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気功と太極拳て同じもの?

気功をやりたくて色々調べてみたんですが、気功と一緒によく太極拳が出てきます。この二つは同じものなんでしょうか?それとも太極拳の中に気功が入ってるって感じなんでしょうか?

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  • babusan
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回答No.2

 #1の方が言われるとおり、別物です。  まず気功ですが、実を言うと、これは不老長寿を得るために行った道教の修行法から、宗教的要素(神様をイメージする、とかお経をひたすら読むとか)を取り払って、肉体・精神鍛錬の部分のみを残したものです。儒教や仏教系の気功もあるにはありますが、道教という宗教自体が何でも取り込む性質をもっていますので、上のような表現で大過はないと思います。  で、太極拳ですが、これは古くても明代の末頃(約400年前)に創始された、殺人術をも含む紛れもない拳法です。拳法理論に道教の理論(当時は「気功」なんて概念は存在しない)を取り入れ、敵への攻撃とともに自らの体力・健康増進にも役立つものとして受け継がれ、現代は表面的には物騒な要素を取り去ったものが、今よく見る太極拳です。当然、気功と同じ鍛錬法も存在します。  太極拳は健康法としても利用されますが、下半身の筋力強化もできますし、護身術の要素もたくさん含まれます。それが気功にはないでしょう。逆に、気功は健康が第一目的ですから、そちらの方面での効果が太極拳よりもはるかにわかりやすいです。  太極拳を教える先生は、気功をも習得されている場合も多く、練習時に気功の一部を取り入れていることも多く、ますます見分けがつきにくくなっていることも多いです。が、攻撃してくる相手をいなしたりふっとばしたり、果ては殴ったり蹴ったりする武術的要素を練習の中心においている教室も少なからずあります。  いろいろなバリエーションがあるのですが、大まかな共通事項について説明させてもらいました。

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noname#175206
noname#175206
回答No.4

 重なる部分があるということなんですね。  もともと気功(内気功)は、伝統的な中国の人間の仕組みを理解・応用する思想・技術です。人体を究極まで活用したい武術にも、当然それが入ってきます。  太極拳は、本来は武術ですが、清朝の時代に文官の体力養成のために、ゆっくり動く練習方法が考案されました。  それは1時間くらいかかるものだったのですが、現代中国になってから、二十四式太極拳(簡化太極拳)にまとめられて、普及しました。この二十四式太極拳は、もう武術ではなくなって、気功の面だけがあるものです。  太極拳をやる流派では、昔から八段筋(八段錦)と呼ばれる気功法があって、拳法修練の前後のウォーミングアップ・クーリングダウンに利用されていたようです。  私は、以前に八段筋と簡化太極拳をやっていましたが、どうもなじめず、半年くらいでやめました。  気功法もいろいろありますが、書籍や練習組織・会の多い太極拳は、気功を始めるには都合がよいと思います。 ---  個人的な考えですが、私は「気」というものは仮想的なものだと思っています。でも気功法は、深呼吸体操+イメージトレーニングになっているので、実用的であるとも思います。  手短に表現すれば「実用的な虚構」とでも言ったらいいでしょうか。

  • K-1
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回答No.3

・太極拳  中国拳法の一つ。  ゆるやかな動作が多く、一部套路を取り出してきたものが健康体操として普及している。 ・氣功  呼吸法や、精神的肉体的なエネルギー集中のテクニック。 拳法にある呼吸法などのテクニックだけを抽出したのが氣功と思えば手っ取り早いでしょうか。 >それとも太極拳の中に気功が入ってるって感じなんでしょうか? の方が近いですね。

noname#25358
noname#25358
回答No.1

 別物です。  太極拳は格闘技を体操なんかに応用したもの……つーか、まぁ、ようするに格闘技なんです。  対して気功は、医学的には「集中法の一種」という分類になるんじゃないでしょうか。  お互いに矛盾しないので一緒くたに語られることが多いですが、中国の格闘技にはよく気功が出てきますよ。少林寺拳法とかでも。

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