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RPS法による環境価値の価格について
RPS法が施行されましたが、新エネルギーの発電での環境価値の部分は業界関係者などでは、4~5円/kW程度と言われています。ただ、まだはじまったばかりなどで、この価格が将来どうなるのか未知な部分が多いと思います また、RPS法での自然エネルギーの買取割合が将来で1.35%と小さいこともあり、 環境価値を本当に4円/kWと見るのは、どうなのかわかりましたら教えてください。特に将来の環境価値の価格が気になっています(現在風力発電などで新規投資する場合、RPS法の環境価値のプレミア部分に頼るしかないので、かなり大きな問題と認識しています)
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質問者さんが得られた情報 (>業界関係者などでは、(新エネ価値が)4~5円/kW程度) を拝見して、実はがっかりしています。 新エネ発電を行うとして、現状の電気価値が、3~4円のようですので、現状の売電単価は、7~9円というところでしょうか。 これでは、気象に左右される風力・太陽光発電や木屑の安定的確保に疑問が残るバイオマス発電などを行おうとする企業が二の足を踏むのも頷けます。 新エネ発電といえば、あまり採算性を問わない地方自治体くらいが参入するものと思っていましたが、やはりそうなのか・・というのが率直な感想です。 資源エネ庁のHPによりますと、昨年度の義務履行は、25社の内17社がバンキング(履行量の次年度繰越)を行うなど、ほとんどの事業者が軽々とクリアしているようです。 しかも、新エネルギー等電気相当量の電気価値(環境価値)の上限は、11円/KWHと設定されていますが、下限はないとのこと、(同HP) これでは、いまのところ電力事業者ペースで事が運んでいるのも致し方ないのでしょうね。 望みは、昨年度の0.88%から、徐々にUPしていく利用目標率(最終は2010年の1.35%)ですが、これとて先行き不透明感がぬぐえません。 >環境価値を本当に4円/kWと見るのは、どうなのか・・・ これが現実なのであれば、一般企業の新エネ発電は(事業者支援対策の補助金はありますが)、魅力ある事業とはまだまだ思えません。 せめて、新エネ価値の下限を7円程度に設定し、売電単価が2桁に乗るようにならなければ・・・と思っている次第です。
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個人的にはRPS法はいかがなもんかなと思っています。 原子力、火力、水力、LNGの発電コストが13円前後と思いますが、発電容量の小さい分野に於いて効率の効率の悪さが目の前に見えてる印象です。 既存の発電設備の運用もままならないほどに不景気ともあいまって全体の発電コストがアップしている現在、暗闇のなかに光を見出す手段かも知れませんね。 風力発電には私も賛成ですが自然に影響を受ける発電ではメインにはなりがたいですね。 それにやはり、容量の小さい事、設備を外国に頼っていることこれは解消してほしいですね。 的外れでしたらすみません。
補足
ご回答ありがとうございます 具体名は出せませんがある発電所のRPSでの環境価値は5円/kWでした。あと、東京都のゴミ発電あたりでは、もう少し高い価格で取引されたようです しかし、このRPS価値は今後更に下がるという話を聞き不安になり質問しました 実際に新エネの採用1.35%の達成は電力会社にとっては非常に容易であり(小水力も含まれるし)、環境価値は今後4円でも売れなくなるのではという話も聞きます これ以上下がると、ビジネスとしては全く不可能になってしまいます 個人的にはRPS法は失策だと考えますが、これに依存しないと新エネルギービジネスも成り立たない側面もあるので、非常に困っています