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「状況によって」は depending on ( )?
- Depending on circumstances, I may leave tomorrow.
- The word that fits into the blank is 'circumstances'
- While 'situations' and 'conditions' are not applicable, 'the conditions' can be used in the context of 'depending on the weather conditions.'
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googleで検索されたのですね。入試の成績はともあれ、検索結果は英語の現実の姿として受け入れることが大切です。もっともdepending on situationsのような非常に違和感のある文章を書いたのがどのようなネイティヴスピーカーか慎重に判断しなければならないでしょう。 depending on conditions は、きわめてありふれた言い方で「天気が良ければ」という意味、weather permittingと同じです。参考書の解説ではtheが必要とのことですが、むしろ冠詞をつけないほうが標準的です。conditionSがあまりにも自然に天候を意味するので、複数形にすると最初のcが大文字に聞こえるくらいです。つまり、あまりにも慣用化しているのでわざわざtheで天候に限定するまでもなくなっている表現なのです。 depending on circumstances とは、話し手/書き手と聞き手/読み手の間に、 この"I"の旅行日程に関する何らかの共有された知識、諒解事項があることを含意します。ただし、特定の単独の要因とは限定できません。"I"の人の旅費がなくなりかけているのか、嫉妬深い恋人が早く帰ってくるよう望んでいるのか、次の目的地に同行する人が見つかったのか、あるいはその他諸々を含めたすべてが動機なのか、そのような事情をコミュニケーションの当事者双方がよく知っているのです。そのようなぼんやりとした動機付けが共有されているので、「不定」で「複数」の形を取ります。ちなみにcircumstanceとはラテン語の円周に関連する言葉で、文字通り主題となる事柄を取り巻く(副次的な)事柄、という意味です。 depending on the situationとしても正しい文を作ることができます。この"I"の旅行日程に関する何らかの共有された知識、諒解事項があることを含意することではcircumstancesと同じですが、この場合はより具体的に限定されたシナリオに基づいて"I"の明日の行動について語る文章になります。旅費なら旅費、恋人なら恋人という一つの原因が想定されていることでしょう。situationsという形は、この文脈には曖昧すぎて適合しません。the situationsでは、コミュニケーションの当事者に共通の知人が複数いて、彼らがそれぞれの事情を抱えているというような場面が設定されてしまいます。 最後にdepending on the situation/circumstancesの違いは、専ら文体の違いです。前者はtheという共通諒解と限定を前面に押し出す語が主要な役割を演じており、密接な関係で交わされる簡潔なコミュニケーションに特徴的な表現です。後者は複数形で漠然とした印象を形成し、さらに多音節語の使用によって話し手と聞き手の間に距離をとる表現です。気取り、客観性、マスコミュニケーション、冷淡さなどのコンテクストが想定されます。
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- yutaka777
- ベストアンサー率52% (30/57)
この問題は、 (1)( )が一個 (2)日本語訳 (3)"I may leave tomorrow" が正解(=適当な語)を導くポイントだと思います。 この3点について、"condition", "situation", "circumstance"について考えてみます。 ただし、『私的感覚』に頼るところも多いです。^_^; (1)『( )が一個』であることから、入る形は、単数か複数になります。つまり、下の通 りです。 1a. condition, 1b.conditions 2a. situation, 2b. situations 3a. circumstance, 3b. circumstances それぞれの単語の意味&(2)(3)を考慮しながら、見ていくと…、 1a.で"depending on condition"となると、 "condition"は「(物の)状態」の意味で、例えば、売買などで「物の状態によっては、○ ○円~○○円」と使われるのが普通です。 1b.で"depending on conditions"となると、 "depending conditions"は「状況による」とも訳せますが、状況は状況でも「いろいろな 条件(諸条件)にさらされている状況」で「場合、場合による、諸条件による」の意味合い になると思います。この問題の場合、(2)(3)から考えて「いろいろな条件」というよりも「一つの状況」でしょう。 2a.で"depending on situation"ですが、 普通、"situation"って実際にあるにしろないにしろ、「ある一つの環境」を意味する言 葉だと感じます。その環境がはっきりとした具体的な環境であれば、"depending on THE situation"で、漠然としていれば、"depending on situation"となるのでは。普通は可算 名詞ですが、"depending on situation"は一応アリですし、"depending on a situation" はあまりないですね。"situation"だと、この場合、(2)(3)から考えて「何か具体的なの状況」を想定している感じです。"depending on the situation"なら問題ないのですが2語になってしまいます。 2b.で"depending on situations"となると、「いくつかの別個の環境」って感じです。これも(2)(3)から考えて「いくつか」というよりも「一つの状況」でしょう。 3a.で"depending on circumstance"は普通、"circumstance"はこの意味では、複数で使うのが普通&自然ですよね。 3b.の"depending on circumstances"は問題ないですよね。 以上。あくまで『私的感覚』による解釈ですが、いかがでしょう。
お礼
ありがとうございます。『私的感覚』が役に立ちます。
- zamm
- ベストアンサー率50% (16/32)
辞書の説明はもちろん正しいのです。 但し、the situationは良く使われます。 Depending on the situation, xxx >googleでdepending on situationsとdepending on conditionsを検索するとどちらも数多くヒットします。 「数多く」をどう評価するかによりますが、より正しい(より一般的に使われている表現)の方が桁違いでヒットは多いはずです。そちらの方が統計的に「使われている」と解釈できます。但しネット上で検索した文章の品質(正しい英語としての)は保証されているものではいので注意が必要です。言語学者らはこのような場合Corpusを一般的に利用します。これはある程度選択された「標準」文章(会話も含まれる)が基準になっています。 >どのように考えればいいのでしょうか? situationsとかconditionsは一般的に使わないほうが無難、との結論になります。
お礼
corpusのご紹介、ありがとうございます。あと、 「但し、the situationは良く使われます。」の部分がありがたいです。
- toko0503
- ベストアンサー率36% (886/2437)
こんにちは situationsやconditionsは不可で、circumstancesが可 という解答から判断しての、全くの私見なのですが、 circumstances には、自分の力では、どうにもできない(変えられない)周囲の「状況」が読みとれます。 (典型として天気とか地理的位置とかでしょうか) 一方、situationsやconditions は、ある意味、自分を含んだ(自分で作り出した)「状況」が読みとれます。 なので、situationsやconditionsによる「状況次第」の場合は、If ~節等を使って、「もし、状態が悪かったら……」などとするのでは? とふと思いました。 勝手なことを述べてしまいました。 読み捨てて下さいね。
お礼
とっても参考になります。特に、 「circumstances には、自分の力では、どうにもできない(変えられない)周囲の「状況」が読みとれます。 (典型として天気とか地理的位置とかでしょうか) 一方、situationsやconditions は、ある意味、自分を含んだ(自分で作り出した)「状況」が読みとれます。」 の部分は、なるほど、と思います。
- taichi_kun
- ベストアンサー率32% (49/150)
私の勝手な憶測ですが、 いずれも日本語の訳にすると「状況」という意味を持ちますが、 それぞれ以下のようなニュアンスの違いがあるように感じます。 (Yahoo!辞書から都合の良い部分だけを抜書きしたものですが) condition 状態;ありさま,様態;《しばしば~s》周囲の状況,情勢(circumstances) situation 立場,境遇;形勢 circumstance 周囲の事情,(付帯)状況,環境,要因,ことの次第 conditionはあるものの”状態”、situationは自分の置かれた”立場”、circumstanceは周囲の”状況”で代表させても良いような気がします。 (conditionが複数になるとcircumstancesとほぼ同等に使われるようですが) 私が3つのうちどれかを選べと言われたら、ほとんど迷うことなく"circumstances"を選ぶと思います。 depending on situationsやdepending on conditionsがどのように使われているかを調べられたらいかがでしょうか。 まったく説明らしい説明になっておらず申し訳ありません。
お礼
ありがとうございます。 「私が3つのうちどれかを選べと言われたら、ほとんど迷うことなく"circumstances"を選ぶと思います。」 やはりそうなんですね。 もう少し用例にあたってみます。
- uzzra
- ベストアンサー率43% (55/127)
辞書にそうあるのなら、辞書や参考書が正しいのでしょうね。文法的には。 ネイティブな人でも、文法を間違える人はたくさんいます。 特にご質問のような微妙なものならなおさらです。 日本人でも、日本語を間違えるのと同じですね。 ですから、あまり文法的な正確さをgoogleの検索結果に求めないほうがいいと思いますよ。
お礼
ありがとうございます。 おっしゃるとおり、確かにgoogleの検索結果に文法的正確さを求めるには無理があるでしょうね。
お礼
「補足」でお示しした、あるnativeの簡潔な回答と照らし合わせてみると、melechjapaniさんの解説がぴたりと一致してよく理解できます。 ぜひ、今後もお力をお貸しください。
補足
様々の方からご回答をいただき、感謝しています。先ごろ、カナダのあるnativeから次のような回答をもらいました。 If the speaker means WEATHER, I would use "conditions" If the speaker means WHAT WILL HAPPEN tomorrow", I would use "circumstances". In NO case would I use "situations". 皆さまの回答とあわせてとても参考になります。