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料理人人生を選ぶこと
自分の人生を料理にかけようか、悩んでいます。 私は2005年に4年生大学を卒業するものです。 就職活動をしながら、将来を考えています。 自分がその仕事を選ぶことに納得したいし、残りの一生をそのための努力に使ってもいいと思える仕事を選びたいです。 料理のプロになるとしたら、とても厳しい世界が待っていると思います。とくに、すでに現在22歳なので、この世界ではずいぶん遅れをとってしまう形になると思います。技術を身につけるのも、本当に死に物狂いでやらないと、自分の力なんて本当にとるにたらない程度しかないので、ついていけないでしょう。 料理人をされている方に失礼な言い方をお許しいただきたいのですが、最初のころはお給料も多くはない状態での努力を続けることになると思います。15時間くらいの仕事は当然でしょうし、体力的にもとてもハードなのだと思います。休日もあまりとれない、多くの人が遊ぶようなタイミングに仕事が忙しくなる…。 それでも、食材を知り、すごい料理を生み出していく職人にあこがれます。今からでも、ひとつひとつの技術を磨いていけば、間違いなくやった分だけ上達すると思います。料理で人を幸せにすることができたら素敵だ、と思うのですが、成功する料理人になれない人もいるなかで、「料理やるぞ」なんて進路変更して飛び込むのは、かしこくない選択なのでしょうか。自分がどれだけ努力できるかにかかっているのですが、努力なんてきりがないし、とても悩んでいます。
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No,2 hirakawaです。 和食の世界でのプロを目指したいのですね。 大学を卒業して二年制の料理専門学校に入学、調理師免許を取得して卒業となると、24歳ですね。 学校で習うのは、料理の基礎ではないんです。料理専門学校では基礎以前の常識(料理を目指す人が当たり前のようにできること)を、習うんです。 料理の基礎は、(たとえば)料亭に就職?してから習うんです(正確に言うと、教えてはくれません。板長始め、先輩方の行動から盗むんです) 最初は「追い回し」からです。追い回しとは、一番下っ端のことで、鍋釜の洗物から、使い走り(公私共にあごで使われます)まで、まさに奴隷です(中学を出たばかりの連中にあごで使われるんです) 何年かして、働きが認められたら、グレードが上がっていきます。(煮方、焼方、向板、花板) 店を持つのであれば、営業的なことも必要です。 税のこと、帳簿のこと、仕入れのこと、人件費(個人的に頭が痛い) 算数苦手なので、本当にいやです(笑) 順調に一通りのことができるようになった時には、貴方は三十路を周っていますよ。結婚なんかできませんよ。 それでも、やっていく根性と気合、ありますか? 私としては、無理だとは言いませんが、ほかの道にお進みになった方がいいと思います。 料理の道は、職人以外にも沢山あります。 フードコーディネーター然り、スーパーバイザー然り、等など… このサイトには、和食の料理人の方がいらっしゃいますが、指名による質問は禁止ですので、お名前(HN)は書き込めませんが、このスレッドをご覧になっていることを祈ります。 以下、ご参考までに 今日日、世の中には、レトルトや、業務用冷凍食品が沢山あります。 お店をやるのなら、こう言うものを利用すれば、もっと早くお店がもてます。 俗に言う居酒屋修行ですね(笑)
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- kaw1963
- ベストアンサー率27% (42/152)
一応料理人です。 18で上京し、13年の修行の後に田舎に帰って開業。その店が今7年目という状態です。 一つ言えることは、料理人の仕事はとても楽しいという事です。自分が作った料理をお客様が食べてくれて、美味しいと言ってくれる。お客様がお金を払ってくれるのに「ごちそうさま」と言ってくれる。こんなにやりがいのある仕事はそうそう無いと思います。 ただ、あなたが思っているような苦労はたしかにありましたし、今でもおそらくあるでしょう。私も辛かったです。まあ、私の場合はやらないと殴られるのでやったんだけどね・・今の人はそういう辛いことをやらなくてはならないという時にモチベーションを保つのは難しいかもしれないね、暴力はいけないけど、私の場合なんかは、やらないと殴られるので怖くてやっていたら、いつのまにか巧くなってたって感じだから。そしてそういう、くそ面白くない仕事を延々と続けることで身に付く技術ってあるんですよ、そしてそれが実は非常に大切な技術だったりするわけ。そしてその技術は、くそ面白くない仕事を延々と続けることでしか身に付かないですよ、ほんと。 それから、将来店を開くという気持ちがあるのなら、なるべく上の技術を身につけた方がいいです。一流割烹店などで修行をすれば、たとえば、コロッケを作っても全然違いがでるわけです。しかも何も知らない状態でそういう店に入るというのがベストです。 10(レベル)の店を開くには100(レベル)の修行をするべし!です。 がんばってください、まだ若いんだからチャレンジ!チャレンジ!です。
お礼
>一つ言えることは、料理人の仕事はとても楽しいという事です。 なんだか、楽しい仕事だって聞けてうれしい気持ちがします。 ただの野菜だったものが、手を加えるだけで宝物みたいに見えてくるんですよね、料理って…。(私はまだ上手くできませんが) 自分の腕が上がって、思うように食材をあやつれたら本当に楽しいだろうなぁ…、と思います。 料理って、同じ材料で同じ献立を作っても、人によって味がちがうから不思議ですよね。 今週、料亭へ連れて行っていただける機会を得たので、よくよく見てきます。 アドバイスありがとうございました!
- remune
- ベストアンサー率65% (118/180)
1つ言えることは、 料理の世界でも、 他の業種でも社会は大変ですね。 22歳でも、50歳でもあなたの人生ですから いろいろと試して視野を広めるのは自由ですよ(^^) 何を持って努力・成功とするか 目標をたてる事が出来るかが仕事に打ち込める人間と打ち込めない人間の差だと思います。 才能も重要かもしれませんが・・・。 同じ職種でも 職場が変われば働く意欲もかなり変わります。 もちろん人間関係も重要ですし。 目指したいものに貪欲になれるといいですね(^-^*)
お礼
>何を持って努力・成功とするか 目標をたてる事が出来るかが仕事に打ち込める人間と打ち込めない人間の差だと思います。 なるほど。ひびく言葉です。 この人ただものではない、と思う人は、いつも先のことを考えて、必要なものをつめこんで時間をすごしている気がします。 自己管理って、難しいし、 でもそれができれば伸びるのかもしれない! と思いました。 アドバイス、ありがとうございました!
- ebichu
- ベストアンサー率32% (759/2318)
料理人だった人と、料理人を目差して挫折した人と、 料理人である人を知っていますが、 はっきりいって、大変な仕事です。 憧れだけでやっていける世界でないと思います。 残りの一生を、自分の家族も持たずに それだけに集中してやっていくのでしょうか。 料理人である知人は、結構な年数働いていますが、 家計のために、本職の他にも料理と無関係なバイトもしています。 話を聞いたら、いつ休んでるの?という感じです。 料理人をやっていた人は、途中で身体を壊して、 結局料理人でない仕事をしています。 料理人を目差して挫折した人は、 最初は熱意をもって、わりと有名な中華料理店に すごい倍率だったのに就職できたのですが、 2年ばかりで辛くて辞めてしまったそうです。 >料理で人を幸せにすることができたら素敵 そうですね。 料理に限らず、自分がしたことで 人が幸せを感じてくれると嬉しいことだと思います。 でも、進路変更することを、 かしこいか、かしこくないかと迷うなら 料理人を目指すのは辞めた方がいいように思います。 趣味の範疇で、仕事仲間や友人に 腕をふるうのもいいと思います。 行正り香さんは、料理人ではないですが、 料理を振舞うのが好きな人で、 今では、お子さんもいて、仕事もしているけれど、 料理やお菓子作りの本も出版されています。 いろんな人が、いろんな人生を歩んでいます。 仕事が生きがいになる人もいるでしょうが、 仕事は仕事、生きがいは生きがいという人も多いです。 好きなものを仕事にしたのはいいけれど、 仕事となると辛いという話も聞きます。 たくさん悩む時間があるのが学生時代です。 本を読んだり、人の話を聞いたりして、 思う存分、悩んでくださいね。(^^)
お礼
>料理人だった人と、料理人を目差して挫折した人と、 料理人である人を知っていますが、 はっきりいって、大変な仕事です。 気持ちだけでなく、体力や向いている体質もないとどうにもならないところがあるという仕事ですね。 >行正り香さんは、料理人ではないですが、 料理を振舞うのが好きな人で、 今では、お子さんもいて、仕事もしているけれど、 料理やお菓子作りの本も出版されています。 初めて知りました。奥深い文章を書く方ですね。 レシピもおいしそうでした。 アドバイスありがとうございました!
- hirakawa
- ベストアンサー率27% (509/1821)
料理にもジャンルがあるんですよ。 乱暴に言うと、和食、中華、洋食、エスニック、その他。 和食の中でも、いわゆる料亭などの板前、鮨職人など。 中華でも四川、広東、上海、北京、その他。 洋食も、フレンチ、イタリアン、ドイツ、ロシア料理もそうですね。 漠然と料理人になりたいと仰っていますが、具体的にはどこまで考えているのでしょう? ラーメン専門店のご主人も立派な料理人です。人が真似できない独自のスープを開発して、がんばっているんです。 もっと具体的なコメントが欲しいですね。 補足をお願いします。
補足
補足です↓ 日本料理のとても基本的な技術を丁寧に磨き、 料亭の板前としてやっていけるような力をつけたいです。 これから専門学校で学び、一から修行したのちに、 家庭料理を出すお店か、手の届きやすい値段のレストランで働きたいです。 ものすごい高級なすごい料理というのではなく、 普通の献立だけれど、確かにおいしくて、 こどもや家族、平均的サラリーマンが行くような お店がいいな、と思います。 基本は押さえて、デザートとか一割くらいの料理で、ちょっとだけ創作も遊ぶような、そんなお店がいいなと思います。 大学では、栄養や食文化について幅広く浅く学び、 その中で知った日本料理の料理人の、料理や考え方がすごく好きになりました。その方の、料理の世界を目指そうかな…と思うのです。 最初は企業に就職するつもりで、中食、外食、食品メーカーなどをまわっていたのですが、そちらのお仕事の説明を聞いてきた中で心が動くような出会いはまだ無い状況です。 自分がとても素敵だと思うその日本料理人を目指して、そこに向かって努力することが、一番自分に誇りが持てる生き方かもしれない、と思いました。 でも、22歳そこらの私の考えでは甘くて、 30歳くらいになったときに、 こどもや家や、両親の世話や保険や何か、 色々な現実的な問題がからんだときには、 夢を見続けるのも、楽じゃないし、すごい覚悟がいると思いました。
- hijyousyudan
- ベストアンサー率12% (342/2653)
職人の世界は甘くないです。 悩むようなら辞めておいたほうがいいでしょう。 趣味で料理をやって、 仲間に振舞えばいいじゃないですか。 それも「料理で人を幸せにすること」の一つですよ。
お礼
>趣味で料理をやって、 仲間に振舞えばいいじゃないですか。 それも「料理で人を幸せにすること」の一つですよ。 仲間とか、一番身近な人をたいせつにするって、とてもたいせつですものね。趣味で料理をふるまっている人って、なかなかとっても素敵な人が多い気がします。 アドバイスありがとうございました!
お礼
>学校で習うのは、料理の基礎ではないんです。料理専門学校では基礎以前の常識(料理を目指す人が当たり前のようにできること)を、習うんです。 料理の基礎は、(たとえば)料亭に就職?してから習うんです(正確に言うと、教えてはくれません。板長始め、先輩方の行動から盗むんです) 料理の常識を学校で学んで、料理の基礎は就職後に学ぶ、ということは、追まわしなどを経てあがっていく過程で、どんどん違う世界が見えてくるということでしょうか?学校や本からの情報だけでは見えないものが、職業として料理を選んだ人には見えてくるということですか?他の仕事をしながら、趣味で料理をきわめていくうちにも見えてくるようなものなのでしょうか? >順調に一通りのことができるようになった時には、貴方は三十路を周っていますよ。結婚なんかできませんよ。 結婚はしたいです…。でも、挑戦するにはギリギリ最後の機会のように思います。 >今日日、世の中には、レトルトや、業務用冷凍食品が沢山あります。 お店をやるのなら、こう言うものを利用すれば、もっと早くお店がもてます。 そうですね。食品企業の努力はとてもすごいし、冷凍やなにかの技術がどんどん素晴らしくなってきている。簡単でおいしいものって、本当にたくさんありますね。私などより、舌の肥えた大人たちが毎日必死に研究しているのですものね。 ていねいに聞いてくださってありがとうございました!