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誤用から生まれた言葉や言い方
「舌鼓」は元々「したつづみ」であったものが「したづつみ」の方が言いやすいことから誤用されていたものが、今では国語辞典にも載るようになりましたね。 誤用や流行言葉などから生まれて定着してしまった言葉を捜しています。ただし、「全然」を肯定に使うとか「ら抜き言葉」のように現在進行形で変遷しつつあったり、「やらさせてください」のように誤用であるかが論議されているものは対象外とさせてください。 例えば、「新し」=「あらたし」→「新しい」=「あたらしい」、「山茶花」=「さんざか」→「さざんか」、「独擅場」=「どくせんじょう」→「独壇場」=「どくだんじょう」、「当然」=「とうぜん」→「当前」→「当たり前」=「あたりまえ」 というようなものです。 できれば、どうしてそうなったか(読み間違えから等)という解説を付け加えていただけるとありがたいです。 (見ただけでわかるものは必要ありません)
お礼
ありがとうございます。 「全然」については、高校のときに(といっても何十年も前ですが)現国の先生が肯定でも使う例を示していて違和感を覚えたことがあります。 否定で使うようになったのは近代のことなんですね。 「帝王切開」は、「切る」という意味のラテン語"caesarea"をドイツに翻訳するときに"caeser"としてしまって、シーザー(カエサル)の"Caesar"と混同してしまったらしいですね。そこからシーザー自身が帝王切開で生まれてきたという話にまで発展したとか。 今は「侃々諤々」や「喧々囂々」自体も知らない人が多いようです。 「お愛想お願いします」と、ほかの客が言っているのを聞くと、なぜか背筋が「ゾクッ」とします。 いろいろな例を挙げていただいて参考になります。
補足
回答者の皆さん、ありがとうございました。 皆さんのお陰で雑学好きの私の引き出しもかなり増えました。 回答者の皆さん全員にポイントを差し上げられなくて申し訳ありません。