酸素があっても生きられるけど、酸素を使わない細菌
こんにちは。
好気性細菌と嫌気性細菌について勉強していてふと持った疑問です。
「酸素をエネルギーに変えることはできない」ということと、
「酸素があるところでは生きていけない」ということとは
完全にイコールではありませんよね。
酸素があるところで生きていけないのが偏性嫌気性細菌だと思うのですが、
「酸素をエネルギーに換えるためには使わないけれど、
別に酸素があっても支障なく生きていける細菌」には、
「偏性・・・」のような呼び方はあるのでしょうか。
その中でさらに(1)絶対酸素を使わない、
(2)ときどきは酸素を使う、という分類もできそうな・・・
(あ、でもそうすると、(2)=通性嫌気性になっちゃいますね。ややこしいか(^-^;)
通性嫌気性細菌では、大腸菌のように酸素が存在するときは呼吸で、
存在しないときは発酵でエネルギーを獲得するものが多い一方で、
乳酸菌などは酸素が存在しても主として発酵に依存するそうです。
これは私が上で書いた(2)にあたるわけですが、他にはどんなものがいるんでしょうか?
というか、呼び名うんぬん以前に、(1)のような細菌は存在するんでしょうか?(笑)
また、(1)か(2)かにかかわらず疑問に思ったのですが、
酸素を使えるのに使わないという点に興味を感じた反面、
それはどうにも効率がよくない気もします。
そうすることの意味はどのへんにあるのですか?
なんだかややこしい質問になってしまいましたが、
ご存知の方がいたら教えてください。