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ラグランジュを用いた最適化問題

xはn次元ベクトル、AとBはn×nの行列です。 Aは半正定値で階数はたかだか(n-1)であるとします。 xの転置をx'と表しています。 max  x'Ax s.t.   x'Bx - 1 = 0 という問題についてなんですが、ここでラグランジュを考えると L(x) = x'Ax - λ( x'Bx - 1 ) となって、xについて偏微分して0とおくと、 Ax = λBx となり、Bに逆行列B^(-1)が存在するならば (B^(-1)A - λI)x = 0 (Iは単位行列) となりますよね。ここまではわかるのですが、次に 「B^(-1)Aの最大固有値をλ1とすると max{L(x)} = λ1 が求まる。」 と書いてあって、理解できません。 どなたかよろしくお願いします。

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回答No.1

Ax = λBx を満たす x が最大値(正確には極値)を 与えるわけです。 これを使ってもとのL(x)において Ax を消去すると、 L(x) = λ になりますよね? 許されるλは (B^(-1)A - λI)x = 0 によって決まるわけなので、B^-1 A の固有値です。 すなわち、固有値のうちで最大のものが max L(x) に なるわけです。

coldplay
質問者

お礼

L(x)=λ になるんですね! 完全に盲点でした。 ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

  • yaksa
  • ベストアンサー率42% (84/197)
回答No.2

たんに、 (B^(-1)A - λI)x = 0 B^(-1)Ax = λx の解をL(x)の式に代入しただけかと。 Ax = λBx 両辺に左からx'をかけて x'Ax = λx'Bx したがって、 L(x) = x'Ax - λ( x'Bx - 1 )    = λ

coldplay
質問者

お礼

タッチの差でしたね(笑) ありがとうございました。

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