイト(1)によれば、お示しの句とおぼしき禅語として「一鳥啼山更幽」(一鳥鳴いて山更に幽なり)というものと、「一鳥不啼山更幽」(一鳥啼かざれば山更に幽なり)というものの2つがあるようです。 後者は王安石の詩が原典になっているようです。サイト(2)に全文があります。 ただし、言及しておいでの塔頭が「興臨院」でなくサイト(3)にある「高桐院」だとすれば、問題の句は「一鳥鳴山更幽」。 以上を案ずるに、王安石の「不鳴」が先にあってそこから「鳴」の句が作られたのか、「鳴」が元々あったものを王安石が一ひねりして「不鳴」としたのか、どちらか分かりかねます。「鳴」と「啼」の異同についても不明。判明したことのみご報告しておきます。 (1) http://www3.ic-net.or.jp/~yaguchi/houwa/hikansyo.htm (2) http://ww81.tiki.ne.jp/~nothing/page/nanazetsu.html (3) http://www5a.biglobe.ne.jp/~kkkkoh/kotoin.htm
お礼
有難うございました。興臨院と高桐院の両方を訪ねたため、混同してしまいました。