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カロリー計算???
カロリーってどうやって計っているのですか? 例えば「コンビニの幕の内弁当517キロカロリー」・・・。あの中に収まっているポテトサラダのコーンの一粒、または、から揚げの下でつぶれているキャベツの細切りの一本まで、みんなカロリーって決まっているのですか? 一粒のコーンを、キャベツの一本を、どの様にして計るのでしょうか??「517キロカロリー」ですよ!!「516」でも「518」でもなく「517」!!!その自信は何処からやって来るの?そしてそれは本当に「517キロカロリー」なのでしょうか?1キロカロリーって、何???ゴマの一粒くらいでしょうか? すっきりした回答、お待ち申し上げております!!
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遅レスです(^_^;) ここでいうカロリーとは熱量(エネルギー)の事ですね。 個々の食品がどれだけのエネルギーを持っているかは、専用の装置を用いてその食品を完全に燃焼させた時にどれだけのエネルギーが発生するか(物理的燃焼熱)で決まります。 ちなみに燃えるのは食品に含まれる三大栄養素―炭水化物・脂質・たんぱく質という成分です。 ですが、人間の体の中ではそれらが完全に消化吸収されるわけではなく、また一部は変化して体外に排泄されるため、体内で利用されるエネルギーは先に述べた物理的燃焼熱よりも少なくなります。 おおまかに言うと物理的に求めたエネルギーに、体内での利用率を考慮したものが食品のエネルギーとなるわけです。 実験結果をもとに、炭水化物は1gあたり●カロリー、脂質は1gあたり▲カロリー、たんぱく質は1gあたり■カロリーとする、という換算係数が食品の種類によって定められているので、食品成分表を作成する際には燃やして利用率を調べて・・・という作業は必要なく、 #1さんの言われている通り、食品をミキサーにかけるとこから始めて、その食品に三大栄養素がどれだけ含まれているかを実験で求め、それにおのおのの換算係数を乗じたものを合計しているわけです。 ちなみに栄養学などではおおまかにエネルギーを求めるのに、炭水化物:4kcal/g、脂質:9kcal/g、たんぱく質:4kcal/gという係数が使われます(実際には個々の食品で違います)。 炭水化物10gと脂質10gとたんぱく質10gを含む食品のエネルギーは?→10×4+10×9+10×4=170kcal(およそ)と考えればよいわけです。 コンビニ弁当のように原材料がわかっている場合は、#2さんが言われているように食品成分表を基にエネルギーを求めるのが簡便な方法ですが、 調理中の損失(レシピには含まれるが、最終的には口に入らないもの―煮物の煮汁や肉からでる脂など)を考慮するならば、出来上がりをミキサーにかけて栄養素を抽出する方法が採られるのではないでしょうか。 こちらに関しては自信がありません。 また食品成分表の基になる食品も、調査時に市場に出回っているものを何種類かまぜて平均を出しているようですし、実験の過程が増えるほど誤差は生じますから、質問者さんのお弁当の517kcalというのは「だいたいこのくらい」という数値と思ったほうがよろしいかと。516や518といったレベルではなく、数10kcalくらいは誤差があると思った方がいいかもしれません。
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#2です。 こちらに関しては自信なしで(^^) 元々、成分表をつくる際には、#1さんが仰るような実験が必要だと思います。 カロリー=熱量ですから「燃やす」とか「加熱する」という作業が入ると思います。 (スンマセン、学生時代の教科書の類が今手元に無いもので、ネットで一生懸命調べないと正確なことは言えません…) ちなみに、新しい素材であるとか、そういう物の成分をを調べるのには、おそらく「日本食品分析センター」っていう機関がありますので、そういった所に委託して、成分分析をしてもらってる企業が多いと思います。 この機関では、実験して様々な成分分析をしてますよ。 http://www.jfrl.or.jp/ それとお詫びm(_ _)m #2で「100人分」とか、極端な事書いてますが、100人分も作らねーよ…と、1人ボケ1人ツッコミです。 5~10人分くらい、まとめて作って、一人分づつ盛り付けたら、大体の1人分の重量は出ますよね… >台所に”量り”と「食品成分表」があれば、これから自分が作る料理のカロリーがわかるというコトですね。 ええ、成分表と、「調理のためのベーシックデータ」(私が使っていたのはこの本なのですが、コレに吸油率とかが載っています)のような本を持っていれば、かなり細かく… 大雑把でよければ、「外食テイクアウトのカロリーガイドブック」「家庭のおかずのカロリーガイドブック」などという本も出ていますので、こんな本でも大雑把に栄養を把握出来ますよ。 大きな本屋さんで「料理」のコーナーか「医学」(家庭の医学とか糖尿病関連の本が置いてあるあたり)に似たような本が並んでると思います。
お礼
ありがとうございます。 たくさん書き込んで下さって申し訳ありません。 面倒くさい話なんでしょうね、多分。 いろいろ本も出ているようですし、 黙ってそれらを見て「目安」を調べてみたいと思います。 ・・・だけれども、やっぱり気になりますねぇ。どうやって量るのか・・・。それと例えばの話、今、身体の中にカロリーがゼロの人がいたとして(実際にはありえませんが)、その人がその空腹の状態で100キロカロリー摂取したとします。(「ヒットポイント100」みたいなもんです。)その100キロカロリーで、何ができるかを知りたい。年齢や体質などで変わってくるとは思いますが、100キロカロリーを得た人間が、その全てを使ってできること・・・。(1キロメートル歩けるとか、5時間本を読んでいられるとか・・・) 電池みたいなものですね、カロリーって。 不思議です・・・。 ホントに時間をたくさんさいていただいて、ありがとうございました!!嬉しいです。
- ko-ringo
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#1の者です。 どうやって調べるかは忘れました・・・確か途中で燃やすという操作もあったと思いますが・・・ でも、確かに#2さんの言うとおりお金がはかかりますよね。 あれ?じゃ私がTVで見たのは何だったんだろう? もしかしたら食品安全協会とか消費者センターとかが、嘘の表示をしていないか調べる時の話だったかな? 紛らわしいこと書いてごめんなさーい
お礼
いえいえ。 わざわざありがとうございました!
#2さんのいわれる通りと思いますが、手計算は面倒です。フリーのソフトとしてはこんなものがあります。
すいません、栄養士ですが… 一般的には、「食品成分表」というものを使って、計算して出してると思います。 食品成分表には、食材100g当たりのカロリー(その他成分)が書かれています。 お弁当だったら、1人あたりのレシピを割り出し(100人分で使ってるg数が分かればそれを100で割ればいいですよね?1人分は少ないけど、単位を大きくすればキャベツ1玉とか使いますよね。)、キャベツが何g・ジャガイモが何g・マヨネーズが何g…と分かったら、成分表が100g当たりなので、比例計算で求めます。 で、全部を足す。 ちなみに、揚げ物などは「吸ってる油の量不明じゃん」って思うかもしれませんが、こうゆう物もデータがありまして、素揚げだと揚げた物の何%・てんぷらだと何%・フライだと何%…とデータに基づいて計算してると思われます。 病院食のカロリーとかは、通常上記のような計算方法をしてますけど。だいたい何処も一緒でしょう。 ちなみに、学生の時は、食品成分表みながら電卓と格闘してましたが、きちんとした企業などではパソコンで、簡単に計算できると思います。 新しい商品が出来るごとに#1さんのような実験をしていたら、その方が金がかかると思いますが…
お礼
ありがとうございます。 なるほど~。「食品成分表」ですか。 台所に”量り”と「食品成分表」があれば、これから自分が作る料理のカロリーがわかるというコトですね。 そしてその「食品成分表」というのは、どうやって作ったのでしょうか???あらゆる食材をどの様にしたのででょうか???科学の実験みたいなものでしょうか。すり潰す?絞る?にんじん100gのかけらを、一体どうして「よし、にんじんは○○○カロリーだった!!」と判明させたのでしょうか?
- ko-ringo
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コンビニの弁当は、全部をまとめてミキサーして、そのカロリーを量ってるとテレビで見た記憶があります。 カロリーは科学の実験のようにはかる事が出来ます。
お礼
ありがとうございます。 ミキサー!?全部まとめてですか!? それをどうするのかなぁ?? 「熱量」ってくらいだから火でもつけてみるのでしょうか??? その数値って、どうやって出すのでしょうか???
お礼
たっくさん書き込んでいただいて恐縮します。ありがとうございます! 「係数」というのがあるのですねぇ・・・。 「三大栄養素」というのも、なるほど~!!でした。それらを燃やすわけですね。でも「係数」があるので、実際はいちいちそれをしなくても良いと・・・。 すごいっ!納得できました! 「三大栄養素」って、いかにも太りそうな栄養素ばかりです。では、それらの栄養成分が無い食品は、基本的に”カロリーゼロ”なんですよね?多くの野菜って、炭水化物も脂質もたんぱく質も無さそうな気がします。(もやしとかキュウリとか・・・なんでも!)それらからは「熱」は生まれないということですかね。ベジタリアンは、どこからエネルギーを得ているのでしょうかね。 今回は解り易いお話をありがとうございました。時間をさいて頂いて・・・。 回答者様にステキな出来事が起こりますように☆