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相律
アニリンの水蒸気蒸留の自由度を求めたいのですが、独立成分の数は、アニリンと水で2つと思うのですが、相数はアニリンの液相と気相、水の気相の3つで良いのでしょうか。物理化学の本では、 NH4Cl(s)⇔NH3(g)+HCl(g) において、成分数が1で相数が2と書いてありますが、 CaCO3(s)⇔CaO(s)+CO2(g) においては、成分数が2で相数が3と書いてあります。 独立成分数と相数の数え方について分かり易く教えてください。お願いします。
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noname#3495
回答No.1
質問の場合では、独立な成分の数は2で、相の数は2です。 気相は相当特殊な時で無い限り、混ざり合ってしまうので、 何種類あっても1相と数えます。 それから、独立な成分の条件は 1)それらを使うとどの相でも表すことができる。 2)各成分の量は他の成分のと独立に変化することができる。 の2つです。 1)はすぐ分かるでしょうが、2)は少し考えないといけなくて、 例えば、NH4Cl(s)=NH3(g)+HCl(g)の時は、HClの量を変化させると、 NH4の量も変化してしまい。独立に変化できるのはNH4Clだけです。 同様にして、CaCO3(s)=CaO(s)+CO2(g)も考えてみて下さい。 (ヒント 平衡を考える時、常に固相の活量α:=1です。) あまり答えが無いので、思わず書いてしまいました。 もっと詳しい方、補足をお願いします。
お礼
yokoyariさん、よく分かりました。ありがとうございました。